農業総合研究所(3541)IPOが新規上場承認されました。連日のIPO上場になりますがこちらもマザーズIPOになります!ニッチな事業となっておりIPOでも人気になる可能性があります。公開株数は37万株でオーバーアロットメント55,500株となっています。主幹事は大和証券なので抽選枠が15%と高めになります。


農業総合研究所(3541)IPO上場承認


業種:卸売業
市場:東証マザーズ
公開予定:06/16
BB期間:06/01~06/07


【事業内容】
当社の主な事業は、「農家の直売所事業」になります。農家の直売所事業は、当社及び業務委託先が運営する集荷場で登録いただいた生産者(以下、「登録生産者」という)から農産物を集荷し、原則翌日にスーパーマーケット等の小売店(以下、「スーパー等」という)の直売所コーナーで販売することです。つまり、登録生産者とスーパー等を直接つなぐ流通を構築しております。これまで、郊外の直売所や道の駅に行かなければ購入できなかった生産者の顔が見える「安心・安全・新鮮・おいしい」農産物を、日々生活者がご利用いただいているスーパー等にて購入できる仕組みを提供しております。
農家の直売所事業における取引は、スーパー等との契約に応じて「委託販売システム」の提供と「卸販売」に分けられます。また、「委託販売システム」を当社が利用し、当社が登録生産者等から農産物を買い取りし委託販売する「買取委託販売」も行っております。

まとめると⇒ 生産者及び農産物直売所と連携し、スーパー等の直売所コーナーで委託販売を行うための物流・情報・決済のプラットフォームを提供する農家の直売所事業



【資金使途】
手取概算額244,884千円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限51,390千円については、うち120,000千円を設備投資資金に充当する予定であり、残額を運転資金に充当する予定であります。なお、設備投資資金の内容及び充当予定時期は、以下のとおりであります。

・登録生産者に対する利便性向上及び拡大を目的とした販売管理システムの改修に係る設備投資資金として120,000千円(平成29年8月期:40,000千円、平成30年8月期:80,000千円)
また、運転資金の内容及び充当予定時期は、以下のとおりであります。
・今後の業容拡大に対応することを目的とした人材採用資金及び人件費として122,200千円
(平成29年8月期:39,500千円、平成30年8月期:82,700千円)
・登録生産者の増加への対応を目的としたサーバーシステムの増強資金として12,000千円
(平成29年8月期:6,000千円、平成30年8月期:6,000千円)

なお、残額を東京営業所の移転資金及び今後開設予定の営業拠点開設資金に充当する予定であります。



100株単位
公募株数 270,000株
売出株数 100,000株
合計株数 370,000株(3700枚)  ←やや少ない


想定価格 1010円 ⇒ 10.1万円必要
仮条件  1010円~1050円に決定!


【幹事団】
大和証券
野村證券
みずほ証券
SMBC日興証券   ←SMBC日興証券のIPO当選履歴
SBI証券





■ 農業総合研究所IPOのポイントと分析
オーバーアロットメントによる売出55,500株
想定発行価格1010円を基に吸収金額を算出すると約3.74億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約4.3億円となります。
農業総合研究所ホームページ⇒ 農業に情熱を!!


農業総合研究所(3541)IPO評判と分析
↑クリックで拡大します     ⇒ 立花証券のIPO抽選ルールを調べてみました


売上の波があるように思います。
利益は第7期と第8期に大きく赤字に陥っていますが、第9期は赤字分を埋める様に
大きく黒字化しています。
農家の直売所事業に取組んでいる企業で、農産物を登録済みの生産者から集荷し
スーパーマーケット等の直売所コーナーで販売をしています。
契約には委託販売システムと卸販売に分けられ、農業総合研究所自体が生産者から
買取し委託販売をする事もあります。


会社設立は2007年10月になり、和歌山県和歌山市黒田に事務所を構えます。
社長は及川智正氏41歳です(株式保有率は20.90%)
従業員数は44人で平均年齢は32.1歳、平均勤続年数2.1年、平均年間給与
約303万円となります。


農業総合研究所(3541)IPO株主状況とロックアップ率
↑クリックで拡大します     安藤証券のIPO口座を開設してみました


【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である株式会社プレンティー並びに当社株主である及川智正、堀内寛、澁谷剛、東果大阪株式会社、農業総合研究所従業員持株会、松尾義清、坂本大輔、株式会社プラス、紀陽リース・キャピタル株式会社及び清野芳昭は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成28年9月13日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。



ロックアップは90日間(平成28年9月13日)までとなり、ロックアップ解除倍率は1.5倍
と定められています。
ベンチャーキャピタルの三菱UFJキャピタルはロックから外れているようです。
吸収金額的に初値利益がありそうなので個人的には参加スタンスです!
予想外に獲得しにくいIPOとなり初値売却組は少ない案件か?

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