日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)が公募増資を発表しました。詳しく内容をまとめたので参考になればと思います。5回目の公募増資になり約41.3億円を最大で吸収することになっています。
インフラファンドでは3番目に上場を行い2017年3月の上場でした。資産運用会社はアールジェイ・インベストメント株式会社になり、上位株主は「リニューアブル・ジャパン株式会社」「東急不動産株式会社」の名前があります。
※日本再生可能エネルギーインフラ投資法人公式サイト引用
上場時は人気がなく売り込まれていたためよく覚えています。その後は乱高下しながらも株価は持ち直しています。時価総額は記事作成時点で169.4億円となっています。
他のインフラファンドに比べると標準的なサイズ、もしくはやや小さめだと思います。
また公募増資でもインフラファンドは規模が小さくなりがちなので、POを専門にする投資家には物足りないと考えられます。非貸借銘柄で決算期が1月と7月のため今回の公募増資では受渡日をまたぐようです。
ある意味ディスカウントされますが割引率2.5%程度だと旨味はあまりなさそうですね。
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日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)公募増資(PO)の詳細を確認してみました
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の公募増資詳細を確認してみたいと思います。吸収額が低いため参加者も限定されると思いますが、信用銘柄でも割引が行われ安く買えるため一定の参加者がいるはずです。公募増資の発表で株価は多少下げていますが、将来的には脱炭素化社会の実現に向け再生エネルギーへの期待はあると思います。不確実性がまだまだ多いと思いますが、大手企業はどこもCO2削減の方向で動いていますからね。
引受株数や幹事構成などを下記でまとめてみました。
項 目 | その内容 |
銘柄名 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283) |
上場市場 | 東証IF |
主幹事 | SMBC日興証券 みずほ証券 |
引受人 |
|
公募口数 | 40,572口 |
売出口数 | 0口 |
オーバーアロッメント | 2,028口 |
合計 | 42,600口 |
希薄化 | – |
仮条件 | 2.5%~5.0% |
SMBC日興とみずほ証券が共同で主幹事を行います。引受幹事にはSBI証券が入っているためIPOチャレンジポイントを貰うことができそうです。当選の可能性は低いと思いますが申込みを行う方は多いと考えられます。
同社ファンドの特徴は太陽光発電の運営を行っていますが、将来的に他の再生エネルギーである風力発電やバイオマスなどへの進出も行うとされています。
東急不動産がスポンサーとなりセイムボードも行っています。さらに株式会社格付投資情報センター(R&I)の格付けを2020年12月02日付で「A-」を取得しています。
今回の公募増資で取得する物件を組込むと55物件、取得価格が41,981百万円になるそうです。合計パネル出力は109.206MWとなっています。物件を確認したところ現時点では太陽光パネル再生エネルギーしかないようです。
※日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の目論見引用
資産規模は確実に拡大し中長期的な資産規模は1,000億円を目標にしているそうです。
そう考えると今後もガンガン公募増資を行ってくることが予想されます。投資家から集めたお金で物件を購入するため一般株の公募増資とは内容が異なりますが、あまり良いイメージはないかもしれません。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)のPO日程と分配金を確認してみました
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の公募増資の日程と分配金の推移を調べてみました。他のインフラファンドと比較すると利回りが低いようです。項 目 | その内容 |
価格決定日 | 1月25日(月)~1月26日(火) |
申込期日 | 発行価格等決定日の翌営業日から発行価格等決定日の2営業日後の日まで |
払込期日 | 2021年2月01日(月) |
受渡期日 | 2月02日(火) |
発行価格 | 101,497円 ※発行価格が決定し2.50%の割引率になりました |
共同主幹事となっていますがオーバーアロットメントはSMBC日興証券が引受けることになっています。手取金の使途は取得予定資産の取得資金の一部に充当するそうです。
第三者割当による新投資口発行の手取金上限については、取得予定資産の取得資金として借り入れた借入金の返済、また将来の新たな特定資産の取得資金の一部に充当するそうです。
※日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の目論見引用
2021年1月31日の分配金を調べてみると予想分配金が3,200円となっていました。予想とあまり誤差はないと考えられます。利益超過分で安定的に分配金を出すイメージがありますからね。
そもそも減価償却を多めに見積もっていると考えられます。他のインフラファンドも似たような感じだと思います。
インフラファンドは公募増資を行い企業規模を拡大するしかありませんが、いつまで続くのかな?脱酸素社会と言ってもメガソーラーで山を切り開くのもどうなのかな?と思う時があります。
ただ、政府主導で再生エネルギーへの取り組みが続いているうちは安心できそうです。その後どうなるのかはわかりませんが、現在のところは一定の人気が見込めると思います。
株価上昇はあまり期待できないため、低いところで購入すれば利益見込みが強いと個人的に考えています。
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