西部技研(6223)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。値がさ株なので公募組も勇気が必要な銘柄だと思います。
東証スタンダード市場への上場となっていることが気がかりです。大手予想によれば利益が見込めるようです！
| 項目 | 株数データ |
| 想定価格 | 3,250円 |
| 仮条件 | 9月15日 |
| 公開価格 | 9月25日 |
| 公募株数 | 1,930,000株 |
| 売出株数 | 3,340,700株 |
| 公開株数(合計) | 5,270,700株 |
| オーバーアロットメント | 790,600株 |
| 幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) 野村證券 FFG証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 委託見込 | auカブコム証券 DMM.com証券 |
産業用空調設備メーカーの位置づけになり、デシカント除湿機やVOC濃縮装置等の製造販売などを行っている企業です。
個人投資家にはあまり人気がないだろうと言われているため機関投資家需要を狙ってBBすることになりそうです。無配なのでインカムゲインがなくキャピタルゲイン狙いみたいですね。
想定発行価格3,250円による吸収金額は約197.0億円、時価総額は約666.2億円になります。スタンダード市場への上場としては大きな吸収額になります。
2022年12月期の連結確認で海外売上比率が79.9％になり中国が45.2％を占めています。中国への売上比率が大きいため昨今の関係性を考えると心配します。
同社は特許を取得せず企業機密としているため特許切れの心配がないそうです。
デシカント除湿機やVOC濃縮装置など需要が多くあり汎用性も高いとされているため様々なケースで利用できるようです。
なぜスタンダード市場へ上場したのか難解ですがプライム市場へいずれ昇格すると考えています。既に時価総額はプライム市場の基準を超えています。
西部技研(6223)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！
大手初値予想の数値を調べてみました。現時点で大きな利益を狙える可能性があるようです。最新の初値予想は下記のようになっています！
大手初値予想3,500円～4,500円
※注目度A
※注目度A
たまに値がさ株で大きな利益が狙えるIPOがでてきます。
西部技研がそれに当たるのかはわかりませんが公開価格割れせず利益が狙えるようです。
公募組は恐る恐るブックビルディングに参加することになりそうですね。SMBC日興証券が主幹事なので当選後のキャンセルはIPO抽選に1ヶ月参加できないペナルティーが発生します。
時期的にペナルティーは回避したいため当選すれば購入の流れでしょう。悩みますね！
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」西部技研(6223)の上場データと初値予想を考察！
西部技研(6223)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で引受けます。| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| SMBC日興証券(主幹事) | 4,849,100株 | 92.00％ |
| 野村證券 | 263,500株 | 5.00％ |
| FFG証券 | 52,700株 | 1.00％ |
| みずほ証券 | 52,700株 | 1.00％ |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 52,700株 | 1.00％ |
海外販売も行われますがSMBC日興証券から申込めば当選確率がいつもよりは高いと思います。
また、親引けが満額実施されると31.01億円となります。
今回は当選チャンスなので個人的に申込を行うつもりです。地合いが悪化すれば割れる可能性もあるため気楽に参加するには少し怖いかもしれません。
kimu ネット証券が幹事入りしていない違和感も何となく感じます。
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西部技研(6223)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。前向きに考えている投資家が多いと現時点で言えそうです。類似企業比較では株価設定がやや高いように感じます。
※西部技研公式サイト引用
業績を確認すると2023年12月の連結予想を確認することができました。それによれば売上271.47億円となり前期248.90億円から9.07％増、経常利益52.67億円となり前期47.83億円から10.12％増となります。
四半期利益は40.75億円となり前期39.08億円から4.27％増を予想しています。
想定発行価格3,250円による指標はEPS213.96からPER15.19倍、BPS1,392.00からPBR2.33倍になります。
業績水準が高く増収増益傾向のため初値利益が狙えそうな気がします。
世界的に需要が急増中のリチウムイオン電池や有機EL、また半導体工場や自動車製造などで同社製品が使われていることから需要を考えると高そうです。
個人的には公開価格割れは現時点でなさそうなので積極的にIPO抽選に参加する方向で考えています！
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