ビジョナル(4194)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。
この銘柄は気になりますよね。想定発行価格算出の吸収額が約594.2億円ありながら、日本国内で販売される金額は約77.5億円~約89.1億円です。
海外販売比率が高く設定されているため基本的には人気になると考えられます。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 4,355円 |
仮条件 | 4月06日 |
公開価格 | 4月12日 |
公募株数 | 2,127,700株
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売出株数 | 11,248,700株
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公開株数(合計) | 13,376,400株 |
オーバーアロットメント | 266,900株 |
幹事団 | 野村證券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) SMBC日興証券 みずほ証券 大和証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
転職プラットフォームのビズリーチを運営している企業になります。会員制転職プラットフォームという日本では新しいビジネススタイルになり、求職者と人材紹介会社、採用企業の3者を繋げる役割があります。
ビズリーチ事業の他には人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」、その他のHR Tech事業ではビズリーチ及びHRMOSの他、ターゲットとする年齢や職種等毎に人材採用支援サービスを提供します。
この他、IncubationセグメントではDXを用いて新規の事業を行います。物流DXプラットフォーム「トラボックス」や事業承継M&Aプラットフォーム「BizReach SUCCEED(ビズリーチ・サクシード)」など複数のサービス提供を行います。
毎年上場するのでは?と言われていた企業のため驚きはありません。「ついに来たな!!」と感じます。
同社の主力事業のビズリーチは直接採用企業、ヘッドハンター、求職者の三者にサービス提供をしているため、一般的な人材紹介業のビジネスモデルと同様の直接採用企業からの課金売上だけではありません。
ヘッドハンター(人材紹介会社)及び求職者からの課金売上も存在するユニークな収益構造を有しいます。具体的な収益源を整理すると、以下のようになります。
収入形態はリカーリング売上高の他、パフォーマンス売上高(採用成功報酬)が存在します。求職者はスタンダード会員として無料でサービスを利用することも可能になりますが、プレミアム会員は月額課金モデルになります。
3者から収益を得る構造のためそれだけ魅力的な市場だと考えられます。売上が右肩上がりのためサービス利用価値があるものと考えられます。
TECROWD(テクラウド)のサービスが開始されました。社会的インパクト投資やESG投資に興味がある方にお勧めできる企業だと思います。融資型クラウドファンディングになります!
私も興味があり詳しく内容を調べて下記記事にまとめています。
TECROWD(テクラウド)が不動産投資型クラウドファンディングを行う情報を掴みました。そこで評判や評価を詳しく調べ投資を行ってよい企業なのか考察してみました。またメリットとデメリットも取上げ深掘りしています。 最大の特徴 …
ビジョナル(4194)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。これによると利益が出る期待が残されているように感じます。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
初値売却で利益がでると思いますが、ネガサ株のため心配だと考えている投資家も多いようです。
海外向け販売が多いため、海外勢が初値で売る可能性もないとは言えませんが個人的には低いと考えています。
また、ロックアップ対象外となっているベンチャーキャピタルは保有株を全て売出すため売り圧力の軽減につながりそうです。
上場時に残る既存株主は180日間~360日間のロックアップが掛かることになっています。母数となる株式が多いため不安もありますが、利益が出ると予想されています。
Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫なので上手に使いましょう。
よろしければフォローしていただく事で情報共有ができるようになります。フォロワー数が増えて嬉しいです!!
ビジョナル(4194)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同になります。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
野村證券(共同主幹事) | 1,024,500株 | 57.57% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) | 621,400株 | 34.92% |
SMBC日興証券 | 28,500株 | 1.60% |
みずほ証券 | 28,500株 | 1.60% |
大和証券 | 28,500株 | 1.60% |
楽天証券 | 21,400株 | 1.20% |
SBI証券 | 21,400株 | 1.20% |
マネックス証券 | 5,300株 | 0.30% |
当選を狙うのであれば野村證券からの申込みは行っておきたいところです。資金不要でIPO抽選に参加できるため当選した後に購入判断が可能です。
多くの方は当選したら購入すると考えられますが、株価設定が高いため資金的な余裕がない方がいるかもしれません。
補欠当選でも購入しておいたほうが良いパターンだと思います。IPOルールは下記記事でまとめています。
野村證券のIPOは当選できないのか自分の当選履歴をもとに考えてみました。インターネット口座と店頭口座のIPOルールについてもふれています。野村證券がIPOの主幹事になる確率は高いと過去データからもわかりますが、当選を …
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券からの委託販売でauカブコム証券でもIPO取り扱いが行われるかもしれません。証券口座を開設している方はチェックしておきましょう。
意外に穴場なのは楽天証券かもしれません。IPO目的で45万円程度を入金している方は少ないでしょう。日々取引を行っていないとまとまった金額を入金していないと思います。
後期型抽選になるため余裕がある方は申込んでおきましょう。2021年3月~4月のIPOがダラダラ続く感じになり申し込みが面倒になっている今こそ頑張りところです。
自分にも言い聞かせていますけどね。こちらもIPOルールをまとめています。
楽天証券のIPO抽選ルール詳細を記事にしてみました。楽天証券と言えば過去のIPO取引実績がかなり多い企業です。しばらく取扱い数が少なかった時期もありますが、ここ数年取扱い数が増加傾向にあり、申込者も減っているようなので当 …
ビジョナル(4194)IPOの業績予想と抽選参加スタンス
ビジョナルの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めそうなので積極的に参加するつもりです。資金不足で申込めないのは未成年口座くらいかな?と考えています。
業績を確認すると2021年7月期の連結業績予想を確認することができました。売上は267.00億円となり前期比3.17%増、経常利益8.4億円となり前期比62.73%減になります。
四半期利益は3.9億円となり前期比91.63%減になります。業績を確認をしてみると減収となる割合が高く不安だらけだと感じます。
減益の理由は広告宣伝費抑制による売上高減、さらに持分法会社となっているスタンバイ事業分離による特別利益などによるものとなっています。今期は本来ある姿に戻るだけのため悲観的になる必要はなさそうです。
目論見によれば、法人税等の支払い増やコロナ対策などを行っても現金及び預金が4,352百万円増加したそうです。計算すると前期は四半期利益が同額程度増えているようです。
想定発行価格4,355円から計算される指標は、EPS11.92なのでPER365.35倍、BPS523.02なのでPBR8.33倍になります。
また、薄化後PSRが6.8倍になるため成長を考えると悪くないのかもしれません。ただ大手ではSaaS型のビジネスではないため疑問視する内容も出ているようです。
ビジョナルの上場では投資リスクがあるような内容となっているようです。他社の材料を含め仮条件後に最終判断を下したいと思います。ハードル高めのIPOかもしれませんが当選チャンスなんですよね。
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プレゼント内容やインタビューについてもふれています。詳細は下記記事でまとめているのでよろしければ参考にしてください。
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