AViC(エイビック)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ネット広告やSEOコンサルタントを手掛ける企業のためIPOでは需要が見込まれています。


上場規模も想定発行価格で約12.6億円と手ごろ感もあり初値利益が狙えそうです。公開株数はそこそこありますが、単独上場のため需給不安はなさそうです。


AViC(エイビック)IPOの評価


項目株数データ
想定価格970円
仮条件6月10日
公開価格6月21日
公募株数150,000株
売出株数977,400株
公開株数(合計)1,127,400株
オーバーアロットメント169,100株
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
いちよし証券
岡三証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
松井証券
丸三証券
あかつき証券
極東証券
静銀ティーエム証券
東洋証券
水戸証券
委託見込岡三オンライン
SBIネオトレード証券
DMM.com証券


同社はインターネット広告代理店にあたりクライアントの広告運用代行を行います。


この他、SEOコンサルティングサービスを提供し、対象Webサイトの内部構造の最適化やコンテンツ作成など総合的なソリューションの提供を行っています。


既に多数の競合が上場しているため新味は全くありません。しかしIPOでは毎回資金が流入する業種のため同社の初値にも期待できそうです。


2021年9月期の売上はインターネット広告74.8%、SEOコンサルティング25.2%となっています。


また、ベンチャーキャピタル出資があり公開価格1.5倍以上で解除されます。そのため初値は1.5倍を意識した展開となる可能性があります。


ネット広告関連は現在も市場が拡大しているため人気業態と言えそうです。


AViC(エイビック)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。公開価格1.5倍程度であれば上場サイズ的にも可能だと考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,300円~2,000円
※注目度B


6月の上場ラッシュの中で最後のIPOになります。続く銘柄はINTLOOP(9556)で上場日が7月08日になります。


そのため通常よりも賑わいを見せるのでは?と考えています。


公開価格割れはないと考えているため積極的に抽選に参加したいと考えています。同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

AViC(エイビック)の上場データと初値予想を考察


AViC(エイビック)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)909,300株80.65%
SBI証券146,500株12.99%
マネックス証券19,200株1.70%
楽天証券19,200株1.70%
いちよし証券6,800株0.60%
岡三証券6,800株0.60%
岩井コスモ証券3,400株0.30%
東海東京証券3,400株0.30%
松井証券3,400株0.30%
丸三証券3,400株0.30%
あかつき証券1,200株0.11%
極東証券1,200株0.11%
静銀ティーエム証券1,200株0.11%
東洋証券1,200株0.11%
水戸証券1,200株0.11%


当選を狙うのであれば主幹事は申込を行っておきましょう。平幹事も上位3社は申込を行っておいたほうがよさそうです。


SBI証券引受けが146,500株あるためIPOチャレンジポイントを使用して利益を狙う方法もいいかもしれません。数万円で満足できる方はポイントを使っても良さそうです。


引受幹事が多くBBラッシュ後半のため申込み忘れも頻発するタイミングです。利益を少しでも狙いたい方は申込み忘れのないように頑張っておきましょう。


マネックス証券のIPOルールを下記記事で調べてみました。幹事として引受けた株数を全て抽選に回しています。店頭だと10%程度がネット抽選に回されます。




AViC(エイビック)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。通常であれば人気が見込めるIPOだと思います。


AViC(エイビック)IPOの業績予想


業績を確認すると2022年9月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上12.15億円となり前期13.29億円から8.58%減、経常利益2.92億円となり前期11.1億円から162.4%増となります。


四半期利益は2.03億円となり前期0.78億円から158.1%増を予想しています。※割合は上記表を参考


運用型広告サービスは、インターネット広告市場の約68.0%のシェアを占めているとされ、同社は運用型広告を得意としています。


想定発行価格970円からPERを算出すると約26.63倍になります。


競合や類似企業と比較すると妥当値にあるため、初値人気はあるもののその後はPER15倍~PER25倍程度で推移する可能性があります。PBRは約8.21倍になります。


初値では資金が向かう可能性が高いと考え、個人的には全力で抽選に参加する予定です!!


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