アイドマ・ホールディングス(7373)のIPOがマザーズに新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。今回も業績や上場規模などを確認し、IPO抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数 1,370,000株、オーバーアロットメント205,500株です。上場規模は想定発行価格1,830円から計算すると約28.8億円になります。


業績好調のため初値期待ができそうです。しかも株数が多く事業も投資家に好まれる領域となっています!!


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの初値予想と上場
※アイドマHD公式サイト引用


現在は営業に関する業務支援が主となっていますが、今後営業以外の業務(広報、人事、総務、労務、経理及び財務等)の様々な業務領域に支援の幅を広げていくそうです。


また、在宅ワーク以外にも副業や顧問といった就業形態などの働き方支援に幅を広げ、様々な働き手に企業がダイレクトに、アクセスして業務を依頼出来るプラットフォーム事業の構築を進めるそうです。


これらの取り組みを通じて業務支援・就労支援の可能性を広げ、一つの市場を作るビジョンがあるそうです。今期業績も好調となっていることからコロナ禍が追風となっているのかもしれません。


同社は対面での営業活動に代わる手段としてニーズが高まっていると先読みしているようです。実際に業績に反映されているため今後も期待できそうです。


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種サービス業
事業内容
  • 法人向けに営業戦略の立案、実行、検証、改善提案までをワンス
    トップで提供する営業支援
  • 営業 DX ツールの開発・活用支援
  • クラウドワーカーに特化した就労支援サイトの運営
  • クラウドワーカーを活用した業務フローの構築・運用支援
  • クラウドワーカー活用支援ツールの開発・活用支援
  • オンラインコミュニケーションツールの開発・活用支援
上場日6月23日
ブックビルディング期間6月07日~6月11日
想定価格1,830円
仮条件1,830円~1,930円
公開価格1,930円
初値結果3,430円(公開価格1.78倍)
企業情報https://www.aidma-hd.jp/
監査人EY新日本有限責任監査法人


【手取金の使途】

手取概算額1,584,420千円及び「1新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限345,979千円と合わせた、手取概算額合計上限1,930,399千円について、①採用費、②広告宣伝費、③システム開発費、④オフィス移転費用等に充当する予定であり、その具体的な内容は以下に記載の通りです。

①当社グループにおける各サービスの拡大、品質向上のために必要となる優秀な人材の採用費として476,000千円
②当社グループ、各サービスの認知度向上及び顧客基盤拡大のための広告宣伝費として1,099,000千円
③当社各サービスの拡充に向けたシステム開発費として220,000千円
④残額は、2023年8月期までに人員拡大に伴うオフィス移転に係る移転費用、賃料、敷金及び保証金等に充当する方針であります。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数950,000株
売出株数420,000株
公開株数(合計)1,370,000株
オーバーアロットメント205,500株
上場時発行済み株数7,376,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約135.0億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
東洋証券
マネックス証券
極東証券
楽天証券
エース証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


アイドマ・ホールディングス(7373)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,830円を基に吸収金額を算出すると約25.1億円となり、オーバーアロットメントを含めると約28.8億円規模の上場となります。業績急拡大で面白そうなIPOだと思います!


同社グループはアイドマ・ホールディングスと連結子会社1社(株式会社meet in)、及び持分法非適用関連会社1社(テックジェンス株式会社)の3社で構成されています。


顧客における外部リソースの有効活用と生産性向上を目的として中小企業向けの営業支援を主としたワーク・イノベーション事業を行っています。


同事業では、営業を主とした業務支援によって顧客の生産性を向上させるだけではなく、人材不足に悩む中小企業に対して、潜在的に働ける方を、新たな働き手として繋げ、外部活用を促す就労支援も行っています。


企業と働き手双方にとって価値ある機会を創出する事業活動を通じて、同社グループの経営理念を実現していくそうです。


事業はワーク・イノベーション事業の単一セグメントになっていますが、同事業は営業支援サービスである「セールス・プラットフォーム事業」、人材支援サービスである「ママワークス事業」、業務支援サービスである「meet in事業」の3つのサービスで構成されています。


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの上場評判と業績
※有価証券届出書引用


セールス・プラットフォーム事業は、同社グループの事業活動を通じて得られた営業に関するデータベース及び独自に開発した営業支援システム(Sales Crowd)を活用し、主に法人向けビジネスを営む顧客企業の持つ商材やサービスに応じたテストマーケティングの実行支援を行っています。


テストマーケティングの実行支援は、概ね1年にわたって営業プランを様々な角度から検証し、効果の高いパターンを見つけ出し、顧客の営業活動における成果の追求、生産性向上を支援します。


同社では毎月約60万件を超える電話営業を中心とした手法を通して、様々なテストマーケティングを行っています。


そのためサービス別、業種別、エリア別、アプローチ手法別等の様々な営業の成功事例が蓄積されたデータベースを有しており、顧客に対して営業活動の企画を立案し、その効果をテクノロジーを活用して効率的に検証し、効果が見込まれる企画を在宅ワーカーを活用してテストマーケティングを実践する営業支援を提案しています。


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの特徴
※アイドマHD公式サイト引用


同社グループでは、創業当時から自社でシステムの要件定義、設計、開発、テストを行う体制を構築しており、システム開発に関する多くのノウハウを社内に蓄積しています。


そのため、システムの不具合の発生やバージョンアップ等に関しても高品質かつスピード感をもって対応していく体制を構築しているそうです。


ママワークス事業は、人材不足に悩む中小企業に対して、潜在的に働ける方を新たな働き手として繋げていく就労支援を行っています。


ママワークスは「在宅ワーク」に特化した求人サイトになり、登録会員数は2021年3月時点で26万人を超えています。


アイドマ・ホールディングス(7373)の販売実績
※有価証券届出書引用


企業にとって、在宅ワーカーを活用するメリットは、子育て世代の優秀なキャリアを持つ人材を活用できること、企業にとって必要なタイミングに最適な期間で業務の委託ができ、固定費の軽減を図ることが可能となる等が挙げられます。


meet in事業は、これまで直接的に会って行われていた商談・面接をオンライン上で行うことで、時間やコストの削減につながるそうです。


顧客の業務の効率化を最大化するために、自社で開発したオンラインコミュニケーションインフラが「meet in」です。meet inは2018年11月のサービスリリースから2021年3月末時点で3,400社を超える企業に導入されています。


従来必要であったアプリケーションのダウンロードやインストールは一切不要で、発行されたURLをクリックするだけで瞬時に相手方につなぐことができます。


meet in上でやりとりされた音声を、人工知能を活用してリアルタイムに文字起こしする機能も実装しているそうです!


アイドマ・ホールディングス(7373)の企業財務情報と配当性向

回次第11期第12期
決算年月2019年8月2020年8月
売上高1,294,8331,829,843
経常利益119,399216,120
親会社株主に帰属する当期純利益84,703164,228
包括利益84,703164,228
純資産額345,659509,888
総資産額707,3731,677,151
1株当たり純資産額53.7179.27
1株当たり当期純利益金額13.8125.56
自己資本比率(%)48.830.4
自己資本利益率(%)32.138.4
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー212,952356,547
投資活動によるキャッシュ・フロー△77,707△37,479
財務活動によるキャッシュ・フロー107,142398,345
現金及び現金同等物の期末残高398,9081,116,321
※数値は千円単位



第13期第2四半期連結累計期間(2020年9月01日~2021年2月28日)
  • 売上高1,606,243千円
  • 営業利益469,879千円
  • 経常利益472,989千円
  • 四半期純利益310,317千円



【第13期第2期のチェックポイント!】

当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響による二度目の緊急事態宣言が発令され、当該感染症の収束の兆しが見えぬまま経済の下振れリスクを内包した状況で推移しています。

このような状況下で在宅ワークが定着した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業から発注があったそうです。これと言って内容は書かれていませんでした。


アイドマ・ホールディングス(7373)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2008年12月22日、東京都豊島区南池袋二丁目25番5号に本社を構えます。社長は三浦陽平氏(1983年3月09日生まれ)、株式保有率は41.60%(2,791,200株)です。


従業員数136人で臨時雇用者34人、平均年齢29.4歳、平均勤続年数1.6年、平均年間給与5,428,000円です。連結従業員数は141人で臨時雇用者34人となっています。


セグメントはワーク・イノベーション事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
JPM株式会社3,000,000株44.71%
三浦陽平2,791,200株41.60%
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合273,000株4.07%
佐賀寛厚253,200株3.77%
K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合153,000株2.28%
三浦和広134,520株2.00%
識学1号投資事業有限責任組合無限責任組合員51,390株0.77%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である三浦陽平、当社株主であるJPN株式会社、三浦和広、阿部光良、若林稔及び株式会社コバ並びに当社新株予約権者である佐賀寛厚は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2021年12月19日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。

また、当社株主K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合、K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合及び識学1号投資事業有限責任組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年9月20日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、その売却価格が「第1募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く)等は行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2021年12月19日まで)のロックアップが付与されています。


またベンチャーキャピタル3社には90日間(2021年9月20日まで)のロックアップと発行価格1.5倍以上のロックアップ解除が設定されています。


親引けは行われません。


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの初値予想と幹事引受け株数

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


中小企業向けの営業支援(コンサルティング)を主力としている企業になり業績が拡大傾向にあります。一部では機関投資家の参戦も期待できると言われており初値押し上げの要因になりそうです。


自社で運営している人材支援サービスであるママワークスにより、クラウドソーシングを利用したビジネスにも妙味がありそうです。競合他社との比較においても強みを持つビジネスを行うとあり注目されています。


仮条件は想定発行価格を下限として1,830円~1,930円に決定し、吸収額は30.4億円で時価総額は142.4億円になります。マザーズ上場としてはやや荷もたれ感がある金額となっています。


大手初値予想2,500円~3,500円
修正値3,000円~3,500円

※注目度B


業績は2021年8月期の連結業績予想が出ており、売上34.76億円となり前期比90.05%増、経常利益7.34億円となり前期比239.81%増を見込みます。


四半期利益は4.80億円となり前期1.64億円から192.68%増を予想しています。EPS72.64からPERは26.57倍、BPS354.87からPBRは5.44倍になります。配当や株主優待はありません。


企業規模がまだ大きいとは言えませんが急成長中の企業であることは間違いなさそうです。コロナ禍が追い風となっている状況とあり、しばらくは業績が好調に推移する期待があります。


同社のターゲットが中小企業となっていることで、価格設定が安価という価格面のメリットも他社比較で大きいようです。IPO的には買われると考えられるため積極的に参加します!


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)1,233,000株90.00%
SBI証券68,500株5.00%
東洋証券13,700株1.00%
マネックス証券13,700株1.00%
極東証券13,700株1.00%
楽天証券13,700株1.00%
エース証券13,700株1.00%


みずほ証券が主幹事のためみずほ証券からの抽選参加を優先すると良さそうです。株数はOAを含め1,575,500株あるため平幹事からの当選も狙えそうです。


SBI証券は抽選枠の当選も多少期待できると思います。利益見込みはあると思いますが同日上場が複数銘柄発表され資金分散が起きると思います。


IPOルールは下記記事でまとめています!




みずほ証券の次に当選しやすそうなのはやマネックス証券だと思います。引受株数が多ければ積極的に申込んでおきましょう!


引受けた株数を全て抽選に回す貴重な証券会社です。こちらも下記記事でIPOルールをまとめています。




また大和証券が幹事を引受けた場合にIPO抽選に参加できるCONNECT(コネクト)の口座開設はお済ですか?当選確率を少しでも高めたい方は大和コネクトからも抽選に参加しておきましょう。


できるだけ早いから参加しておいたほうがよいと思います。当選者の声は多いようなので期待しています。口コミも多いためチェックしておきましょう!!




類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
ブイキューブ(3681)PER28.38倍PBR15.01倍
クラウドワークス(3900)PER97.5倍PBR7.21倍
ドリームインキュベータ(4310)PER119.52倍PBR1.04倍
※2021年6月05日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
該当事項なし-株-円


ストックオプション(新株予約権)はありません。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は15年と長くソーシャルレンディングも6年目突入!安定の利益でブログも15年目に突入。


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

アイドマ・ホールディングスのIPOは狙いに行きたいと思います。利益が見込めるIPOは攻めた申し込みを行っておきましょう。


同日上場なのは仕方がないためあとは地合い頼みだと思います!


アイドマ・ホールディングス(7373)IPOの評価
※アイドマHD公式サイト引用


現時点ではコンサルティングによるフロー型収益モデルがビジネスモデルの中心となっています。


今後は自社開発した営業支援ツール「Sales Crowd」の拡販に加え、営業支援で培ったノウハウ、蓄積してきたデータを活かした新サービスの開発・展開を推進しストック型収益モデルの拡充を図るそうです。


競合企業は複数存在しますが、在宅ワーカーを活用した業務体制の構築や業務手続のマニュアル化、オンラインを活用した会社と在宅ワーカーとの連携体制の構築等の支援実績に基づくノウハウを有している事など差別化要因として競争の優位性があるそうです。


前期売上が約18.3億円と事業規模が大きいとは言えませんが、右肩上がりで成長しているため投資家に人気だと思います。


緊急事態宣言が出たりコロナ禍が深刻化しています。そんな中で在宅ワーカーを活用したビジネスが注目されるかもしれません。


新株予約権による潜在株式数は283,800株で発行済株式総数6,426,000株の4.4%に相当するそうです。


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詳しく内容をまとめたのでよかったら投資の参考にしてください。他社のロボアドバイザーよりも期待できると言った話もあるようです!!


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