FUNDINNOを使って株式投資型クラウドファンディングを行う「あおごち」が注目されています。しかも製品の受注を受け付けているため市販化される一歩手前まできている企業です。既にMakuakeでは購入者受付フォームが用意されています。
もしかすると爆発的にヒットとなり世界に商品を提供することになるかもしれませ!B2B市場などへ横展開を行いM&A(企業合併や買収)を目標としている企業です。
しかもクラウドファンディングサービスを行っているMakuake(マクアケ)で資金調達を行ったばかりです。その内容を確認してみると目標金額300万円に対して支援額が約459万円になっています!総支援数241人と多くの方から支援されて終了しています。
そして引き続きFUNDINNOでも資金調達を行う予定となっています。「あおごち」を調べてみると運営会社が別にあり「工房Emerge+」という企業が運営会社となっています。制作している製品を確認すると基盤やアンプ、スピーカー制作などを行っている会社のようです。
今回の資金調達を行う「あおごち」はちょっと面白い企業だと思うのでご紹介したいと思います。
なぜ別会社を作ったのか?と考えたところ企業を売却することが目標何だろうな~と率直に思いました。上場ではなくM&Aを選択していうようですね。
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エキサイター(骨伝導スピーカー)を使った技術をaddSoundで製品化
同社が今回打ち出している製品の第一弾としてaddSound(アドサウンド)を取り上げています。ヘルメットに製品を装着することによりヘルメット自体がスピーカーに変わります。使い方はいつも付けているヘルメットに取り付けプレートを固定し電源を入れるだけです。配線などは不要になりBluetoothを使った仕組みを利用しています。
Bluetoothと骨伝導スピーカー、そして自社開発の加速度センサとマイクセンサが搭載されている製品になります。これまでバイクユーザーはイヤホンを付けなければ音楽を聴くこともできませんでしたが、同社の製品を利用することで煩わしさを軽減できます。
世界ではバイクユーザーの拡大が起きているため同社製品も期待が出来るかもしれません。私はバイクで長距離を乗ることはないためそこまで不都合を感じることはありませんが、バイク以外にも用途が広がる可能性を秘めているため投資家も期待しているようです。
耳をふさぐような事はないため外の音も普通に聞くことができます。これのより緊急車両などへの対応も可能となっています。装着も簡単にでき、操作もヘルメットを叩くだけなので利便性も良いようです。
代表者の山田斉氏は技術系の仕事を行っていた事と大好きなオートバイに対する愛から会社設立を行っているようです。バイク乗りならではの発想だと思います。
メディアでも最近は骨伝導スピーカー(エキサイター)の話題が出ているので時代の流れで主流となるのかもしれません。同社だけではなく多くの企業が参入しているはずです。
addSound(アドサウンド)技術とは?どんなことができるのか
あおごちが取り組んでいるaddSound(アドサウンド)技術について調べてみました。骨伝導スピーカーと自社技術を使いデジタル無線で電波を飛ばす方法になります。これまで組込エンジニアの経験で培った技術を活かしバイク歴30年の愛から開発し、ようやく製品化できたようです。
あおごち設立は2017年1月になり、事業は「通信電子機器の企画・設計・開発・製造・販売」となっています。
運営会社の工房Emerge+は2011年設立になり事業は「CO2レーザー加工機を使ったアクリル製品の設計・製造・インターネット販売」となっています。ホームページを確認する限り基盤やアンプに見えるんですけどね。
受賞歴には2017年12月第12回TASKものづくり大賞奨励賞受賞「桐を用いて作られたBluetooth対応スピーカー」と2018年2月ベンチャークラブちばビジネスプラン優秀賞受賞「スマホ連動オートバイヘルメット用Bluetoothヘッドセット」があるそうです。
- 情報を聴くことに特化し開発コストを抑えて販売価格をリーズナブルに設定
- 振動スピーカーにより踏切や緊急車両の接近などの外部音が聞き取りやすく安全
- 振動スピーカーでスピーカー配線などの煩わしさから開放される
- 加速度センサによりヘルメット装着を自動判別し自動で電源on/offすることができる
- 加速度センサで音楽再生や停止などの操作をグローブをしていても実現
- マイクセンサにより外部音を取込み、風切り音やエンジン音などの大きさに合わせて自動音量調整することができる
この他にもエキサイターとセンサアルゴリズムを組み合わせ、走行中のデータ取得やテレマティクス保険への応用なども考えられているようです。
将来的には壁や建築材など様々な場所で技術が取り入れられ、多くの人々に情報を届けられるシステムになる可能性もあるそうです。
現状ではライダーに操作をさせず安全に使ってもらうことが重要だと考えているそうです。ちなみにaddSound1セットが25,000円税別で販売される予定です。2個セットだと35%OFFになるとMakuake(マクアケ)のサイトには書かれていました。
あおごち製addSoundアプリの開発と利用用途
まだ開発段階にあるようですがオリジナルアプリを開発しているそうです。これが実現すれば用途が拡大するそうです。音声コマンドによる操作が重要な方法になり運転中や作業中などスマートフォンを直接操作できない環境下で役に立つそうです。
様々なセンサーと融合し走行状況や行動、位置情報などをビッグデータ化し事故状況分析や気候変化の事前警告など用途を広げていく意向があるようです。
音声認識マップのコントロールやビッグデータを利用することで、これまで思いもしなかった利用方法が登場してくる可能性もあります。同社ではこの他にツーリングアシスト機能やBluetoothを使った通話機能を取り入れたいようです。
さらに次世代addSound(アドサウンド)ではサブスクリプション型でサービスを提供することも予定しているそうです。これにより期間ごとに定期的に収入が発生することになります。利用者は定められた期間の料金を支払いサービスを受けることになります。
金額にもよりますが利用料が高いとサービスとの兼ね合いが重要になります。ここ数年の技術革新は凄いものがあり何がヒットするのか未知ですよね。
あおごちが考えるビズネス領域は意外と大きかった
おあごちが考えているビジネス構想にはオートバイ用品の他に作業現場の連絡ツール、店舗内オーディオシステムなどがあります。これは企業間取引を想定しているため「BtoB」取引になります。しかしBtoCにもビジネス展開を行い自転車向け市場やマリンスポーツ向け市場への参入も考えられているようです。
またハーレーダビットソンの部品販売数日本一の「パインバレー社」から予約注文を受け付けているそうです。これはインパクトある材料だと思います。
また全国レベルの建材商社との提携を商談しているそうです。製造面では中国深センで小ロット対応生産ができる企業に委託可能になっている状況だそうです。
同社は開発専門に特化したファブレス企業になるため製造元の確保は重要です。既にビジネスが動き出していることから期待できるかもしれません。特にバイク乗りには嬉しい話でしょう。
FUNDINNO以外にもユニコーンという企業が株式投資型クラウドファンディングの取扱いを行っています!現在は募集企業待ちとなっていますが勢いある企業です。詳細は下記記事にまとめました。
⇒ ユニコーン(UNICORN)評判とデメリット!上場で利益が出る仕組み
2025年には約7,417万台の二輪車が世界で生産される予想があるそうなので市場規模は大きいと思います。販売するにあたり低価格化できれば多くの方が購入すると予想できます。
ハーレーのような高級バイクに乗っている方は嬉しいのかも?ただヘルメットもファッションの一部なのでカスタマイズされたヘルメットとデザイン面で少し不安です。
あおごちは上場(IPO)よりも企業買収(M&A)を目指している!
同社は近距離無線の組み込みを得意とし、他社が使用するBluetooth機器等の受託開発も行なっているそうです。上記でも説明しましたがデジタル無線、オーディオ、センサと言った技術を組み合わせた領域を得意としている企業です。マイクセンサによるスピーカー音とそれ以外のノイズ音を自動的に棲み分ける技術は「特許出願中」となっているそうです。この辺りの実現が済むとIoTビジネスへ本格的に参入していく上で大きな強みになります。
そしてビッグデータビジネスへ参入する可能性もあるそうです。addSoundが市場浸透した後はクラウドサービスとしてロードマップ、天候、宿泊情報等のWEBサービスに舵を切る予定になっています。
更に、その後、ライダー会員が増加した際は、ライダーの走行状況や行動予定などを活かしたビッグデータビジネスへの参入も計画しています。
オートバイ用品関連メーカーやホテル(旅館)などの宿泊業者と業務提携を行なえる要素もあり、データの使い方によって大きな市場が形成される可能性も秘めているようです。
FUNDINNOの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。未上場に投資を行う楽しさと収益の高さについて書いています。
FUNDINNO(ファンディーノ)の評判がいいのに審査が厳しい?上場で儲かる可能性サブスクリプションによる収益が出れば企業価値は益々高まりそうですがどうなるでしょうね。日本においてオートバイ用品市場がニッチであることは間違いなさそうですが、需要がどこまで積み上がるのか少し心配なところもあるように思います。
社長が工業大学を出ていることや富士電機、セイコーインスツルなどで事業に携わったいた事からスキルは高いと考えられます。addSoundもほぼ製品化できていることを考えるとFUNDINNOで資金を集め事業投資することで売上期待はあります。
あとは製品需要と次なる展開に持ち込める技術開発でしょう。アプリ開発を行っているということで、まずアプリを用いた独自ハードウェアの開発ですね。次にAIを活用した音声認識技術という順番でしょう。IoTやビックデータまで到達すれば大手企業がM&Aを行ってきても不思議ではありません。
上場(新規公開株式)が目標ではない企業なので幾分ハードルが下がりそうです。バイクメーカーによるM&Aが成立すれば面白いと思います。
将来性ある企業に投資することで投資額の数倍の利益を上げることができるかもしれません。余裕資金があれば面白い投資だと思います。2019年10月27日の記事作成時点で累計成約額24.3億円を超え、ユーザー数18,680人となっています。
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