Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。個人的には不参加で良いと考えています。


サンライズキャピタルの出口案件になり業績に見合った上場規模ではないと感じます。しかも無配ですからね。


Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,960円
仮条件9月20日
公開価格9月27日
公募株数50,000株
売出株数2,990,400株
公開株数(合計)3,040,400株
オーバーアロットメント456,000株
幹事団野村證券(主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岩井コスモ証券
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
委託見込auカブコム証券
SBIネオトレード証券


同社はバイリンガルエンジニアを用いた、基幹系ITシステム・インフラストラクチャ・ネットワークの各種ソリューションサービス及びシステム保守・運用等の技術領域を派遣契約や準委任契約、又は請負契約によって提供しています。


この他にクラウドシステムのCI事業を行っていますが売上規模が小さく評価はあまりされていないようです。


契約形態は派遣が多いと考えられており、類似企業比較で想定発行価格が妥当だと観測されているようです。


想定発行価格1,960円による吸収金額は約68.5億円、時価総額は約91.0億円になります。オファリングレシオは75%を超えるビックリ案件となっています。


まさにファンドが儲かるIPOじゃね?と思っている投資家が多いはずです。


バイリンガルエンジニアといえば聞こえは良いと思いますが、結局は派遣業ですよね。そもそもファンド出口案件なので不参加で良いと思います。


ライズ・コンサルティング・グループ(9168)はファンド出口案件でも公開価格同値で上場しましたがその後は軟調となっています。


Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,500円~2,000円
※注目度A


現時点の予想値は公開価格割れの可能性が高そうです。


主幹事野村證券の腕を持っても厳しいのでは?と感じます。上場承認時のデータでファンドのexit(イグジット)を誰しも感じ取れるはずですからね。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)の上場データと初値予想を考察


Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で務めます。


幹事名割当株数引受割合
野村證券(主幹事)2,888,400株95.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券45,600株1.50%
岩井コスモ証券45,600株1.50%
SMBC日興証券15,200株0.50%
SBI証券15,200株0.50%
楽天証券15,200株0.50%
マネックス証券15,200株0.50%


Earth Technology Groupの自己評価は「C」から「D」に変更させていただきました。もう少し期待できると思いましたがこのままだと人気がなさそうです。


海外販売も行われますがインテグラル(5842)のように50%を超えることは難しいと思います。大体20%~30%が海外販売となることが多いと思います。


業績は順調に拡大しています。ただ2023年12月連結の売上収益38億円程度で68.5億円の吸収は違和感しかありません。


kimukimu

2023年はコツコツ利益が見込めるクラウドファンディングからの収益で助かっている方もいそうですね。



と言うことで今日はLEVECHY(レベチー)のご紹介です。新ファンドが登場し4号ファンドの利回りが7%と高利回り設定になっています。


SPC(特別目的会社)を利用したスキームになり他社と少し仕組みが異なります。詳しくまとめたので興味があれば下記記事を参考にしていただけたらと思います。


レベル違いな資産運用がコンセプトです!!




Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


ファンド出口案件は直近に上場した銘柄を確認しても不人気なのでスルーしても良いと考えています。


Earth Technology Group(アーステクノロジーグループ)IPOの業績予想
※ETG公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上収益37.59億円となり前期33.30億円から12.88%増、経常利益8.59億円となり前期7.64億円から12.43%増となります。


四半期利益は5.62億円となり前期5.30億円から6.04%増を予想しています。


想定発行価格1,960円による指標はEPS123.94からPER15.81倍、BPS559.46からPBR3.50倍になります。配当金は現時点でありません。


IT技術でビジネスのDX・デジタル化をサポートしているため事業はIPO向きなんですけどね。クラウド系サービスではSalesforce(セールスフォース)も取扱います。


kimukimu

今回のIPOはファンドが欲張ったので不人気になると感じます。20億円規模のIPOであれば参加者が多かったと思います。さてどうなるでしょうか?IPOには参加しませんが楽しみです。



SBI証券のIPOチャレンジポイントだけはいただきたいと思います!!


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