CaSy(カジー)IPOの抽選結果がほぼ出そろいました。調べるとブックビルディングに積極的に参加していた投資家が多かったようです。ライトワークスのセカンダリー売買が活況だったタイミングと言った理由がありそうです。


また、IPOチャレンジポイントのボーダーラインを調べてみましたが利用者が少なくはっきりボーダーがわかりませんでした。


CaSy(カジー)IPOの抽選結果


家事代行のマッチングプラットフォームを運営している企業になり、上場タイミングで黒字化しています。


また時価総額25.5億円で上場時の吸収金額が3.3億円となっています。オファリングレシオは13%程度と絞って上場させてきます。


類似企業比較では割高な株価設定になりますが、軽量級のIPOのため現時点では初値利益が見込める観測が出ています。


しかし足元の地合いは日々悪化しており油断できないかもしれません。需給頼みは軽量級のIPOであることだけです。


ITテクノロジーを利用したビジネスとなっていますが所詮は家事代行サービスだと思います。


CaSy(カジー)IPOの公開価格が決定しました

公開価格は仮条件上限の1,350円に決定しています。公募組は積極的に申込みを行っている方が多かったように思います。


新株式発行並びに株式売出届出目論見書の訂正事項分によれば、申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。


また、需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限価格に集中していたとあります。このためブックビルディングでは人気があったと考えられます。


幹事引受け価格は1,242円に決定しています。シンジケートカバーで初値が成立した場合は10,800円の損失になります。これまでの初値予想や幹事引受け株数などは下記記事でまとめています。

CaSy(カジー)の上場データと初値予想を考察


CaSy(カジー)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

抽選結果を確認してみたいと思います。主幹事のSBI証券からは家族総出で申込んでいましたが100株ずつの申込みを行っていました。


IPOチャレンジポイントだけ貰う算段です。訂正するのが面倒で100株のまま参戦していました!


幹事名抽選結果
SBI証券落選
みずほ証券落選
松井証券落選
マネックス証券補欠当選
丸三証券落選
楽天証券抽選前
岩井コスモ証券抽選前
極東証券口座なし
東洋証券口座なし
水戸証券口座なし


CaSyマネックス証券補欠当選


完全平等抽選を行っているマネックス証券で補欠当選となっていました。とりあえずこのまま補欠当選を申し込んでみたいと思います。


2022年はRecovery International(9214)に当選するも損失となり、IPOを長年続けてきて初めてマイナスからの出発となっています。何となく弱気な姿勢で挑んでいる状況が今も続きます。


微妙なIPO承認も多くなりイケイケ感が感じられません。CaSyの場合は公開価格を超えると思いますがVCも売却を控えているため、ロックアップを外しに行く展開は想定しにくいと思います。


マネックス証券のIPOルールは下記記事でまとめています。




CaSy(カジー)IPOの最新の初値予想は?

最新の初値予想を調べてみました。1500円程度が節目となる可能性があるそうです!


公募組は利益が出ていれば即売の可能性があります。セカンダリー向きのIPOではないと思うので投資家の「ノリ」で株価が変動しそうです。


最新のIPO初値予想


最新の初値予想は1,500円~1,800円となっています。上場承認時は2,000円前後の予想だったためやや予想値が下げられました。


公開価格は1,350円なので数万円の利益が期待できそうです。ただ上場前日のNYダウ平均が大きく投資家心理に影響しそうです。


IPOに当選された方の多くは購入すると思いますが、上場後は早い段階で値崩れとなる可能性があります。


今期業績は増収増益を予想していますが、実力がまだ乏しいため上場後は不安定な株価推移になると思います。某社情報ではセカンダリーで買い控えが起きてもおかしくないとの指摘があります。


上場ゴール感がある銘柄のようです!!


プレサンスコーポレーショングループが運営しているプレファンについて詳しく調べました。上場企業傘下のためかなり人気があるようです。


IPOで利益が期待できない時期はクラウドファンディングで利益を狙うのも一つの手だと思います。私は両方に投資していますけどね。


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