INTLOOP(イントループ)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。上場承認時から思っていましたがIPOとしては残念な結果になるかもしれません。


ただ上場タイミングが良いため公開価格は超えてくると考えています。割安感はあまりなくネガサ株なので上場数日もすれば出来高が細ると思います。


INTLOOP(イントループ)IPOの評価


項目株数データ
想定価格3,480円
仮条件6月20日
公開価格6月29日
公募株数600,000株
売出株数575,000株
公開株数(合計)1,175,000株
オーバーアロットメント176,200株
幹事団東海東京証券(主幹事)
香川証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岩井コスモ証券
東洋証券
あかつき証券
委託見込岡三オンライン
auカブコム証券


フリーランス人材をベースとしたコンサルティングやシステム開発支援を行っている企業です。


業績は拡大傾向にあり、売上規模が大きく前期の2021年7月期から利益も大きく伸長しています。同社は自社社員とフリーランス人材を組合わせ、クライアントの経営課題などを解決支援しています。


昨今の人材提供会社は、人材派遣からフリーランス人材の活用へシフトしているとも言われています。


フリーランス人材も派遣と似た性質があるため特に新奇性があるビジネスではありません。同社の場合は利益面がしっかりしていることでそれなりの評価を受けそうです。


また、IT分野に特化した専門性の高いプロフェッショナルのフリーランス人材を扱うためIPOとしての需要は見込めそうです。


問題なのは上場規模です。想定発行価格3,480円から算出される吸収金額は約47.0億円にもなります。時価総額は160.1億円です。


6月の上場ラッシュでIPOが人気化していれば初値売却でも利益が見込めると思いますが、個人的には厳しいと考えています。上場日は7月08日です!


INTLOOP(イントループ)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。参考になる数値なので、投資家のBBスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想を確認すると公開価格割れも?なんて考えてしまいました。


大手初値予想3,500円~4,000円
※注目度B


想定発行価格が3,480円なので仮条件範囲を確認しないとブックビルディングへの参加は怖いです。


仮条件が下げられると機関投資家の評価が低いことになりますからね。


大手情報では東海東京証券は店頭証券でありながらIPOの早期売却傾向にあると確認されています。顧客層の問題でしょうか。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

INTLOOP(イントループ)の上場データと初値予想を考察


INTLOOP(イントループ)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は東海東京証券証券になります。


今回は地場企業(東海地方)の主幹事ではなく東京都の企業です。


幹事名割当株数引受割合
東海東京証券(主幹事)998,400株84.97%
香川証券35,300株3.00%
SBI証券35,300株3.00%
楽天証券35,300株3.00%
マネックス証券35,300株3.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券11,800株1.00%
岩井コスモ証券11,800株1.00%
東洋証券5,900株0.50%
あかつき証券5,900株0.50%


当選狙いだと主幹事の東海東京証券からの申込みが有効です。微妙なIPOなので通常よりも当選確率が高いと考えられます。


ベンチャーキャピタル出資がないため公開株以外の株流通は少ないと考えられます。ロックアップは180日間です。


同社は新株予約権を関係者に多数発行していますが潜在株数は121,420株と少ないようです。発行済株式総数は4,000,000株です。


ブックビルディングで公開株をさばききればあとは需給頼みです。悪いIPOではありませんが、吸収金額が大きく今の市場では欲張り過ぎだと思います。


これも東証再編の影響なのかもしれませんが、20億円~30億円規模に抑える企業が多い中でどうだろうか?と考えています。


オファリングレシオは30%未満なのでやや大きい感じもしますよね。IPOの地合いが良ければ問題ありませんがどうなるでしょうか。


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INTLOOP(イントループ)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めるようであれば積極的に参加する予定です。


公式サイトに動画があったので事業確認を行ってみたい方は視聴してみてください。





この動画ではDX厳選スペシャリスト25,000名となっていますが、目論見では登録フリーランス人材が26,819人となっているため増加しています。


内訳は2022年4月末現在でコンサルタント14,760名(うち月間稼働人数532名)、ITエンジニア12,059名(うち月間稼働人数438名)です。


稼働人数が多いのか、少ないのか、わかりませんが業界最大規模になるそうです!


業績を確認すると2022年7月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上130.99億円となり前期92.49億円から41.63%増、経常利益7.47億円となり前期4.18億円から78.71%増になります。


四半期利益は5.00億円となり前期3.41億円から46.63%増を予想しています。業績面の不安はなさそうです。


またEPS123.85となることからPERは想定ベースで約28.10倍になります。みらいワークス(6563)だと割高設定になります。クラウドワークス(3900)だと標準的なPERと感じます。


Branding Engineer(7352)になると同社は割安に感じますが企業規模に差があります。


ということで仮条件発表を待って、地合いを考慮した申込となりそうです。上場規模が問題なんですけどね。


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企業規模が大きく上場会社を中心とした貸付のため元本毀損リスクは低いと思います。気になっている方はこの機会を利用したほうがお得だと思います。詳しくは下記記事でまとめています!


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