tsumiki証券とは丸井グループ(8252)が運営する投資信託専門の証券会社になります。エポスカードでも投資信託の購入や積立ができ若年層をターゲットした顧客の囲い込みもあり得るでしょう。丸井グループによれば10年後に100万人の利用者と資産残高1兆円を目指す方向とあります。


取り扱う投資信託は現時点では4種類となり、わかりやすい設定となります。いわゆる「アクティブファンド」になるため向き不向きがあると思いますが、経済的に下支え要因もあるため若年層の投資意欲によっては日本の経済も多少上向く可能性もあります。


tsumiki証券は丸井グループ


自分の未来のために資産を積み立てるという意味があり「tsumiki証券」となっているようです。商品はNISAにも対応していると言うことで非課税でも資産運用できます。今まで投資とは無縁だった層を取り込むことも目標としてあるようです。丸井グループは安定した業績を残し百貨店業界では時価総額が1位となります。


株主構成も日本マスター信託口や日本トラスティ信託口、となっており投資信託やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が大株主になります。何が言いたいかと言うと、安定した企業へ投資をする機関などが入ってきていると言うことです。


tsumiki証券で用意されているサービスは何なのか?

tsumiki証券における大きな特徴は、「クレジット払いで投資信託を購入できる」ことです。どうやら日本初のスキームになるということで業界では注目されています。そしてシンプルな投資を行うことにより投資初心者にわかりやすいサポートを行うとあります。


WEBだけではなく実店舗を丸井各店に配置することで、お金に関する相談や口座開設のサポートなどを行うそうです。ある程度サービスがまとまると多方面への事業拡大もあり得るでしょう。下記は今回の取扱い商品になります。


運用会社投資信託の商品名
コモンズ投信コモンズ30
セゾン投信セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン投信セゾン資産形成の達人ファンド
レオス・キャピタルワークスひふみプラス


どれも人気が高い投資信託ですが、「ひふみプラス」はメディアでも取り上げる機会が多いためご存知でしょうか。2018年6月公開実績では設定来で+323.47%の運用実績があります。1年では23.1%となりますが、ハイリスクハイリターン商品なので気を付けましょう。


エポスカードカードで投資信託を購入するとエポスポイントが貯まる?

エポスカードカードで投資信託を購入するとエポスポイントが貯まります。しかし気を付けなければならないところがあるため記事にしてみました。公開されたIRを見ると以下のように記載されています。


お客様は月5万円を上限ん積み立てを行って頂くことができ、いつものお買い物や携帯電話のご利用代金と共に、毎月銀行口座から引き落とさせて頂きます。ご利用は1回払いのみとなりますので、金利手数料等は頂きません。年間の積み立て金額や積み立て期間に応じた、エポスポイントもプレゼント致します。



お気づきでしょうか?「年間のつみたて金額やつみたて期間」となっています。ポイント還元率は現在のところ明らかにされていませんが、還元率によっては期待ができるのかもしれません。毎月の定額購入はエポスカードの1回払いで購入するとよいそうです。


間違っても「リボ払い」などで投資信託を購入してはいけません。運用利益よりもリボ払いの金利のほうが高い可能性がありますし、お金がないのであれば投資は控えるべきです。運用実績が出ている商品でもリボ払いは駄目でしょう。
※追記、リボルビング払いでの投資信託は購入不可だそうです


エポスカードカードとは?丸井グループが発行する打ち出の小槌?

エポスカードカードは丸井グループ(8252)が発行するクレジットカードになります。全国に1万点以上の提携企業があり、ネット通販でも勢いがある企業です。「たまるマーケット」を利用することによりポイント倍率がアップしたり、電子マネーチャージでポイントを貰う裏技的な方法もあります。


「マルコとマルオの7日間」をご存知の方は年に4回の争奪戦に参加されていることでしょう。3月、5月、9月、11月の4回ですが、無印良品のキャンペーンと重なる3月と11月は無印マニアにはたまらないでしょう。全商品10%オフ適用や割引対象商品がさらに10%オフなどもあります。


エポスカードにつていは下記の記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。


エポスカードが凄い理由と丸井メリット


tsumiki証券で投資信託を購入する際のまとめ

丸井グループが証券業界に参入するメリットは長期的な視点からプラスになるメリットが高いと踏んだからのようです。投資信託は現在6,000本も商品化されている中で長期的な資産を形成するのにふさわしい商品を4本厳選したとあります。今後はセミナーなどを通じたサポートを行い規模を伸ばすようです。


代表取締役CEOである寒竹明日美氏によれば、5年をめどに黒字化させるとあります。商品を購入する顧客は月々3,000円~50,000円の投資が選択でき、支払いは1回払いのみで金利や手数料はかからない仕組みです。上記でも書きましたが、エポスポイントも付与されることから若年層を取り囲んだ手法がどこまで拡大するのかも個人的に興味があります。


エポスカードの利用者の約半数が20代~30代となっており、発行カードの約7割が女性になるそうです。ETF購入を行っているデータでも20代~30代の投資者が多くなっていたことから、すでに若年層から投資を意識していると言えるでしょう。tsumiki証券の場合は、女性顧客が多いことからどのようにサービスを受け入れていくのか気になるところです。


内閣府の発表によれば、18歳~30代の約6割が現在の生活のためにではなく将来のために「貯蓄や投資」などで備えていると答えているそうです。貯蓄から資産形成への流れが促進している現実がありますが、給与上昇率は低いため日本経済の底上げもポイントでしょう。


⇒ エポスカード公式サイトへ

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