日本モーゲージサービス(7192)IPOが新規上場承認されました。住宅事業総合ソリューションサービスを行っている企業になり、公開株数は少なめの設定になります。株数は少ないため初値不安はそれほどないように思います。主幹事は相性が最近よいみずほ証券となっています。


日本モーゲージサービス(7192)IPO新規上場承認


業種:その他金融業
市場:ジャスダックスタンダード(JQS)
公開予定:12/19
BB期間:11/30~12/06


【事業内容】
当社グループは、当社及び当社の子会社(株式会社ハウスジーメン、株式会社住宅アカデメイア、一般社団法人住宅技術協議会の3社)により構成されており、全国各地の住宅関連事業者(注1)へのサービス提供を通じ、最終的には住宅取得者の満足の実現に寄与するために、住宅金融事業、住宅瑕疵保険等事業、住宅アカデメイア事業を営んでおります。

まとめると⇒ 住宅関連企業を対象に、住宅金融、住宅瑕疵保険、システム開発・クラウドプラットフォーム、事業生産性コンサルティング等の住宅事業総合ソリューションサービスの提供



【資金使途】
手取概算額546,760千円に、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限101,706千円を合わせた手取概算額合計上限648,466千円については、子会社の株式会社住宅アカデメイアへの投融資資金として充当する予定であります。
具体的には、株式会社住宅アカデメイアにおける住宅アカデメイア事業の事業拡大に伴う運営費等の運転資金として280,466千円(平成29年3月期184,000千円、平成30年3月期96,466千円)、また、住宅アカデメイア事業におけるハウジングプロバイダ・システム改修等を行うための設備資金として368,000千円(平成30年3月期46,000千円、平成31年3月期138,000千円、平成32年3月期184,000千円)を充当する予定であります。なお、上記調達資金については、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。



100株単位
公募株数 300,000株
売出株数 69,600株
合計株数 369,600株(3696枚)   ←意外に少ないです


想定価格 2010円 ⇒ 20.1万円必要
仮条件  1810円~2010円に決定しました!
公開価格 12/07に決定予定です


【幹事団】
みずほ証券
SMBC日興証券     ←SMBC日興証券のIPO抽選ルール
SMBCフレンド証券
いちよし証券
SBI証券       ←ここ数年毎年IPO頂いています





■ 日本モーゲージサービスIPOの評判と分析
オーバーアロットメントによる売出し55,000株
想定発行価格2010円を基に吸収金額を算出すると約7.4億円となり、オーバー
アロットメントを含めて算出すると約8.5億円となります。
日本モーゲージサービスHP⇒ 最長35年間、お借入れ時の金利をお約束


日本モーゲージサービス(7192)初値予想
↑クリックで拡大します         ⇒ ヒロセ通商タイアップで現金や食材GET


単体売上は横ばいですが、連結では上昇傾向にあるようです。
利益は出ており、安泰のイメージでしょうか。
住宅金融事業、住宅瑕疵保険等事業、住宅アカデメイア事業があり、売上のウェイトが
高いのは住宅瑕疵保険等事業(かし保険)になります。


会社設立は2005年08月、東京都港区西新橋に本社を構えます。
社長は鵜澤泰功氏(61歳)、株式保有率は0.44%(9,000株)しかありません!
従業員数は52人で平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は4.1ヶ月、平均年間給与
約555万円となります。


日本モーゲージサービス(7192)IPOロックアップと株主
↑クリックで拡大します         ⇒ 東海東京証券のIPO抽選ルール詳細 


【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人であるOMソーラー株式会社、株式会社スズケン&コミュニケーション、川﨑知人、江間隆太、大野恭平、釜田聡、阿部公一、太田明美、塩澤偉及び道下佳紀、貸株人である株式会社ビルダーズシステム研究所、並びに当社株主であるティー・ハンズオン1号投資事業有限責任組合、株式会社日本レジデンシャルファンド、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社メープルリーフ、株式会社アールシーコア、株式会社OSCAR、東京海上日動火災保険株式会社、三菱UFJキャピタル2号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援投資事業有限責任組合、株式会社ハシモトホーム、株式会社ノーブルホーム、ヤマイチ株式会社、株式会社ヒーローライフカンパニー、有限会社Beハウス・アクト、藤巻正司、楳野範生、祖父江久好、馬場悦子、鵜澤泰功、髙坂明孝、青木裕美、丹羽喜裕、寿浦光晴、中井喜之、羽生五泰、中野政生、中村恵治、林弘美及び仲田幸嗣は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の平成29年3月18日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨合意しております。なお、ロックアップ対象株式は、上記株主の保有する当社株式のうち1,566,400株であります。



ロックアップ期間は90日間(平成29年3月18日)、ロックアップ解除倍率は1.5倍と
なります。ロックアップ率は高いように感じますが、ベンチャーキャピタルや関連企業
の保有率が高いIPO案件です。
ZMP(7316)IPOと上場日が被っている事がデメリットになります。
日本モーゲージサービスの初値は上記の事から1.5倍は超えてこないでしょう。
人気事業とは言いにくいですからね。

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