資金不要でIPO抽選に参加できる証券会社が増えています。投資を始めたばかりでまとまった資金を用意できない方にとても嬉しい材料だと思います。IPO投資に興味があるけれど余裕資金がないという方も多くいます。


せっかくローリスクハイリターン投資に出会えても、運用資金が少なく挫折する方も多いのかもしれません。そこで資金不要でもIPO抽選に参加し利益を目指す方法を考えてみました。


資金不要IPO利益を得る方法


私のようにIPOブログを運営していると是が非でも当選しなければならない気持ちになりますが、会社に勤め今の生活に満足している方はお小遣いが出れば嬉しいという環境の方も多いと思います。


私の知り合いには利益が出たらすべて使い切るスタンスの方もいます。家族旅行や中には車を買う方もいました。なかなか当選しないと言われますが、銘柄によっては1回の当選で100万円以上の利益を狙える銘柄も存在ます。


私の感覚ですが株単価が10万円~20万円の銘柄だと利益10万円が目標値になると考えています。公開株数や上場規模により利益も変わりますが、まずは10万円利益を目指しましょう!


資金不要でIPO抽選に参加できる証券会社はどこなのか?

先に述べておきますが、資金不要で当選を狙うためには証券口座が必要です。証券会社の口座開設や維持管理などで費用が発生することはありません。それとインターネット上で送金できる楽天銀行やジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行などの口座を事前に用意しておくと証券会社に入金する際にも振込手数料無料で入金ができます。


出金手数料は証券会社もちになる企業が殆どなので心配することはありません。その前に当選しなければ振り込みを行うこともないと思いますが、銀行振り込みだと購入締め切り時間に間に合わなくなり、当選辞退扱いになりかねないためネット送金ができる環境は必要です。


松井証券の資金不要抽選ルール


まず松井証券から考察してみます。創業100年を超えたネット証券大手企業になり、2018年までは後期型抽選を採用していた証券会社です。抽選ルールについては別記事を見て頂きたいと思いますが、IPO取扱い数が増えているため当選者を見かけるようになってきました。


資金不要となっていますが、IPO抽選に参加する方は思ったほど多くないイメージがあります。申込んだからと言って当選できるとは言えませんが、幹事を引き受けていれば必ず抽選に参加しておくべきでしょう。委託幹事に入ることもあり取扱い銘柄自体は増加傾向にあります。


私は松井証券のボックスレート手数料で過去にお小遣いを得るために必死に売買を行っていたことがあり、株取引を始めて2番目に口座を開設しています。1番目はネット証券最大手のSBI証券でした。


松井証券に証券口座を開設しポイントを貯めてポイント投資もできるため、興味があればポイント投資も調べてみるとよいでしょう。ポイントを貯めるにはハードルが高いですが、松井証券のクレジットカードを使うと還元率が1%になり年間に数千円程度のポイント投資の期待が出来ます。


私はTポイント投資を最近始めたので松井証券ポイント投資にはあまり興味がありませんが、ライフスタイルで必要な方はカードを作ってみるとよいでしょう。提携サイトは500店以上となりアマゾンや楽天市場、Yahoo!ショッピング、ロハコ(LOHACO)など有名ネットショッピングサイトで使えます。


私はネオモバイル証券でTポイントで投資を始めました。貯め続けて数万円の利益を狙いたいと考えています。詳細は下記記事にまとめました。

⇒ SBIネオモバイル証券(ネオモバ)評判とデメリット!Tポイント投資で業界激震


個人的には松井証券にある程度入金しているため株式取引も行っています。株式も保有したまま数年経過しているため信用取引口座も開設し担保として使っている状態です。


過去には1回の当選で30万円程度の利益を得たこともありますが、資金不要なので参加者も増加傾向にあるのかもしれません。トータル的に色々と使える証券会社なのでお勧めだと思います。


松井証券のIPO抽選ルールなどは下記記事に全力でまとめてみました。よかったら参考にしてください!

⇒ 【保存版】松井証券のIPOルールがやばい!幹事増加と当選者続出


岡三オンライン証券でIPO当選を狙いたい!配分期待は低いかも?

岡三オンライン証券は資金不要でIPO抽選に参加できますが、委託幹事に入ることが多いため当選期待はやや低いかもしれません。基本的に「岡三証券」が幹事に入ると同社でも取扱いがあるパターンが多いようです。岡三証券が幹事入りしなくても取扱いがあることもあります。


岡三オンライン証券お勧め理由


IPO取扱い銘柄は多いため抽選に参加しておくことをお勧めします。ただし落選して当然と思って申込むスタンスがよいでしょう。私は補欠当選を何度が頂いていますが、まだ当選したことがありません。ネット上では当選者を見かけたことがあるため申し込み続ければ当選すると考えています。


岡三証券は主幹事を引受けることもあり、その時は岡三オンライン証券にも多くの株が回ってくると考えています。もしくは平幹事でも株数が多い銘柄を引受けている時はチャンスだと思われます。


ただし、IPOに当選した場合に購入期間が短く設定されているため購入できないと辞退扱いになります。抽選結果はメール配信が行われるためメールの確認をしっかりしておきましょう。ログイン画面上での当落反映が少し遅いため、メールを見逃していると購入忘れとなるパターンも考えられます。


詳細は下記に記事でまとめています。岡三証券は対面型に力をいれていて、岡三オンライン証券はネット取引に力を入れています。


⇒ 岡三オンライン証券のIPO抽選ルールまとめ記事


SBIネオトレード証券のIPO取扱い実績と当選期待は高め

SBIネオトレード証券も岡三オンライン証券同様に委託販売経由の取扱いが多くなっています。レオス・キャピタルワークスが上場承認した際に幹事入りしていますが、地合いの悪化などで承認取消となりました。せっかくSBIネオトレード証券で当選したのに残念です。


SBIネオトレード証券の取引手数料が安い理由


同社の特徴としては、何しろ手数料が安いため取引量が多い方に向いている証券会社です。現物手数料や信用取引手数料を公式サイトで確認して頂けるとわかりますが、収益をどのように上げるのか?と顧客が考えるほど低く抑えられています。


SBIネオトレード証券はネット証券の中で最安値水準のため手数料を出来るだけ安く抑えたいのであればお勧めできます。IPO取扱いはそれほど多いと言えませんが、幹事入りした場合の当選確率は高いと考えられます。


IPOにおいては後発企業になるため口座数がまだ少ないようです。幹事入りした場合に口座開設が集中すると思われるため時間があるときに作っておきましょう。


幹事引受け株数の100%を抽選に回し機械的な抽選を行っています。詳細は下記記事にまとめています。当選した場合のみメールが届くシステムを採用しています!


⇒ SBIネオトレード証券がIPO取扱い開始!【前受金不要で完全抽選】


野村證券のIPO取扱い実績は凄いけど当選期待は低めなのか

野村證券と言えば日本国内でTOPクラスのIPO取扱い実績があります。しかし抽選に参加する方が多く、なかなか当選できないと言った話もよく聞かれます。そもそも資金不要で抽選に参加できるため当選すると考えるほうが間違った考えなのかもしれません。


確かに年間を通してIPOで負ける投資家は少なく、中には1,000万円を優に超えるような利益を上げる方もいます。ただ簡単に当選しているように言われますが、大人の取引も存在しそこには努力が見え隠れします。


野村證券でIPO当選を狙うために


野村證券の手数料はネット経由でも高いと言われますが、野村オンライントレードではなく「野村ネット&コール」に口座を開設するとかなり割安になります。


ログイン画面などは同じですが株式手数料などが違います。IPO抽選にはどちらから申込を行っても構いません。両方の口座を開設することもでき両方から抽選に参加した場合は片一方に名寄せされます。私は両方の口座を開設していますがどちらが当選しやすいのかわかりません。


名寄せが行われると言うことは同一システムで管理されているのかも?


なんだかんだ書いていますが当選を狙うなら口座は開設しておきましょう。主幹事で株数が多いケースもあり当選期待は十分にありますが、主幹事以外の当選は厳しいのかもしれません。

いちよし証券とエイチ・エス証券も資金不要だった

いちよし証券のIPO抽選申し込みがネットで出来るようになり簡単になりました。以前は電話申し込みだったため電話が通じなくなることが多々あり、申込できないことも発生していました。また電話を受け付ける方も大変だったことでしょう。


いちよし証券は主幹事を引受けることがあるため、主幹事の場合は必ず抽選に参加しておきましょう。過去には連続当選をしたことがあります。


いちよし証券IPO抽選がネット申込になる


それほど取扱いは多くありませんが、人気がありそうな銘柄の主幹事になることが多いように思います。上場規模が大きくても公開価格割れしにくいと感じます。またエイチ・エス証券も同様に主幹事を引受けることがあります。


エイチ・エス証券は独自に「IPOポイント」という仕組みを作っていますが、少し使いにくいと感じます。そして期限が過ぎポイントがなくなってしまったりとポイント消化も難しいように思います。


取引手数料1,000円(税込)ごとに100ptとなり、有効期限は2年間になります。不定期で開催されるアンケートなどもあり手数料以外にポイントを貯める方法もあります。ポイントは1,000ポイントからしか使えないためここにデメリットがあるように感じます。


エイチ・エス証券のIPOポイント


公式サイトへは各画像をクリックすることで公式サイトに飛びます。必要であれば公式サイトで確認をしてください。公式サイトのどこかに「募集等に係る株券等のお客様への配分に係る基本方針」があるのでそれを読めば抽選ルールが書いてあります。


口座開設は面倒なので途中であきらめる方も多いようですが、はじめに頑張っておけば後は楽です。みんな乗り越えてコツコツ当選を目指して頑張っているので口座開設で挫折しそうな方はIPO投資をしない方がいいです。あと飽きっぽい性格の人にも勧めません。


多分そのような方は「ハイリスクハイリターン」の金融商品を好むでしょう。タイトルにもありますが、1年間申込続けて10万円狙うにも少しは努力が必要です。10万円が低く感じる人は違う投資をお勧めします。

むさし証券も資金不要だったことを忘れるな!

幹事引受けや委託幹事を引き受けることがあるむさし証券を忘れていました。株数が多い銘柄では申込を行っておきたい証券会社です。当選や補欠になるとメールが届き、落選の場合はメール連絡がありません。最近は取扱い数が増えているため時間があるときに口座を作っておくとよいでしょう。


むさし証券インターネット取引


むさし証券も岡三証券のように対面型とネット取引にわかれています。資金不要なのはむさし証券のトレジャーネット口座になるため間違わないようにしておきましょう。


対面口座と言われる支店口座を開設された方は手数料や預け入れ資産状況により、抽選によらない配分も存在します。大手証券に比べハードルは低いと思われるため狙ってみるのもよいでしょう。


私はネット取引のトレジャーネットからの申込を行っています。株式の他にも日経225先物取引や日経225オプション取引にも力を入れている証券会社です。


DMM.com証券でもついにIPO取扱いが開始され、完全平等抽選を発表

DMM.com証券の株取引は「DMM株」になります。IPO取扱いでは後発の企業になりますが、株取引などの無料ツールなどに定評があり人気です。ネット証券になるため手数料も業界最安値水準になり投資初心者からハードユーザーまで人気となっています。


取引ツールのDMM株PROを使うと東証FLEX Full板情報サービスも行われていますが、簡易版のツールでも十分使えます。四季報や板情報も見やすい通常取引システムが個人的に好きです。


DMM.com証券IPOは資金不要


IPO取扱いのポイントは、申し込みから抽選段階では購入資金が必要ありません。1口座1抽選になるため家族でIPOを申し込んで楽しむこともできます。引き受けた株数を全て抽選に回すことから誰でも当選チャンスがあると言えます。


また、IPOに当選した場合のみ購入代金を入金すればよいため資金効率が良いです。資金不要でIPO抽選に参加できる企業が増えてとても嬉しく思います!


DMM.com証券でIPOが当選した場合に、資金がない方でも1銘柄分くらいの資金はどうにか集めることができるでしょう。資金が間に合わない方は残念ですがあきらめましょう。完全抽選を採用していると家族で参加される方も最近多いようです。


店頭系と違い機械が抽選を行うため申込者も気楽だと思います。DMM.com証券の詳細は下記記事にまとめてみました。


⇒ DMM.com証券のIPOルール完全版【DMM株は前受け金不要】


支店口座でIPOを申込めば資金不要で抽選に参加できる

支店口座と言われる担当者が付く証券口座を開設すれば資金不要でも抽選に参加できます。ただし、口座残高が「0円」だと当選した場合に本当に購入してくれるのかわからないため多少の入金は必要かもしれません。利用するメリットもしっかりとあり支店に手数料を落としていると裁量配分が行われ複数株の配分も行われます。


証券口座開設間もない場合には入金しなくても配分があると思いますが、しばらく時間が経過すると人付き合いになるため担当者もお金を落としてくれないのであれば配分がなくなる傾向にあります。大人の世界なので投資初心者には難しいかもしれませんが頭に入れておくとよいと思います。


IPO当選支店配分状況


私もまとまった資金を入金したまに取引を行っていたことで40万円~50万円程度のまとまった利益を何度か頂いたことがあります。利益が出た後は、金融商品の売り込みがあるため電話に出るのを少し躊躇します。


ここで、冷たい態度をとると次の配分期待はないでしょう。また、50万円位しか口座になくても支店口座であれば資金枠を超えてIPO抽選に参加できます。私の場合であれば300万円~400万円の預け入れ資金で2,000万円分の注文を出したりします。支店によってはNGのところもあるようですが、高い手数料を落とす訳ですから何かしらメリットがないと利用しませんよね。


と言うことで個人的にまとめてみました。


後はどれだけ努力するかで利益も変わってくると思います。上記のような証券会社を利用して年に1回10万円のお小遣いを狙い、コツコツ申込むスタンスだと落選しても気落ちすることも少ないでしょう。


1年間に数回は当選確率が通常よりもだいぶ高くなる銘柄もあり、狙えるIPOにだけ参加するスタンスもよいかもしれません。運が良い人が世の中いますからね。殆どの方は運よりも申込続けることで当選確率をアップさせる方法になるでしょう。逆に銘柄ごとにガッツリと資金を拘束されるマネックス証券タイプの証券会社もあります。


IPO幹事で引受けた株数を全て抽選に回します! 【完全平等抽選のマネックス証券】
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