MoneyFarm(マネーファーム)という投資サービスが始まりました。高いリターンが見込めるため詳しく調べてみたいと思います。
金銭債権をトークン化して販売するマーケットプレイスになります。ブロックチェーン技術を採用しているため個人投資家に人気があるようです。
※マネーファーム公式サイト引用
同社の投資スキームを簡単に解説すると金銭債権をマネーファームを通じて投資家に小口販売します。
世の中には金銭債権という仕組みがあり、受取手形や売掛金、預金や貸付金等があります。
同社ではこれらをブロックチェーン技術を活かし、またトークン化しゲーム感覚で投資ができるサービスを開始しました。
ちなみにブロックチェーンやトークン、NFTなどの言葉が使われていますが内容を把握しなくても投資は簡単にできます。
イメージ的には割引された金銭債権を同社が仕入れ、トークン化された「ファームチケット」を投資家が購入し期日まで待つだけの投資になります。
MoneyFarm(マネーファーム)に投資したら儲かるの?どんな特徴があるのか調べてみました
記事作成前にマネーファームのセミナーを受講してみました。国内初のトークン化債権マーケットプレイスということで注目されているようです。クラファン事業者でも似たようなサービス展開を行っている企業もあると思いました。
※マネーファーム公式サイト引用
ただ同社の場合はトークン化された金銭債権を小口化販売しているため独特なスキームとなっています。
購入時のスキームは上記画像のようになります。
同社で販売される金銭債権はファームチケットと呼ばれています。投資を行った後はただ待つだけの投資になります。一応ブロックチェーン上で取引内容が記録される仕組みです。
これはなくても問題なさそうですが、今後横展開するうえで重要なサービスなのかもしれません。セミナーではもっと先のビジョンのお話がありました。
※マネーファーム公式サイト引用
トークン化されたファームチケットを購入後、一定期間が過ぎるとファームチケットに紐づく金銭債権に基づき金銭を受取れます。
流れ的には不動産投資型や融資型のクラウドファンディングと少し似ています。
気になるのは課税区分だと思います。課税区分は基本的に雑所得扱いになります。クラファンと同じとなっています。
ファンドという言い方ではなく「ファームチケット」になります。
また、ファームチケット毎に投資内容が異なります。投資する前に基本情報などを確認しておきましょう。
- 基本情報
- 裏付けとなる権利(金銭債権)の情報
- 債券情報
- 収穫する金銭の支払い元(債務者)情報
- 現在の債権者の情報
基本情報以外は会員登録が必要になります。ログインしないと確認できない仕組みになっています。
投資を行う場合は1口1万円からできます。※案件による
投資ハードルが低いため楽しみながら投資できると思います。ポートフォリオに組み込んでみると面白いかもしれません!
マネーファームの金銭債権の種類は3タイプある
MoneyFarm(マネーファーム)の金銭債権の種類は「確定債券」「将来債券」「集合債券」の3タイプがあります。※マネーファーム公式サイト引用
確定債券とは給付を受ける金銭の額や日が確定している債権になります。確定している履行内容に基づく予定日に予定額の金銭の給付を債務者から受けることになるためこのパターンが多いはずです。
将来債券とは債権の根拠となる取引が完了していない時点の債権になります。
集合債券とは債務者に対する複数の特定された個々の確定債権や将来債権を 一つの集合した債権として捉えたものになります。
同社によれば金銭債権は、根拠となる契約によって様々な履行内容や形態があるため正式な分類の定義は存在しないそうです。わかりやすいように同社では分けられているようです。
面白い投資商品も登場する予定なのでファームチケットを確認しておきましょう。利回り10%越となる案件も出てくるかもしれません!
運営企業の3rd Economyについて調べてみました
マネーファーム運営企業の3rd Economyについて調べるとRelicホールディングスのグループ会社となっていました。Relicホールディングスは新規事業開発を積極的に行う企業で有名です。勢いある企業なので安心感があります。
項 目 | その内容 |
会社名 | 株式会社3rd Economy |
代表取締役社長 | 橋村 純 |
取締役副社長 | 倉田 丈寛 |
取締役 |
|
所在地 | 〒150-6019 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F |
事業内容 | トークン化債権のマーケットプレイス運営 |
設立 | 2023年8月 |
法律顧問 | TMI総合法律事務所 |
MoneyFarm(マネーファーム)のサービスは横展開する可能性があると個人的に考えています。
Relicホールディングスは新規事業開発などを得意とし、事業化に向けたプロダクト・サービス開発を行う企業です。従業員は300名を超える企業となっています。
3rd Economyについても新しいサービス展開の期待がありそうです。詳しくは書けませんがそのように伺っています。
マネーファームでは将来受け取る予定の金銭より安い価格で権利購入することで、お金を増やしたい投資家とマッチングさせることを狙ったサービスを提供しています。
MoneyFarm(マネーファーム)の会員登録方法と投資手順を調べてみました
マネーファームの会員登録やサービス利用料などは全て無料です。もちろんトークン化された金銭債権の販売手数料も無料で利用できます。
※マネーファーム公式サイト引用
会員登録はEメールアドレスの入力とパスワード設定を行うだけです。
フリーアドレスでは登録ができないようです。会員登録を行う際は未成年の登録はできません。
会員登録後に名前や住所、電話番号などの個人情報入力を行い規約の確認・同意を行うことで会員登録が完了します。
現時点で資産情報などの入力は必要ないため面倒な作業が軽減されています。
会員登録にあたっては本人確認等の手続きが不要となっています!同時に200万円を超える債権を保有したい場合は本人の確認手続きが必要になります。
オンライン本人確認(eKYC)もないため逆に少し不安になります。
金融商品取引法(金商法)外の投資になるため現時点ではこれでOKのようです。そのうち適用されると考えています。
※マネーファーム公式サイト引用
案件(ファームチケット)を選択し投資した後はただ待つだけの投資になります。投資後は管理画面で畑で収穫を待つ植物の成長を目視できるようになります。
ゲームで野菜や果物を育てるイメージでいいと思います。
クラウドファンディングと同じで契約成立後のキャンセル(解約)が基本的にできないため余裕資金で投資を行いましょう。
短期間での投資になるようなので資金回転目的の投資感覚でよさそうです。人気があるそうなのでファームチケット完売が続いてます。
投資手順としては案件を選択し予定収穫期まで待つだけです。デジタルデータ(トークン)を利用していますがトークンが売買されている訳ではありません。
MoneyFarm(マネーファーム)のメリットとデメリットを考察!1万円から投資可能
マネーファームのメリットとデメリットを考察してみました。1万円から投資できるためハードルは低そうです。また新しい領域への投資になるため面白みがあります。
- 1口1万円の小額投資から始められる
- 高利回り案件が多くリターン率が比較的高め
- インターネット完結型の投資なので手間が掛からない
- 後入金方式なので投資しやすい
- 出金手数料が無料
- 口座開設費用や維持管理費用が無料
- グループ会社が大きめなので安心感がある
- 元本保証の投資ではない
- 投資確定後のキャンセルができない
- 入金時の振込手数料は投資家負担
- 期待リターンは予定された数値なので確定値ではない
- ログインしないと案件(プロジェクト)詳細が確認できない
振込手数料に関しては入金時は投資家負担、出金時は無料となっています。
振込先はGMOあおぞらネット銀行になるため入金時も同行であれば振込手数料を無料にできます。入出金に関しては良心的だと思います。
投資はスマートフォンとパソコンの両方で行えます。また、インターネット上で完結できる仕組みになっています。
振込代金は購入手続きが完了した後でOKとなっているため後入金方式を採用しています。事前入金の必要はありません。
メリットが多いため投資環境はいいと思いす。ただし他の投資と同じで元本保証の投資ではないため案件を都度確認してから申込みを行っておきましょう。
日本で初めてトークン化債権を取扱うマーケットプレイスを提供しているため話題性もありそうです!!
MoneyFarm(マネーファーム)を利用している投資家の口コミを調べてみた結果
投資家の口コミを調べてみると意外と人気があるようです。募集金額もまだ低く投資家も様子見なのかもしれませんが短期運用ができるため一部の投資家にはかなり好まれているようです。最近は成長企業事業拡大支援のファームチケットが多く登場しています。利回り8%を超えるような案件も複数登場しています!
マネーファームに20万投資。
— K@本業手取り20万でセミリタイアを目指す投資家 (@kazu_vstrom) August 31, 2024
ここは1~2ヶ月運用が多いので、NISA枠復活前の調整に持って来い
朝からマネーファーム(MoneyFarm)の金融債権に投資
— なお@アメリカ帰国おっさん (@Nao44658490) September 6, 2024
2ヶ月で約1.2%の利益予定
余力があまりないので10万円だけだけど、銀行に置いておくよりは良いでしょう😌
マネーファームから償還がありました。
— K@本業手取り20万でセミリタイアを目指す投資家 (@kazu_vstrom) September 6, 2024
約30日程の案件で、530,000円が532,843円になって返ってきました。
*マネーファームは業者側での源泉徴収は無いです。
MoneyFarmの新しいファンドが公開されていました。募集期限が残り1日と、危うく見逃すところでした。種を撒いて苗を育てるUIが本当に好きで。利回り8%を超えるファンドに投資しました↓
— とみます🐈 (@20tomimasu) April 27, 2024
セミナーでは利回り7.0%以上は提供できるだろうとお話がありました。
実際には7.0%を大きく超えています!
国内初のサービスとして注目されているものの知名度的にはまだ低いようですね。これから魅力的な案件がどんどん登場することに期待したいと思います。
個人的には同社代表の橋村純氏がクラウドバンクの代表を務めていた材料に期待しています。なんだかおもしろいことが起きそうな気がします。
新しいファームチケットがどんどん登場しています。運用期間が短いため資金回転させて利益の積み増しを狙うことになりそうです。利回り9.0%も登場しました。
MoneyFarm(マネーファーム)の評判と口コミまとめ!
マネーファームでは小額から資産運用できるため人気が見込めます。金銭債権という新しい領域へ投資できるため分散投資という考え方もできそうです。何しろリターン率が高く設定されているため魅力があります。
※マネーファーム公式サイト引用
同社が提供しているファームチケットは金銭債権を裏付けとしています。
将来受け取ることができる金額より少ない金額で購入できるスキームになり、その差額分が投資家等のリターンになります。相場の影響を受けにくいため手堅い資産運用ができそうです。
ファームチケットは1万円単位で購入できマイページ上に自分の農場が表示され、投資を行うと農場が充実する仕組みとなっています。まさにゲーム感覚で投資を始められそうです。
投資はオンライン完結で即日利用開始も可能だそうです。
ブロックチェーン技術が採用されているため「暗号資産」や「ウォレット」など知識が必要になると思いきや、詳しく調べると殆ど知識が必要なくても投資できることがわかりました。
新しいことにチャレンジしてみたい方は会員登録してみるといいかもしれません。会員登録も簡単ですからね。
保有する金銭債権を表象するNFTをマイページで所有、又は閲覧することで資産運用できる新しいサービスが登場しました。ワクワク感ある投資なのでヒットするかもしれませんね!
小粒案件が多くなっていますが「確定債券」なので比較的安心できそうです。
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