トリドリ(9337)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。業績がやばいと感じるIPOとなっていますが、初値だけなら何とかなりそうな案件です。


IPO向きの事業になりますが、赤字拡大中のベンチャー企業になります。


トリドリ(9337)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,470円
仮条件11月30日
公開価格12月09日
公募株数283,000株
売出株数149,000株
公開株数(合計)432,000株
オーバーアロットメント64,800株
幹事団大和証券(主幹事)
SBI証券
みずほ証券
SMBC日興証券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
あかつき証券
委託見込SBIネオトレード証券
CONNECT


同社はインフルエンサーを支援するビジネスを手掛け、「toridori base」に注力したサービスを横展開しています。


インフルエンサーマーケティングプラットフォームサービスを皮切りに、複数のサービスがあり、基本は顧客企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できるシステムになるようです。


「Instagram」「YouTube」「TikTok」などインフルエンサーに企業のマッチングなどを行い、顧客企業に対する月額使用料やインフルエンサーの採用に応じた従量課金などを得ています。


前期売上では成果報酬型広告サービスの「toridori ad」が売上構成比の31.7%を占めています。


こちらは成果が発生した場合に、インフルエンサーに対して成果に応じた報酬を支払う広告形態となっています。顧客企業が同社に登録しているインフルエンサーに掲載を直接依頼できる仕組みになっています。


SNS系のIPOは本来賑わうはずですが、赤字のまま上場するため評価が低いはずです。


上場規模は約7.3億円、時価総額45.5億円となっています。上場規模を絞ることで公開価格を超えさせる狙いがありそうです!


トリドリ(9337)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,500円~1,900円
※注目度B


想定発行価格は1,470円です。


機関投資家の評価がどうなるのかわかりませんが、大手の予想では公開価格を超えてくると現時点で考えているようです。投資を考えている方は仮条件範囲を必ず確認しておきましょう。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

トリドリの上場データと初値予想を考察


トリドリ(9337)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)400,000株92.59%
SBI証券19,400株4.49%
みずほ証券4,300株1.00%
SMBC日興証券4,300株1.00%
楽天証券1,200株0.28%
松井証券1,200株0.28%
マネックス証券1,200株0.28%
あかつき証券400株0.09%


売上は好調に推移していますが赤字かどんどん拡大している状況です。普通に考えて厳しさを感じます。


また、親引けが2022年11月17日の訂正有価証券届出書で追加され、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営する「HIRAC FUND1号投資事業有限責任組合」が取得金額50,000千円を上限として実施予定となっています。


既に需給不安を示唆しているのか?と感じます。ただ公募組はVCが取得することで安心感が発生しそうです。


さらに、第三者割当増資の発行単価が直近で2,800円となっているそうなので大幅なダウンラウンド案件になりそうです。


リスクを承知で参加してみようと個人的に考えています。


ロボアドに似たサービスを提供するSUSTEN(サステン)が進化したようです。


利益が出た時にだけ費用が発生する仕組みのためコストが低くなる可能性があります。詳しくは下記記事でまとめています!




トリドリ(9337)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


トリドリ(9337)IPOの業績予想
※トリドリ公式サイト引用


業績を確認すると2022年12月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上19.86億円となり前期10.57億円から87.89%増、経常利益-4.10億円となり前期-4.04億円から横ばいで推移します。


四半期利益は-5.81億円となり前期-4.36億円から赤字が拡大する予想が出ています。EPSは-209.37となっています。


競合は黒字化後に上場しているにも関わらず、トリドリが赤字上場のためイメージが非常に悪いと思います。


しかしダウンラウンドのため許させるのか?


ベンチャーキャピタル出資も多く上場後の不安材料もありそうです。赤字が縮小し黒字化となる予想が今後出ればある程度は株価が持ち直すのかもしれません。


先のことはわからないため結果を積み上げるしかなさそうです。抽選参加スタンスは意外と前向きです!


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先着500人となっていますがまだ枠があります。公式サイトにタイアップ表記がないため下記記事を参考にしてお申込み頂けたらと思います。


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