湖北工業(6524)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。海底ケーブル用光部品を提供している企業になり世界最大手になり、実績や知名度と言った評価は高いようです。
ニッチな事業となっていますが、光アイソレーターや光フィルターなどでは世界シェアの半分程度を販売しているようです。
東証2部への上場ということは気がかりですが実力は本物のようです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 3,840円 |
仮条件 | 12月03日 |
公開価格 | 12月10日 |
公募株数 | 1,600,000株 |
売出株数 | 1,000,000株 |
公開株数(合計) | 2,600,000株 |
オーバーアロットメント | 390,000株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 SBI証券 西村証券 丸三証券 あかつき証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 LINE証券 |
同社はグローバルニッチトップ企業100選に選ばれるほどの実力を持つ企業のようです。リード端子事業と光部品・デバイス事業の売上はほぼ半々となっています。
収益的には光部品・デバイス事業の利益率が高く今後も成長期待が持てそうです。
電気自動車やハイブリッド車が普及し、同社のリード端子製造販売が事業を牽引すると思っていましたが、利益率が高い海底ケーブル市場での成長が期待できるようです。
東証1部に直接上場すれば上場規模も違和感がありませんが、東証2部上場で吸収金額が想定ベースで約114.8億円と大きいことが懸念されます。
機関投資家からは一定の評価を受け買われる展開だと思いますが、個人投資家にはあまり好まれないと思います。
一部媒体では「人気がみこめる可能性」と表現されているようでした。湖北工業のIPOは最後まで意見が分かれそうな銘柄だと思います。
損失を出しなくなければ無理して申しこまなくてよいと考えています。
湖北工業(6524)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えるためしっかり確認を行っておきましょう。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
想定発行価格3,840円に対して初値予想は4.17%高が最低ラインとなっています。この予想値だと公開価格割れしてもおかしくないと思います。
ただ日本電解(5759)のように大手媒体に取り上げられ一気に人気が高まる銘柄もなかにはあります。
上場ラッシュ中となるため資金が同社だけに流れるとは思いませんが、手ごろ感から買われる可能性はあるかもしれません。
世界で実力が認められているためそこに期待したい気持ちはあります。
海外販売比率が65.2%と大きく中国への売上23.6%と大きいようです。次はイギリス16.5%となっています。日中関係も売上に大きな影響があるのかもしれません。
さらに詳しい情報は承認記事でまとめています。
湖北工業の上場データと初値予想を考察
湖北工業(6524)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で引受けることになっています。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
野村證券(主幹事) | 2,340,000株 | 90.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 104,000株 | 4.00% |
SMBC日興証券 | 78,000株 | 3.00% |
SBI証券 | 26,000株 | 1.00% |
西村証券 | 26,000株 | 1.00% |
丸三証券 | 13,000株 | 0.50% |
あかつき証券 | 13,000株 | 0.50% |
株価設定が高いため公開価格割れになると大きな損失を出すかもしれません。ここが躊躇させますよね。
野村證券が主幹事のためネット組はとりあえず参加してもよいと思います。IPOに当選後、購入またはキャンセルするのか決めればよいですからね。
新型コロナウイルスの変異株が世界に少しずつ広がりを見せているため、投資市場もこれまでの勢いがありません。
トータル的に判断しないといけないため大型上場は難しいです。10億円以下のIPOであれば公開価格割れとなることは殆どありません。
湖北工業(6524)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います。業績を確認すると2021年12月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上139.63億円となり前期111.76億円から24.94%増、経常利益37.70億円となり前期23.57億円から59.95%増となります。
四半期利益は26.61億円となり前期15.62億円から70.36%増の予想が出ています。
また、気になる配当金を調べると未定となっています。未定となっていますが配当は実施予定となっているため金額だけが未定になります。
想定発行価格3,840円から指標を計算するとEPS365.45なのでPER10.51倍、BPS1,629.87なのでPBR2.36倍になります。
類似企業比較だと妥当、もしくは割安となるようです。同社の成長性から考えると割安だと思いますが成長が上場後も維持できるのか疑問も残ります。
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