ブレイブ・クロス・テックが上場(IPO)を目指しユニコーンで資金調達を行います。世界唯一のベアリングボールを世界市場に売り込みサンプルテストに合格しています。現在のところ評判もよく企業評価も高そうです。もしかすると巨大市場が生まれるかもしれません。


提供する商品はセラミックベアリングボール(ブレイブボール)と名付けられ商標登録されています。もし海外大手企業で採用されれば生産が追い付かない状況になると考えています。


ブレイブ・クロス・テックが上場(IPO)を目指しユニコーンで資金調達
※ユニコーン公式サイト引用


その場合は上場(IPO)ではなくM&A(企業買収)の可能性が高い気がします。日本の大手メーカーもブレイブボールが良いとわかればすぐに話が進みそうです。


それだけインパクトが個人的にある企業だと思います。また、ユニコーンの説明では自動車産業を主戦場に販売する予定となっています。


自動車産業だとベアリングの利用が想定されるようです。私も自動車業界で働いているためこのベアリングは非常に身近な部品です。走行距離が多くなると必ずベアリングの破損問題が出てきます。


人命にも関わるパーツになるため日本の技術が世界で利用されることになれば嬉しく思います!また壊れにくい製品かつコストもこれまでよりも大幅に下がるそうです。


では今回も詳しく事業内容を確認してみたいと思います!

【この記事を読んでわかること】
  • セラミックベアリングボールが自動車産業に変革を起こす可能性について説明している
  • ブレイブボールが画期的な技術で生まれたことを説明している
  • 世界シェア1位の企業に試作品納入を行い評価が高いことがわかる
  • 上場(IPO)を行う時期が5年以上先を予定していることを説明している
  • 株主優待のハンドスピナーが一部のマニアに喜ばれる可能性について書いている



ブレイブ・クロス・テックは独自技術を活用した画期的なセラミック製品!

ブレイブ・クロス・テック社が開発したセラミックベアリングボール(ブレイブボール)は、製品として優れていると感じます。人類にとっても素晴らしい技術と製品だと思いました。


ただデメリットは何なのか?と考えた場合にもしかしたら類似品が世界にあるかもしれない。と思ったことです。調べると「ブレイブボール」の製造方法に関する特許を取得しています。このため競合他社は存在しないそうです。


ブレイブ・クロス・テックの窒化ケイ素セラミックボール
※ユニコーン公式サイト引用


同社が商品化したブレイブボールはベアリングに使われていることが多く、自動車部品をはじめハードディスク、ロボット、風力発電など民生品からインフラまで様々な機械に組み込まれています。


ベアリングのことがわからない方は下記動画を見ていただくとわかりやすいと思います。






ベアリングは内輪と外輪、ボールの3つの要素で構成され、内輪と外輪の間に充填された小さなボールが回転することで、軸が滑らかに回転することを助ける精密部品です。



また、同社代表取締役社長の田谷克裕氏の技術ではなく、顧問の渡邊敏幸氏が「プラズマ燃焼合成法でセラミック粉体を生成する技術」を研究し、新素材「βサイアロン」を活用して開発(製造)した商品になるそうです。


難しいことはわかりませんが、日本の技術力が世界に広がるチャンスがあるように思います。


もし本当に画期的な技術であれば日本精工(6471)やNTN(6472)、ミネベアミツミ(6479)からの話もあるはずです。いきなり世界に進出するようなので驚きです。

窒化ケイ素セラミックボール(ブレイブボール)の何が良いの?特徴をまとめてみた結果

一般的に利用されているベアリングの素材はスチールになります。市場の約9割を占めている素材になり価格も安いことで普及しています。


しかし腐食の問題や製造過程で環境問題が発生する懸念があります。また高性能とされる窒化ケイ素セラミックボールを利用すると価格がスチールボールの20倍にもなるそうです。


実際に市場で販売されている価格を確認してみると値段の違いに驚きました。窒化ケイ素セラミックボールが普及しない理由はコスト面の影響が大きいようです。


窒化ケイ素セラミックボール(ブレイブボール)
※ユニコーン公式サイト引用


そこで登場するのが今回のブレイブボールになります。ブレイブボールは独自の燃焼合成技術で生成した粉末状の新素材「βサイアロン」と、特殊加工技術によって生まれた新しいセラミックベアリングボールです。


耐熱性や耐食性、軽量、剛性、高度など優れており、各種試験結果では窒化ケイ素セラミックボールと同等、もしくはそれ以上の性能を有することが証明されているそうです。


スチールボールは1個当たりの単価が約10円、窒化ケイ素セラミックボールは200円、ブレイブボールは想定単価が20~30円になるそうです。


価格が安いからと言って品質が悪ければ利用されないと思います。しかし、窒化ケイ素セラミックボールと同等の性能があることで今後利用される可能性が高いと思います。


将来的には耐熱セラミックパネルや半導体、ロボットなどの分野にもこの技術を活用していくそうです。


【ブレイブボールの特徴】
  • 製造過程で二酸化炭素を全く排出しない
  • 窒化ケイ素セラミックボールと同等の性能を有している
  • 主原料が砂
  • レアメタルを使用していない
  • 1個当たりのコストが低い
  • 加水分解しない


企業概要を詳しく調べてみました

ブレイブ・クロス・テックのホームページを確認したところブレイブボールの製造工程なども詳しく書かれていました。また、シード期にある企業としてはホームページが見やすいと感じました。


シリコン合金を利用した製品なども製造しているそうです。


項 目その内容
会社名株式会社ブレイブ・クロス・テック
本社住所〒108-0072
東京都港区白金6-21-13
代表者名田谷克裕
設立年月日2019年12月13日
決算期10月
事業内容
  • 無機化学工業製品製造業
  • 金属及びセラミックスの粉末並びに成形品の製造及び販売
資本金1,000万円
発行済株式数5,250株
主要株主田谷克裕 100%
※2020年10月27日調べ


1株20,000円の設定となっているため時価総額(プレバリュエーション)は1.05億円になります。会社設立から間もないため従業員などの記載はありません。


代表取締役の田谷克裕氏の経歴には「株式会社田谷螺子製作所」と書かれおり、確認すると田谷克裕氏の名前があります。従業員はホームページに20人と記載されています。


また、顧問の渡邊敏幸氏は東証1部上場の大同特殊鋼(5471)にお勤めになり、1994年には常務取締役就任という経歴が確認できます。受賞歴も多く西山記念賞(日本鉄鋼協会)や科学技術功労賞(科学技術庁)など多くの受賞歴があります。



ブレイブ・クロス・テックのビズネスモデルを考察!市場独占の可能性

自動車1台あたりに150個程度のベアリングがあるそうです。細かい部品まで入れるとそうなるのかもしれませんね。


世界の自動車生産台数は年間9,000万台で自動車用だけでも年間100億個のベアリングが必要になるそうです。この領域をブレイブ・クロス・テックは独占する可能性も考えられます。


ブレイブ・クロス・テックのビズネスモデル
※ユニコーン公式サイト引用


実際には難しいと思いますし、コストをできる限り下げたい企業はスチール製品をこれからも使い続けるでしょう。壊れたら交換することで部品代金と修理代金が発生するためその領域で儲かりたいと思うメーカーもあるかもしれません。


ユニコーンに書かれた内容には以下のような文言があります。


世界の4大ベアリングメーカーはスウェーデンのSKF、ドイツのシェフラー、日本精工、NTNですが、中でも最大手のSKFは世界シェアの19%を確保しており、売上高は1兆円を超えます。


なぜ、日本メーカーの日本精工やNTNを飛び越えてシェア1位のSKFになったのか経緯を疑問に思っていましたが、渡邊博士が前職で懇意にしていたと書かれている文面を発見しました。


SFKを調べると日本エスケイエフ株式会社が日本法人として存在しています。横のつながりがあり、SKFにターゲットを絞ったようです。2021年に試作品を受注し同年秋までに44万個、2022年秋までに66万個を納入する予定だそうです。


SKF向けの量産が正式に開始したら、他の大手メーカーにも販路を拡大するそうです。ただ気になるのは生産が追いつくのか?と疑問に思います。


ブレイブ・クロス・テック社のブレイブボール製造工程
※ブレイブ・クロス・テック公式サイト引用


ブレイブ・クロス・テックの公式サイトには上記のような装置画像が掲載されています。しっかりした装置のように感じますが、1台だと生産能力に限界があると思います。


株式投資型クラウドファンディング(ECF)で集めた資金を設備投資に回すようですが、装置には相当な費用が必要だと思います。もしかすると資金援助を行う企業が出てくる可能性があるかもしれません。


また、SKFのサンプルテストに合格し評価が高かったのは「破壊靭性」だそうです。試験結果では窒化ケイ素セラミックボールを大きく上回ったそうです。


現在は大量発注の検討段階にあり期待ができるそうです。特許はブレイブボールの製造方法に関するものだそうです。これにより独占的に製造・販売することが可能だそうです。


理研ワールドのように装置の販売は行われないのかな?と思うところも個人的にあります。




ブレイブ・クロス・テックの上場(IPO)は2026年10月期目標にしている

電気自動車(EV)の生産台数が急激に増えていることから同社製品に期待が持てるそうです。電気自動車にスチールボール(ベアリング)を使用すると、鉄の性質によってエネルギーが失われる「鉄損」が起きるそうです。


耐電磁性に優れる「ブレイブボール」を使用すれば鉄損を抑制することが可能になるそうで、計算上ではEVの燃費が改善するそうです。


ブレイブ・クロス・テックの上場(IPO)時期
※ユニコーン公式サイト引用


SKFの受注量を増やしていき、2026年10月期までに売上高1兆円の0.3%にあたる30億円の受注を目指します。これは数量だと約1億個に相当するそうです。他のメーカーは2024年からの受注を目指すそうです。


自動車だけでなく、耐熱セラミックパネルや半導体、ロボット、航空宇宙等の業界開拓も進めていくそうです。


IPOの準備は2024年10月期から行い、2026年10月期を基準期とする計画になっています。かなり先の上場となりそうです。状況によっては早まる可能性もあるかもしれません。


事業計画を確認すると2025年10月期の売上・利益があれば上場してもおかしくないでしょう。シニアベンチャー企業になり、東証2部へ上場してきそうな事業内容だと思います。


主原料が「砂」のため設備さえあれば増産も可能だと思います。


ブレイブ・クロス・テックの株主優待が欲しくてたまらない理由

株主優待を確認するとハンドスピナーとなっています。多分、市販品との違いを体感することは難しいと思いますが持っているるだけで自慢できそうです。


安いハンドスピナーはベアリング部分がゴロゴロしていますが、値段が高くなると回転抵抗が低減でき面白いほど回ります。何が楽しいのか伝わらないと思いますが、一時期ストレス発散商品としてブームになりました。


ブレイブ・クロス・テックの株主優待はハンドスピナー
※ユニコーン公式サイト引用


株主優待の内容は、株数(投資金額)に関わらず、ブレイブボールを使用したハンドスピナー2個を贈呈となっています。


ブレイブボールを体感できる製品となっていることで地味に嬉しい株主優待だと思います。投資先の商品を手に入れることができると株主としても応援したくなるはずです。


ハンドスピナーには「集中力アップ」や「ストレス解消」の効果もあるそうです。株主優待の時期は2021年11月以降となっています。


対象者は毎年10月末日現在株主名簿に記載又は記録された株主を対象としています。今回投資を行った投資家は貰えることになります。


ハンドスピナーにブレイブボールを使用した製品も需要があれば商品化できるかもしれません!


株式投資型クラウドファンディング(ECF)投資に興味があれば、下記記事に詳しく事業者の評判や評価としてまとめています。よかったら参考にしてください。イークラウドは11月上旬に2号案件が登場するそうです。


【株式投資型クラウドファンディング企業】
  1. ユニコーン(UNICORN)
  2. ファンディーノ(FUNDINNO)
  3. イークラウド(Ecrowd)

ブレイブ・クロス・テックへの投資は問題ないのか?どこに注意すればよいのか考察

ブレイブ・クロス・テックへの投資は期待ができるかもしれません。渡邊敏幸氏が株主でない事にはやや残念な気持ちもありますが、その辺りは当事者にしかわからない事でしょう。


日本の技術が他国へ流出しないためにも是非成功させてほしいと思います。


募集要項をまとめると下記のようになります。最低申込金額は100,000円になっています。株主優待は100,000円の投資から頂くことができます!


項 目その内容
プロジェクト名地球環境に優しく、高性能・安価なセラミックベアリングボールで産業を刷新する「ブレイブ ・クロス・テック」
目標募集額(株数)10,000,000円(500株)
上限募集額(株数)60,000,000円(3,000株)
募集価格1株当たり20,000円
申込単位5株
最低申込金額(株数)100,000円(5株)
上限申込金額(株数)500,000円(25株)
申込期間2020年11月04日~2020年11月08日
※2020年10月27日調べ


投資を行う場合の注意点はスウェーデンにあるSFKに採用されるかどうかでしょう。その後は生産体制の構築だと思います。


個人的には大手企業から企業買収される可能性があると思います。事業規模と生産体制にやや疑問を感じるからです。プレバリュエーションも低いため大手企業からの買収もあり得ると思います。


ユニコーンで資金調達を行う前に大同特殊鋼(5471)が関わっていても良さそうなんですけどね。


事情や目指す方向性の違いがあるのかもしれません。事業計画では2021年10月期で売上2,000万円、営業利益-2,000万円となっているため投資をされる方は不安定な期間があると思います。


ブレイブ・クロス・テックが目指している領域は大規模な設備投資が必要になると思います。今回の資金調達以外にも資金を必要とする可能性があると考えています。


技術系の企業はIT系と異なり、上場まで時間が必要になる傾向があります。出資をお考えの方は長期投資覚悟でリターンを求めたほうがよいでしょう。




ユニコーンを通して出資される方はインタビュー記事も参考になると思います。かなり内容が濃いため他社と比較してご検討ください!


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