ウェルプレイド・ライゼスト(9565)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。親会社がカヤックでeスポーツ専業のIPOになります。


主幹事はSBI証券が務め公開株数431,500株、オーバーアロットメント64,700株です。上場規模は想定発行価格1,070円から計算すると約5.3億円になります!


人気が見込めそうなIPOが登場しました。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOが上場承認
※ウェルプレイド・ライゼスト公式サイト引用


カヤック(3904)を親会社としたeスポーツ専業の企業になり面白みがあります。


売上高営業利益率を意識した経営を行っているとありますが、業績規模がまだ低く成長はこれからだと感じます。


日本のeスポーツ市場は2020年の67億円から、2024年には184億円と年平均成長率が28.9%の予想が出ています。ただeスポーツ市場は海外が先行し日本は遅れています。


しかし同社のような企業が積極的に活動することで日本のeスポーツレベルも向上していくはずです。


新型コロナウイルス感染症が拡大する中でもオンライン開催や観戦へ柔軟にシフトすることができ市場規模を拡大させています。


NTTドコモのeスポーツリーグブランド「X-MOMENT」や東京ゲームショーなどもeスポーツの追風となっているようです!!


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日11月30日
市場グロース市場
業種 サービス業
事業内容eスポーツ事業
ブックビルディング11月11日~11月17日
想定価格1,070円
仮条件1,070円~1,170円
公開価格1,170円
初値結果6,200円(公開価格5.30倍)
企業情報https://wellplayed-rizest.jp/
監査人監査法人A&Aパートナーズ
手取金の使途
  • 事業拡大に係る採用費及び人件費
  • 借入金返済
  • 新規サービスへの投資資金


項目株数データ
公募株数200,000株
売出株数231,500株
公開株数(合計)431,500株
オーバーアロットメント64,700株
上場時発行済み株数2,700,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約28.9億円
幹事団SBI証券(主幹事)
大和証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
岩井コスモ証券
Jトラストグローバル証券
極東証券
東洋証券
委託見込SBIネオトレード証券
CONNECT


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,070円を基に吸収金額を算出すると約4.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約5.3億円規模の上場となります。


ウェルプレイド・ライゼストは「スポーツの文化・価値を創造」することを目的として事業活動を行っています。


同社サービスは「クライアントワークサービス」「パートナーソリューションサービス」「ビジネスデザインサービス」の3つのサービスに分類されます。


クライアントワークサービスは創業時から力を入れているサービスになり、ゲームメーカーをはじめとしたクライアントに対し、eスポーツイベントの企画・運営を行っています。


eスポーツ専業の会社としてゲームメーカー、参加者(eスポーツ選手等)、視聴者の三者の視点から喜ばれるeスポーツイベントをつくることを得意としています。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)の業績
※有価証券届出書引用


パートナーソリューションサービスは、eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサー等のeスポーツに関わる「人」に対して様々な収益機会を創出・提供するサービスです。


メニューとしては主力であるスポンサー仲介(エージェント業)をはじめ、インフルエンサーマーケティング、キャスティングの他、将来の収益上の期待が大きいクリエイターサポートがあるそうです。


この手のサービスは色んな方を巻き込み成長しているように感じます。


私の長子も多少有名のようですが、まったく状況がわかりません。たまにレクチャーを受けますがゲームは中学生で辞めたのでわからないんですよね。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOの市場環境
※有価証券届出書引用


ビジネスデザインサービスは、eスポーツの新たな価値を創造するサービスやコンテンツを企画・開発することを目的とし、2022年10月期からサービスを開始しているそうです。


eスポーツを他分野の領域とかけあわせたイベントを企画・運営、他業種のパートナーと組んで新規プロジェクトを立ち上げるなど新規市場の開拓を目指しています。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


成長性ある事業だと思いますが、オリンピック採用は検討中なのでまだインパクトは薄いかもしれません。


eスポーツ自体はITの普及も手伝い活発化しています。コロナ禍も追い風となり社会的価値が向上しているように思います。


また、eスポーツ銘柄は意外に多く存在していますが同社は専業のため人気見込みはあると思います!


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2015年11月19日、東京都新宿区大京町22-1グランファースト新宿御苑6階に本社を構えます。社長は谷田優也氏(1982年10月08日生まれ)、株式保有率は9.06%(240,000株)です。


従業員数62人で臨時雇用者13人、平均年齢30歳、平均勤続年数2.9年、平均年間給与4,496,000円です。


セグメントはeスポーツ事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
カヤック1,560,000株58.91%
谷田 優也240,000株9.06%
髙尾 恭平240,000株9.06%
副島 雄一240,000株9.06%
古澤 明仁75,000株2.83%
原田 清士60,000株2.27%
浅野 洋将50,000株1.89%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


親会社にあたるカヤックには180日間(2023年5月28日まで)のロックアップ付与、さらに発行価格1.5倍以上かつ1,368,000株を下回らない範囲だと売却可能となっています。多少売る気があるようですね。


ただカヤックは売出株で株式を売却しないため親会社で居続けるようです。


その他の個人株主にも180日間のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


副島雄一氏にだけは90日間(2023年2月27日まで)のロックアップが付与されています。また、発行価格1.5倍でロックアップ解除となります。状況から売り抜けたい株主だと考えられます。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。ベンチャーキャピタル出資はありません。親引けもありません。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が想定発行価格を下限として1,070円~1,170円に引き上げられました。吸収金額は最大で約5.8億円、時価総額は約31.6億円になります。


そして大手予想が引上げられ個人投資家を中心にかなり盛り上がると考えられます。親会社のカヤックは既にマネーゲーム化し子会社のウェルプレイド・ライゼストにもその余波が向かうと考えられます。


上場当日は初値が付かないと考えられており、上場2日目の動向が重要視されています。pluszero(5132)のS高連発もあり高騰することが予想されています。


親子上場のデメリットを除いても吸収金額の小ささから同社もマネーゲームとなる可能性が高いようです。


12月IPOラッシュは微妙な銘柄が多いようなので、同社株が注目される可能性は高いように感じます!!


大手初値予想2,500円以上
修正値3,000円~4,000円
直前予想4,000円

※注目度B


業績を確認すると2022年10月期の単独予想を確認できました。売上20.01億円となり前期比19.75%増、経常利益1.55億円となり前期比18.32%増となります。


四半期利益は1.03億円となり前期比25.61%増の予想が出ています。2023年10月期の予想はまだ出ていません。


公開価格が1,170円決定の場合の指標はEPS41.31からPER28.32倍、BPS92.96からPBR12.59倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


IPOでは初物となりますがカヤックとの親子上場というデメリットもあります。しかしベンチャーキャピタル保有株がないため公開株式以外の株流通は少ないと考えられます。


上場規模も小さくトータル的には爆上げ期待のIPOと言えそうです。SBI証券主幹事なのでもっと株価設定が高いと思っていましたがそれほど高くない印象です。


kimukimu

初値高騰となる可能性が高く公募組には投資チャンスとなりそうですね!!



IPOチャレンジポイントのボーダーラインも初値予想が上振れしたため500P以下では厳しくなってきた感があります。600Pでも厳しいかもしれません。


初値が3,000円であれば600Pくらいだと思いましたが、上限予想が4,000円となったためどうでしょうか。追い打ちをかけるようにSBI証券でIPOチャレンジポイントのばらまきキャンペーンが始まり個人的に残念です。


愛想を尽かしてポイントを使ってしまいたい方も多いはずです。


私も未成年口座のポイントを使うことを考えてみたいと思います。ただ20万円~30万円の利益で600P以上を利用するのはどうだろうか?と悩みます。


SBI証券ヤバイですね。。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)388,700株90.08%
大和証券21,500株4.98%
松井証券4,300株1.00%
マネックス証券4,300株1.00%
楽天証券4,300株1.00%
岩井コスモ証券2,100株0.49%
Jトラストグローバル証券2,100株0.49%
極東証券2,100株0.49%
東洋証券2,100株0.49%


SBI証券から申込みを行っておくことをお勧めします。できるだけ資金を集中させて申込株数を多くしておくと当選確率が高くなると思います。


公開株数が少ないためIPOの申込みが面倒だと思った方はSBI証券からの申込を優先しておきましょう。


また、SBI証券から委託販売が行われるSBIネオトレード証券からもできれば申込しておくとよさそうです。


こちらは資金不要でIPO抽選に参加できます。詳しい内容は下記記事でまとめています!




また、今月もFunvestの口座開設でAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされます。投資を行えば合計2,500円分のAmazonギフト券が貰えます。


大和証券グループの資本が入っているため投資先として安心感があります。実際に投資を行ってみたので下記記事が参考になるかもしれません!




ウェルプレイド・ライゼストのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想してみました

ウェルプレイド・ライゼストのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想してみました。


ウェルプレイド・ライゼストのIPOチャレンジポイントのボーダーライン予想


eスポーツ市場は拡大し続けていますが、同社の業績水準が低いため心配面もあります。


結局人気になると思いますが、初値2.3倍超えでも14万円程度の利益なのでIPOチャレンジポイントのボーダーラインは500P以下だと思います。


本来であれば14万円の利益と考えると300ポイントもあれば良さそうですが、インフレ傾向にあるため500Pくらい必要になるかもしれません。


状況によっては上場1日目は初値付かずも期待できそうです。ただ株単価が低いため私はIPOチャレンジポイントを使わない可能性が高いです。使いどころが難しいですよね。


【追記】
IPOチャレンジポイントのボーダーラインを調べたところ660ポイント辺りだと判明しました。大手予想では親会社のカヤックの株価がぶっ飛んだため同社にあてはめると8,500円となるようです。そんな状況になるとは思っていませんが上場2日目に初値が付くと考えられます。

上場1日目は2,691円が上限となるはずです。上場2日目は6,200円弱まで上限があると思うので初値は付くと考えられます。ご当選された方おめでとうございます!!


IPOになかなか当選できない方はETF投資は如何でしょうか?米国株が跳ねる前に投資しておくと面白いかもしれません。1万円から投資できるTHEO+docomoだとdポイントを貰うことができます。


ポイ活もバカにならないため継続して利用しておきましょう。主にドコモユーザーにメリットがあります。私はauユーザーですが利用しています。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
カヤック(3904)PER17.26倍PBR4.38倍
GameWith(6552)PER41.35倍PBR2.03倍
コナミグループ(9766)PER15.47倍PBR2.28倍
※2022年11月10日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2022年11月01日~2030年7月30日75,000株80円
2023年3月01日~2031年1月30日32,500株320円
2023年11月01日~2031年10月30日40,700株600円


ストックオプション(新株予約権)は75,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数2,500,000株に対する新株予約権の割合は5.93%に相当します。新株予約権による潜在株式数は148,200株です。


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ウェルプレイド・ライゼストのIPOは人気があると思います。


SBI証券が主幹事を行う銘柄は面白系が多いですよね。今回も人気が見込めそうです!


ウェルプレイド・ライゼスト(9565)IPOのまとめ
※ウェルプレイド・ライゼスト公式サイト引用


同社も対応を検討しているようですが、eスポーツは技術革新が絶え間なく行われスマートフォンやタブレット型端末の普及が進んでいます。


モバイルゲーム市場の拡大だけでなく、ハードウェアからソフトウェアまで様々な新技術に適時に対応していくことが必要だと考えているようです。


市場的にはモバイルゲームeスポーツの勃興、eスポーツファンの増加、eスポーツ大会の視聴時間の増加等などが同社に寄与するそうです。


海外のeスポーツ市場は拡大しており日本市場も追随しています。IPO的には親会社との懸念材料もあります。同社は市場的にバッティングしているデメリットは否めません。


しかし、新奇性もあるためIPOでは人気だと思います。今期業績予想で純利益が前期越えだとより人気が高まりそうです!


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この他、Vプリカキャンペーンが別途行われているためかなりお得なキャンペーンだと思います。詳しくは下記記事にまとめています。


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