PRISM BioLab[プリズムバイオラボ](206A)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。技術力は高いが赤字拡大のタイミングで上場します。
募集は公募株式のみになり調達資金は研究開発費用と設備購入費に充てられます。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 435円 |
仮条件 | 6月14日 |
公開価格 | 6月24日 |
公募株数 | 4,000,000株 |
売出株数 | 0株 |
公開株数(合計) | 4,000,000株 |
オーバーアロットメント | 600,000株 |
幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) 大和証券 みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 松井証券 丸三証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 SBIネオトレード証券 |
独自の創薬基盤(PepMetics技術)を用いた創薬バイオベンチャーになります。技術への関心は高く業界からの期待は大きいようです。
パイプラインは第2層まで進んでいますがまだ開発半ばのため開発費がかさむ段階です。
「E7386」はエーザイ、「PRI-724」は大幸薬品工業に導入実績があります。この2本が現在の主力パイプラインのようです。
PepMetics技術の活用を広めるべく、自社開発事業と共同開発事業の2つのビジネスモデルを採用しています。
想定発行価格435円による吸収金額は約20.0億円、時価総額は約153.8億円です。オファリングレシオが絞られているため対策してきたようです。
競合と比較した場合に時価総額が大きく上場後すぐに100億円を切るようにしか感じません。売上が計上できるだけましかもしれませんけどね。
PRISM BioLab(206A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。現在の地合いを考慮すると高い初値は期待できそうにありません。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想400円~450円
※注目度B
※注目度B
アストロスケールホールディングスのIPOは上場日だけ元気でその後は株価が下げています。某紙では期待外れの展開と表現されています。
今のIPOは継続的に資金が入りにくい環境ということでしょう。投資家の逃げ足も速くリスクを取れないと考えている方が多そうです。
そうなるとPRISM BioLabは人気がないと思います。
ファンド保有株は90日間のロックアップなので90日後は更に株価が下がりそうです。何か材料が出なければ株価が上がるようには思えません。ご丁寧にロックアップ解除倍率が発行価格の1.5倍以上となっています!
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」PRISM BioLab[プリズムバイオラボ]の上場データと初値予想を考察!
PRISM BioLab(206A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 3,280,000株 | 82.00% |
大和証券 | 240,000株 | 6.00% |
みずほ証券 | 200,000株 | 5.00% |
SBI証券 | 160,000株 | 4.00% |
岩井コスモ証券 | 40,000株 | 1.00% |
松井証券 | 40,000株 | 1.00% |
丸三証券 | 40,000株 | 1.00% |
人気がないIPOだと思うので欲しければたくさん当選できると思います。
大手製薬と取引実績があると言っても期待するような状況ではなさそうです。6月末の上場ラッシュを乗り越えて7月一発目のIPOになりますが個人投資家の資金は向かいにくそうです。
主幹事の営業力頼みのIPOかもしれません。
株単価が低いため面白半分で参加する方は意外と多いかもしれません。直近のIPOは低位株が多く個人投資家の資金を少しでも呼び込みたいと感じます。
主幹事のSMBC日興証券は日興フロッギーというサービスがあるのをご存知でしょうか?結構使えるサービスなのでお勧めです。
詳しくは下記記事にまとめています。単元未満株を手数料無料で購入できたりdポイント投資ができます。記事を読んでdポイントを貯めることもできますからね。
日興フロッギーを使って実際に株式を購入してみました。評判や特徴について徹底的に調べてみたのでよかったら参考にしてください。もちろんメリットやデメリットなども深掘りしています。日興フロッギーとはSMBC日興証券で行 …
PRISM BioLab(206A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。※PRISM BioLab公式サイト引用
業績を確認すると2024年9月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上3.00億円となり前期1.12億円から167.86%増、経常利益-9.14億円となり前期-4.97億円から赤字が拡大します。
四半期利益は-11.60億円となり前期-5.26億円から赤字額が2倍以上になります。
想定発行価格435円から指標を計算するとEPS-37.22からPERは計算不可、BPS85.93からPBR5.06倍になります。
どの辺りを材料に投資して良いのかバイオ株は難しいためよく考えて抽選に参加しておきましょう。某紙のレポートを見る限り人気があるようには思えません。
機関投資家需要があれば仮条件が引上げられると思うので仮条件待ちでいいと思います。現在のところ無理してIPOに参加しなくて良いと考えています。
kimu
人気がなさそうなIPOが続きモチベーションが下がりますよね~
SBIグループのROBOPROをご存知でしょうか?人工知能(AI)を利用したロボアドになりサービス開始から2024年2月末までの成績が68.84%のプラスとなっています。
一般的なロボアドよりも利益が見込めると人気なので利用者が増えているようです。私も投資しており20%以上プラスとなってきました!
FOLIO(フォリオ)から新しいロボアドバイザーが登場し話題となっています。ROBOPRO(ロボプロ)というサービスになり評判や評価を確認してみたいと思います。実績もサイト上に公開されています。これまで一般投資家に公開 …
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