ペットゴー(7140)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ペット市場は成長過程にあり同社も業績が伸長しています。
株価設定が低くPERも低いとあり初値2倍程度は最低でもクリアーしてきそうです。残念なのは公開株数がOAを含め724,500株と控えめなことです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 500円 |
仮条件 | 4月11日 |
公開価格 | 4月20日 |
公募株数 | 550,000株 |
売出株数 | 80,000株 |
公開株数(合計) | 630,000株 |
オーバーアロットメント | 94,500株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) 大和証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
事業はペット用ヘルスケア商品をネット販売している企業です。2021年3月期の売上構成は自社オンラインサイト20.8%、他社オンラインモール等79.2%となっています。
他社オンラインモールとは以下になります。
- 楽天市場支店
- 楽天市場支店2号館
- 楽天市場支店3号館
- Yahoo!ショッピング支店
- Yahoo!ショッピング支店2号館
- Amazon支店
- auPayマーケット支店
- Qoo10支店
目論見によれば売上高に占めるオンライン店舗の売上高は約90%、そのうちリピート顧客による売上高は80%となっています。
自社サイトでは定期購入による販売を行い、コロナ禍によるペットブームや生活様式の変化などにより追い風となっています。
この他、ホームセンター等への卸売りも行っています。
事業は新奇性がなく結局は価格競争や企業信頼などが関係してくると思います。D2Cブランドの「ベッツワン」シリーズでは消費者直接取引を行い利益に貢献しているようです。
上場による資金使途はD2Cブランドの製造費や広告販促費、物流費に充当されることになっています。
業績は増収増益となっていますが売上が鈍化しているように感じられます。また業種的に仕方がないところもありますが、利益率が低いようです。
2021年3月期からベッツワン(VETSone)シリーズを販売していることで、今後収益に結び付くことを期待したいところです。
ペットゴー(7140)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。内容的には初値持越しの可能性が高いようです。上場日が4月28日(木曜日)となり翌日から連休に入ります。
このため初値持越しの場合は翌営業日に参加者が少なくなる可能性があります。もちろん即金規制も行われるためより参加者は限られます。
最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想1,000円~1,500円
※注目度B
※注目度B
大手予想では初値3倍程度まで視野に入るようです。
まん延防止等重点措置の解除により連休中は遊びに出かける投資家も多そうです。逆に引きこもりのパターンも考えられますが通常よりも参加者は少ないと思います。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
ペットゴーの上場データと初値予想を考察
ペットゴー(7140)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 537,200株 | 85.27% |
大和証券 | 27,800株 | 4.41% |
SBI証券 | 22,600株 | 3.59% |
楽天証券 | 22,600株 | 3.59% |
松井証券 | 19,800株 | 3.14% |
100株当選で5万円~10万円の利益見込みのため抽選に参加しておきましょう。幹事構成もネット組に申込みやすいと言えます。
みずほ証券主幹事のため店頭組は支店経由での参加がよさそうです。単価が低い場合は普段取引が少ない方にも配分の可能性があります。資産家はそこ数万円をあえて狙わない傾向にありますからね。
支店によりIPOルールが異なる場合もあるため何とも言えませんが、たまには支店から申込んでみると良いかもしれません。
まったく付合いがない方はネットから申込んでおきましょう。私もほぼネットで申込んでいます。
裏話になりますが、LINE証券の顧客配分率が少し高まったようです。
口座開設をされていない方は3,000円分の株がタダで貰えるため口座開設を行っておいても良さそうです。IPOルールは下記記事でまとめています。
LINE証券のIPOルールを徹底的にまとめました。そこであるデメリットにすぐに気が付いたため情報共有したいと思います。野村證券が取り扱うIPOをLINE証券で販売する流れになるため、抽選に参加できる機会が多いはずです。 …
ペットゴー(7140)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。事業への人気というよりも株価設定が割安であることや上場規模の小ささから人気となるようです。平たく言えばペットフード等のEC販売ですからね。
ただペットデータやディーエックスプラットフォームを用いているためこの辺りで評価されていると考えられます。
※ペットゴー公式サイト引用
業績を確認すると2022年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上96.13億円となり前期94.55億円から1.67%増、経常利益1.51億円となり前期1.12億円から34.82%増となります。
四半期利益は1.04億円となり前期0.71億円から46.48%増を予想しています。今期予想が出ていないのは残念ですがペットブームが終わった訳ではないため順調な成長が続くと考えられます。
想定発行価格500円算出のPERは5.73倍、PBR1.87倍になります。
ベンチャーキャピタルのロックアップは1.5倍となっていますが、初値形成後に売却となっているため価格がつり上がる可能性が高いようです。
PER的には10倍~15倍程度あっても不思議ではありません。
類似企業のユニチャーム(8113)だと株価4,355円でPER30.37倍になります。ペットケア用品販売で最大規模の企業です。ペット用品になるため意識されることはないかもしれません。
また、エコートレーディング(7427)が比較対象としてよさそうです。ペットフードの卸売り大手になります!
Funds(ファンズ)で投資家全員にプレゼントされる株主優待が出ていたので申し込んでみました。1円から投資できる企業だけど大丈夫?と思っています。
余裕資金があったので10万円投資してみました。2021年に上場したアクシージア(4936)になります。よく覚えている企業です。ちなみにアクシージアの株を買っても優待は貰えません!
最近は優待付きファンドがFunds(ファンズ)で増えているため興味があれば募集に参加しておきましょう。本ファンドは抽選と先着に分かれており私は抽選に参加してみました。
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