VIE STYLE(ヴィースタイル)はクラウドファンディングで既に資金調達実績がありベンチャーキャピタルも出資している企業です。


さらに製品が市販化され世界40ヶ国で販売されています。製品を購入したい方はAmazonで購入することができます。今回のFUNDINNO(ファンディーノ)資金調達は新製品開発のために利用されるようです!


VIE STYLE(ヴィースタイル)ファンディーノで資金調達


既にアメリカ合衆国の民間営利企業であるKickstarter(キックスターター)や日本だとサイバーエージェントが親会社のMakuake(マクアケ)でクラウドファンディングの実績があります。


今回は新たにファンディーノを利用して資金調達を行うようですね。また株主優待も実施されるため製品購入を考えていた方は出資を検討してもよいでしょう。


個人的にも気になる商品なので株式投資型クラウドファンディングの情報を調べてみました!


ファンディーノ公式サイト


VIE STYLE(ヴィースタイル)が市販している製品と特長はどうなっている?

同社が既に市販化している製品を調べてみました。記事作成段階で公開されている内容では国内外のクラウドファンディングで累計1.5億円を売上げているそうです。


これを見た時に新たに資金調達しなくても良いのでは?と率直に感じましたが、今回の資金調達では新製品の導入が関係しているようです。


VIE SHAIRとVIE FITの画像


これまで開発された製品についてですが、耳が痛くならないヘッドホンVIE SHAIR(ヴィーシェア)、柔らかいイヤホンVIE FIT(ヴィーフィット)などを販売しています。


私の子供もヘッドホンやイヤホンといったアイテムにこだわりがあるため同社製品に興味があります。ヘッドフォンだけで5万円もだして買っているため親からすると「オイオイ」と言いたくなります。


同社製品は2016年に「Wired Audi Innovation Awards」、2018年に「GOOD DESIGN賞」を受賞し実績を残しながら販売拡大に乗り出していると言えそうです。


さらに特許や意匠権なども複数取得しているとのことです。


公式ページも用意されているため眺めていると、どうやらヘッドフォンよりもワイヤレスイヤホンに注力しているように感じます。またVIE FITの後継としてVIE FIT2があるようです。





Amazonで販売されていると書かれていますが、楽天市場でも取扱いがあるようです。他のECサイトでも沢山検索にかかるため同社製品が市場に出回っていることがわかります。


公式サイトと同様のものがYouTubeに上がっていたのでワイヤレスイヤホンに興味があれば動画視聴もよいと思います。日本語で文字説明もあるため比較的わかりやすいと思います。


AmazonではVIE SHAIR(ヘッドフォンタイプ)が21,000円から出ています。楽天ではもう少し高いようです。VIE FIT(イヤフォンタイプ)は16,900円で販売されAmazonも楽天も同一価格のようです。※2020年2月15日調べ


市販化され普通に購入できる時点で商品価値があると考えられます。メディアやイベントでも取り上げられることが多くなっているようです。ただ調べていて音質などは個人個人で感じ方が異なるようです。


また調べていて気が付きましたが「GREEN FUNDING」でも取扱いがあるようです。今回もそうですがクラウドファンディングを通して資金募集を行うことで宣伝効果も得られます。意外に宣伝効果を狙った企業も多いのかもしれませんね。

VIE ZONE(ヴィーゾーン)が脳波や生体情報を読み取りZONE状態に導く

同社が力を入れている製品はVIE ZONE(ヴィーゾーン)です。現在はプロトタイプの開発を行っている段階だそうです。


VIE ZONEは外耳道および耳たぶのセンサーから、脳波をはじめとする様々な生体情報を高精度に取得することが可能です。これらの生体情報は独自開発のAIで解析され、ストレスや感性、眠気・疲労など、主に「脳に関わる情報」を高精度で計測することが可能となっています。


VIE ZONE(ヴィーゾーン)利用のイメージ画像


今後の開発では音楽以外にも「エンタメ」「教育」「モビリティ」など、様々な分野のパートナーと連携しVIE ZONEを通して様々なコンテンツを提供していくZONEプラットフォームを構築することを目指すそうです。


さらにハードウェアやコンテンツの開発・販売だけでなく、脳波を活用したパーソナルデータの分析、ビッグデータ化をビジネス展開しブレインテック企業に成長していくことを目指すそうです。


ZONE(ゾーン)状態は投資でも度々表現されますが、他の思考や感情を忘れるほど没頭している状態のことを指します。ゾーンに入ることができれば投資で勝率が上がるとさえ言われます。


投資家にも面白い商品なのではないかと思います。ちなみにファンディーノで投資を行うことにより同社製品を50%割引できる権利を得ることが可能となっています。


VIE STYLE(ヴィースタイル)のビジネス領域と今後の戦略

現代社会はストレスの塊と言われています。その増え続けるストレスにより集中力が下がっているというデータがあるようです。


テクノロジーの進化により人々の暮らしは便利になりました。しかし精神的・肉体的なストレスは増加していると言われています。アメリカの研究では一度集中力を乱されると取り戻すのに平均で23分かかると言われており、生産性に置き換えると膨大な時間が失われていることになるそうです。


人間の集中力とZONEによるメリット



ZONE状態はスポーツ選手の間では一般的になっているそうです。単に調子が良いというのではなく人の能力が高く引き出される状態です。


最近はZONE状態が「生産性向上」に役に立つとされ、コンサルティングファームや大学などでも可視化され科学的に実証されているそうです。集中している時はその目標に向かい良い結果を出すことが多いと感じますよね。

イヤホン型デバイスが脳波や生体情報を取得することで何ができるのか

同社の新製品では脳波や生体情報を取得することがで、取得した生体データは「ZONEアプリ」に転送されます。


その際に、AIが特定の信号パターンを学習し「自分の脳専用」に解析モデルがカスタマイズされていきます。さらに、アプリを通して自己の感情や精神状態を記録していくことで、脳の状態をさらにAIが学習し続けるそうです。


イヤホン型デバイスをAIが解析しているイメージ画像


そして「ニューロフィードバック」という仕組みを使い脳をトレーニングするそうです。そんなことができるのか?と疑問もありますができるそうです。


ニューロフィードバックは、聴覚または視覚刺激による脳機能の自己調節を教えるために、脳活動のリアルタイム表示を使用するバイオフィードバックの一種です。

この技術は、うつ病、ADHD、不安、アルコール依存症などのさまざまな精神障害を治すために、また、オリンピック競技チーム、プロのアスリート、アーティスト、クリエイターの最高のパフォーマンスを向上させるために、精神心理学クリニックなどによって広く展開されています。



VIE ZONEではニューロフィードバックの技術と音楽の力を組み合わせて脳を鍛えます。脳活動は人間活動の根本を担っており、脳科学は多様な分野での活用が見込まれます。


ちなみに動画も公開されているため当サイトでもご紹介しておきます。映画みたいな作りですね。





AI(人工知能)が脳の特性を学習し個人に合わせてモデルを構築できる時代がきているようです。プロトタイプは出来つつあるようですから製品化され反響が大きければ、スポーツ界などから浸透していく可能性があるように思います。


音楽の力を用いてマインドに変化を与え集中力を上げることができる新しい製品が期待されています。価格帯にもよりますが私も欲しいと普通に思います。


集中力は年齢と共に下がると実感しているため欲しいですね。


今後の成長戦略的には、音楽や動画サービスなどの「エンタメ」の他にも教育、フィットネス、ヘルスケア、モビリティなどの事業ドメインを持つパートナー企業と連携し、オープンプラットフォーム化を進めていくことを目標としています。


製品への期待が高まりますが資金募集を行う段階で、ある程度製品はできていると思われます。


ファンディーノ公式サイト


北陸先端科学技術大学院大学との共同研究が大きなポイント

脳波や生体情報の解析技術は、北陸先端科学技術大学院大学と共同研究を行ない、高品質データの取得・高度な機械学習を活用した脳波解析を含むさまざまな生体情報の分析を行っています。


脳波以外に筋電や体動も同一システムから取得することが可能となっています。


VIE ZONEの脳波と生体情報の解析技術


従来、筋電や体動などの生体情報は、脳波検出を妨げる「ノイズ」と見なされていましたが、活動や生活シーンを検出するための非常に貴重な情報となっているそうです。


これらを利用して脳波や生体情報の解析技術を行うようです。


他社製ウェアラブルデバイスなどとの連携も今後計画しており、同社デバイスだけでは取得できない総括的な生体情報の取得環境の構築を目指すそうです。


ウェアラブルデバイスとは要するに歩数系や心拍計など各種センサーなどを指すと思われます。スマートウォッチをイメージすればわかりやすいと思います。


BtoC販売とBtoB販売


想定されているだけでどうなるのかはわかりませんが、医療系で使われることも需要として考えられているようです。


データを取ることができても解析を行いそれを反映させなければなりません。VIE ZONE(ヴィーゾーン)の販売開始は2021年6月あたりを目指しているようです。それまではテストマーケティングなどを繰り返すそうです。

VIE STYLE(ヴィースタイル)の企業概要を調べてみました

同社の企業概要を調べてみました。公式サイトでは調べることができずファンディーノのデータを利用しています。


製品については色々と書かれていたり、日本語と英語の切り替えも用意されています。海外での資金調達の関係でしょうか。


項 目その内容
商号VIE STYLE株式会社
所在地神奈川県鎌倉市材木座五丁目10番14号
設立2013年8月14日
資本金25,498,610円
※2020年2月10日現在
代表者今村泰彦
決算日6月30日
※2020年2月15日調べ


今回のファンディーノを通じた投資金額は10万円(200株)が最低投資となっています。その上が30万円(600株)、50万円(1,000株)です。


目標募集金額は1,500万円になり上限応募金額が5,000万円です。募集形態は普通株式になります。


製品はソフトウェア開発を日本とベトナムで行い、ハードウェアを中国の深センで量産体系を整えているそうです。ソフトウェアはベトナムに豊富な開発力をもつSun Asterisk社となっています。


VIE STYLE(ヴィースタイル)製品のブロックチェーン技術



サーバーに蓄積される個人データの送信・管理では匿名化・符号化処理の仕組みを開発し、個人情報の保護を行うそうです。


ブロックチェーン技術を用いることで万が一データが流出しても単体では利用できない、暗号化処理を行うため安全のようです。


FUNDINNO(ファンディーノ)についても調べてみたので、もしまだ株式投資型クラウドファンディングのことをご存知なければ下記記事が参考になると思います。




VIE STYLE(ヴィースタイル)がIPOを行う時期は2026年以降を予定、売上急拡大?

同社がIPO(上場)を予定しているのは2026年以降のようです。多少前後すると思いますが企業収益が予定通りに進めばそのあたりになるのかもしれません。


ただイヤホン市場は世界的に見ても激戦だと思います。ニッチ分野で成功しただけでも相当な売上が見込めると思いますが、いかに知名度を上げていくのか?といったことが最終的課題になるかもしれません。


VIE STYLEのIPO(上場)計画表


VIE STYLEが考えるIPOまでのマイルストーンは上記のようになっています。インパクトがあると思ったのは2021年6月期の売上が前期の9.78倍にもなっていたことです。かなり強気だと感じます。


ただファンディーノで資金募集を行うためにはファンディーノの審査があるはずです。事業計画も無理なことはしてこないと思うので実現できる範囲なのでは?と考えています。


製品が販売されると多方面の領域でサービスが開始される可能性を秘めていると思います。脳波や生体情報を「耳」から読み取ることが可能であれば急激な売上増も納得できます。


また同社代表取締役の今村泰彦氏の経歴は、音楽業界のワーナーミュージック・ジャパンでオンライン音楽配信事業開発に11年間従事し、その後、東証1部上場のマーベラス(7844)で執行役員新規事業開発部長に就任していたそうです。


またシリコンバレーIT企業での就業経験も持つことから起業につながったようですね。取締役の石川泰治氏も音楽業界との関係がある人物のようです。


私がファンディーノ大浦学氏に質問をぶつけてみた記事は下記になります。株主コミュニティ制度を利用して未上場株の売買が早くできることを願っています!




VIE STYLEに投資を行うと株主優待権利を得ることができる!

FUNDINNO(ファンディーノ)でVIE STYLEに投資を行うことで株主になれます。ただ株主になってもあまり意味のない投資家も出てきそうです。内容をチェックしてみます。


VIE STYLE株主優待権利


項 目気配運用の内容
1株~400株VIE STYLE製品の50%割引ご購入権
401株以上・VIE STYLE製品の50%割引ご購入権
・VIE ZONEの開発モニターご参加権


株主優待の基準日は2020年3月末日となっています。投資をすれば優待の権利を今回は受けることが可能のうようです。投資を行っても開発中のVIE ZONE(ヴィーゾーン)が手に入るのはまだ先なので既存製品の割引になります。


既存製品は一部の方に人気が高いようです。ただ存在を知らない一般の方も多いことから知名度引上げが重要なポイントです。特許などを得ているそうなので他社が同様の製品を真似するには難しそうです。

製品販売による収益とコンテンツ課金がマネタイズの方法だった

同社が取り組んでいるブレインテック市場は規模が大きく2024年には約5兆円規模になると三菱総合研究所の米国調査会社レポートで発表されているそうです。


さらにビッグデータとAI(人工知能)の活用によりブレインテック市場へ資金が流れるようです。ブレインテックとはブレイン(脳)とテクノロジー(技術)を組み合わせた言葉になり、脳波などの計測データをビジネスに利用しようとすることです。日本よりも海外で取り組みが多いとされているようです。


ブレインテック市場規模


同社はこれらニーズが高まると考えられている「脳波データ」+「それに付随する生体データ」を企業が活用できる仕組みの構築を目指すそうです。


VIE ZONE(ヴィーゾーン)では製品を売った後もHaaS(ハードウェア・アズ・ア・サービス)として展開し、製品保証期間が終了した2年目以降も継続したサポートおよびプレミアム・コンテンツ・サービスの提供を行うそうです。


これにより月額サブスクリプション型課金を行う狙いがあります。


VIE ZONE(ヴィーゾーン)の月額サブスクリプション型課金


マネタイズの方法


BtoCやBtoB市場へ製品を投入しその後はコンテンツ販売、アプリ利用料、イヤホン利用料といったマネタイズとなっています。市場規模が大きくなるとこれまで想定していなかったような使い道も出てくることが予想されます。


またユーザー自身が自らの生体データを販売するセキュアなデータマーケットを構築することを目指したいとあります。


この他、自社プラットフォームで取得した生体データはユーザーに権利が帰属し、ユーザー自身が任意で公開範囲を設定できるそうです。これにより企業の要望に合わせてセキュアなデータ共有を行った場合、適切な報酬(ポイント)を受け取れる仕組みを構築するそうです。


場合によっては同社製品を利用しているだけで報酬を貰えるようですね。そこまでたどり着ければ様々な企業との取引が発生し、複合的な利益を得ることもできそうです。


何が当たるかわからない時代になり日本でも面白い企業が続々登場しているようです!


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FUNDINNO(ファンディーノ)

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