Rebase(リベース)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。レンタルスペースのマッチングを行う企業で利益が出ていたことにまず驚きます。


類似企業となるスペースマーケット(4487)が赤字なのでかなり業績が良いと感じます!


Rebase(リベース)IPOの評価


項目株数データ
想定価格880円
仮条件11月28日
公開価格12月07日
初値結果
公募株数200,000株
売出株数660,000株
公開株数(合計)860,000株
オーバーアロットメント129,000株
幹事団SBI証券(主幹事)
野村證券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岩井コスモ証券
岡三証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン


空いている物件やスペースを使いたい人にネット環境を通じて貸し出すサービスを行っています。


競合はそれほど多くないと思いますが、そんな事業で儲かるのか?と思えるようなビジネスです。類似企業のスペースマーケットの業績を四季報で確認する限り厳しい印象を受けます。


しかし、同社の業績は予想外に好調です。今期は何とか横ばいの利益を保てるようでが、来期も利益を保てるのかはわかりません。


業績が急成長するにはコロナ禍が終了しなければ厳しいと感じる一面もあります。徐々にですが日本も脱コロナが進んでいるため業績期待もできます。初期投資を行うには難しい銘柄かもしれません。


スペースマーケットのような株価推移になると怖いですよね。逆にスペースマーケットのほうがこれから良いのではないか?とさえ感じます。そもそも投資先としての成長性などは微妙だと思います。


ティーケーピー(3479)が今期は黒字転換となるため面白みは多少あるかもしれません。ただ同社は企業規模が小さいため、リスクが嫌いな公募組は初値需給だけで短期的な利ざや狙いでしょう。


Rebase(リベース)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。個人的には初値2倍には届かない可能性もあると考えていますが12月16日上場のIPOでは一番選ばれる可能性があります。


また12月上場のラッシュ前半なので資金が入ると考えらえます。地合いもこのまま年末まで続きそうな雰囲気です。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,600円~2,100円
※注目度B、想定発行価格880円


事業に新味はなく、上場後しばらくすると需給により株価が下がる方に向かうと考えています。


今期業績を確認する限り短期で急成長するとも思えません。上場規模は約8.7億円で時価総額は約40.5億円です。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

Rebase(リベース)の上場データと初値予想を考察


Rebase(リベース)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で務めます。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)731,300株85.03%
野村證券77,400株9.00%
SMBC日興証券17,200株2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券8,600株1.00%
岩井コスモ証券5,100株0.59%
岡三証券5,100株0.59%
東洋証券5,100株0.59%
松井証券5,100株0.59%
マネックス証券5,100株0.59%


初値が2倍程度期待できるのであればIPOチャレンジポイントのボーダーラインは250P~300Pあたりでしょうか。


SBI証券が主幹事を行うウェルプレイド・ライゼスト(9565)のボーダーラインが660Pだったことを考えると利回りが低くなりそうです。


IPOチャレンジポイントを必要とせず資金枠で当選できるようになりたいですよね。全ての資金を集中させればとも思いますが、当選できるのかどうかもわからないので私は取り組んでいません。


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Rebase(リベース)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


初値利益が狙えるとわかれば全力で当選を狙いたいと考えています。IPOチャレンジポイントは使わないと思います。


Rebase(リベース)IPOの業績予想
※Rebase公式サイト引用


業績を確認すると2023年3月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上10.83億円となり前期8.90億円から21.69%増、経常利益2.07億円となり前期2.11億円から1.90%減となります。


四半期利益は1.30億円となり前期1.39億円から6.47%減となる予想が出ています。PERはEPS30.27から想定ベースで29.07倍です。


同社についてはコロナ禍でも売上が伸びているため好感が持てます。このまま続いて欲しいと思いながらも収益的には厳しいとも感じます。


一応、レンタルスペースのマッチングプラットフォームとしては最多の24,500件以上となっています。これを持って業界1位と言えるのかはわかりませんが収益に結びついているのは間違いなさそうです。


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