やまみ(2820)IPOが新規上場承認されました。豆腐や厚揚げ等を製造している企業になり、売上が増加傾向です!しかし若干株数が多く、吸収金額に荷もたれ感があります。上場後は株主優待設定で個人投資家を呼び込みそうな銘柄となっています。上場段階ではそれほど人気化しないでしょう。


やまみ(2820)IPO新規上場承認


業種:食料品
市場:ジャスダックS
公開予定:06/17
BB期間:05/31~06/06


【事業内容】
当社では、大豆、フィルム、トレイ、副資材(にがり等)を仕入れ、本社工場及び関西工場の各ラインにおいて、様々なサイズの豆腐、厚揚げ、油揚げ等を製造し、小売業、卸売業に対して製品を販売しております。製品の販売地域は、九州地方から東海地方までの広域に渡りますが、特に広島県三原市に本社工場があることから中国地方での販売量が多く、また平成24年8月に滋賀県甲賀市に設置した関西工場が稼動したことから、関西地方での販売量が増加しております。

まとめると⇒ 豆腐、厚揚げ、油揚げ等の製造、販売



【資金使途】
手取概算額1,109,456千円、及び「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限249,545千円の合計手取額上限1,359,001千円については、本社工場における新製品であるおから、白和えの製造設備として150,000千円(平成29年6月期150,000千円)、関西工場における製造効率化のための絹豆腐専用ライン新設に係る設備投資資金の一部として493,977千円(平成28年6月期114,760千円、平成29年6月期379,217千円)、関西工場における製造量の拡大が見込まれる厚揚げラインの増強のための設備投資として518,400千円(平成29年6月期518,400千円)、本社工場における製造効率化のための絹豆腐専用ライン新設に係る設備投資の資金の一部として196,624千円(平成30年6月期196,624千円)を充当する予定であります。



100株単位
公募株数 720,000株
売出株数 350,000株
合計株数 1,070,000株(10,700枚)   ←IPO当選出来そうな株数


想定価格 1,690円 ⇒ 16.9万円必要
仮条件  1650円~1690円に決定!


【幹事団】
みずほ証券
野村證券
SMBC日興証券
ひろぎんウツミ屋証券





■ やまみIPOのポイントと分析
オーバーアロットメントによる売出し160,500株
想定発行価格1690円を基に吸収金額を算出すると約18.1億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約20.8億円となります。
やまみHP⇒ 人にやさしい大豆を。常に成長を続ける食品企業


やまみ(2820)IPO初値予想
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売上・利益共に順調のようです。
しいて言えば利益の伸び率が低い事が上げられますが、業界的に売上が
そう伸びる事もないでしょう。ただ今期の利益伸び率は凄いようです。
生産している製品は140種類にものぼり、各地域により製品の大きさなどを
考え、地域性に対応した製品も販売しています。
売れ筋商品はカット3P豆腐や充填3P豆腐等があり、トレンド商品には切れ
てる豆腐、刻み揚げ等があります。


会社設立は1975年01月で、広島県三原市沼田西町小原字袖掛に本社があります。
また大阪営業所、関西工場もあります。
社長は山名清氏60歳になります(株式保有率19.96%)
従業員数は158人で平均年齢は36.5歳、平均勤続年数3.7年、平均年間給与は
約396万円となります。


やまみ(2820)IPO株主状況
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【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人である株式会社YMコーポレーション、売出人である山名清、山名睦子、並びに当社株主である山名徹、山名昭典、城本浩司、池田隆幸、土橋一仁、林辰男は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の平成28年9月14日(水)までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨を合意しております。



ロックアップは90日間(平成28年9月14日)までかかっています。
ロックアップ解除倍率は1.5倍に設定されており、ベンチャーキャピタル出資
も無く解りやすい株主構成です。


現在のところ株主優待は無いようですが、食品系の企業だけに設定期待は
高いと思います。大豆関係になるでしょうか。
吸収金額は想定ベース算出で20億円を超え、株数も多く一見人気は低いと
考えられます。事前に上場する銘柄が高騰するとやまみIPOも初値でご利益が
あるパターンでしょうか。

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