ソラコム(147A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。当選しやすそうなIPOが登場しました!


主幹事はみずほ証券と大和証券が共同で務めます。公開株数10,805,300株、オーバーアロットメント1,620,700株、上場規模は想定発行価格845円から計算すると約105.0億円になります。


ソラコム(147A)IPOが上場承認
※ソラコム公式サイト引用


同社のIoTプラットフォームサービスは、IoT領域における特性として一度導入されたサービスが継続利用される傾向が強く、サービス開始以降、順調に顧客数が拡大しているそうです。


導入時の費用の他、データ通信量等のサービス利用に応じた継続課金となるリカーリング収益を獲得する構造のため比較的安定した収益構造となっています。


IPOでリカーリング収益と出てくると一昔前は人気でした。同社の場合はどうでしょうか。


上場サイズは大きく感じますが、海外販売と親引けがあるためそれほど大きなサイズとは言えないと思います。もしかしたら当選を狙えるIPOでは?と考えています。


売出人は親会社のKDDI(9433)になります。ローソンTOBでちょっとした資金調達とも言えそうですね。


ソラコム(147A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月26日
市場グロース市場
業種情報・通信業
事業内容IoTプラットフォーム「SORACOM」の開発・提供
ブックビルディング3月07日~3月13日
想定価格845円
※820円~870円の平均価格
仮条件820円~870円
公開価格870円
初値結果1,563円(公開価格1.80倍)
企業情報https://soracom.com/ja-jp/
監査人有限責任あずさ監査法人
手取金の使途
  • 事業拡大のための人件費及び採用費
  • 広告宣伝・販売促進等のマーケティング投資
  • IoTプラットフォーム「SORACOM」の拡充のための開発費


項目株数データ
公募株数4,733,800株
売出株数6,071,500株
※国内販売774,100株、海外販売5,297,400株に決定
公開株数(合計)10,805,300株
オーバーアロットメント1,620,700株
上場時発行済み株数43,220,809株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約365.2億円
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
野村證券
SMBC日興証券
岡三証券
東海東京証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
委託見込大和コネクト証券
岡三オンライン
DMM.com証券


ソラコム(147A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格845円を基に吸収金額を算出すると約91.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約105.0億円規模の上場となります。


同社グループはソラコムと連結子会社である米国のSORACOM GLOBAL, INC.及び英国のSORACOM CORPORATION, LTD.の計3社で構成され、IoTプラットフォーム事業を展開しています。


今現在、同社グループはKDDI株式会社の連結子会社であり、KDDIグループのビジネスセグメントの中でも「ネクストコア事業」を担う子会社として位置付けられています。


顧客企業がIoTを導入・運用する際に直面する共通課題を解決するIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しています。


ソラコム(147A)IPOの業績
※有価証券届出書引用


具体的には、IoTデバイスやIoT SIM、IoTに必要な通信回線、IoTサービスに求められるデータ保存や可視化アプリケーション、ネットワークサービス等をプラットフォームサービスとして提供しています。


同社プラットフォームを利用することで、迅速かつ効率的にIoTサービスを立ち上げることが可能になります。


さらに、エコシステムパートナー企業にはプラットフォームを補完する多様なサービスの提供をいただき、共にIoTのエコシステムを発展させているそうです。


ソラコム(147A)の提供サービスと実績
※有価証券届出書引用


同社はKDDI株式会社や株式会社NTTドコモなどの移動体通信事業者から通信回線を調達している仮想移動体通信事業者(MVNO)になります。


クラウド上にモバイル・コアを独自に構築することによって、IoTに特化した通信サービスをコスト競争力のある価格で提供しています。


独自のモバイル・コアはサーバーや交換機、データセンター等の機能をソフトウェアによりクラウド上に構築しているため設備投資や更新費用の負担が相対的に少ないそうです。


ソラコム(147A)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


顧客獲得戦略によって、2023年12月において国内外の課金アカウント数は7,000件を超えて拡大しています。


スタートアップ企業から大企業、米国/欧州企業まで多くの顧客が当社プラットフォームを利用するに至っているそうです。


同社が獲得する収益は「リカーリング収益(プラットフォーム利用料)」「商品販売」「その他」により構成されています。


ソラコム(147A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2014年11月10日、東京都世田谷区玉川四丁目5番6号尾嶋ビル3階に本社を構えます。社長は玉川憲氏(1976年1月10日生まれ)、株式保有率は7.70%(3,342,000株)です。


従業員数100人で臨時雇用者0人、平均年齢40.95歳、平均勤続年数3.51年、平均年間給与11,233,000円です。連結従業員数は150人で臨時雇用者はいません。


連結のセグメントはIoTプラットフォーム事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
KDDI株式会社25,272,609株58.22%
玉川 憲3,342,000株7.70%
舩渡 大地3,306,000株7.62%
安川 健太2,286,000株5.27%
セコム株式会社962,400株2.22%
ソースネクスト株式会社962,400株2.22%
ソニーグループ株式会社962,400株2.22%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月21日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、セコム株式会社、ソースネクスト株式会社、ソニーグループ株式会社、日本瓦斯株式会社、株式会社日立製作所、WiL Ventures III, L.P.は同社株式を初めて取得した日から5年の間は継続保有することになっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはアセットマネジメントOne株式会社が運用を行うファンドが10億円、WiL Ventures III,L.P.が20億円、Suzuki Global Ventures, L.P.が7.5億円となっています。


合計で37.5億円の親引けが予定されています。


ソラコム(147A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が820円~870円に決定し吸収金額が最大で約108.1億円、時価総額は約376.0億円になります。


親引けは、「アセットマネジメントOneが1,219,500株」「WiL Ventures III,L.P.が2,439,000株」「Suzuki Global Ventures, L.P.が914,600株」を上限として実施される予定になりました。


さらに、関心の表明が発表され、りそなアセットマネジメント株式会社が運用するファンドが最大16億円、大和アセットマネジメント株式会社が運用するファンドが最大8億円を取得すると発表しています。


【りそなアセットマネジメント運用ファンド】
  • りそな日本中小型株式ファンド
  • りそな国内中小型成長株式ファンド
  • グローバル中小型株式ファンド
  • 年金投資基金信託株式口O
  • 年金投資基金信託株式口Z


【大和アセットマネジメント運用ファンド】
  • ダイワ中小型株マザーファンド
  • 社会課題解決応援マザーファンド
  • 新世代成長株ファンド
  • ダイワ新成長株主還元株ファンド
  • ダイワ日本株ニュー・グロース・ファンド


面白い展開になってきました。予想値もかなり引き上げられ公募組にはラッキーなパターンかもしれません。


某紙によれば既存株主とベンチャーキャピタル(VC)の買い増し、さらにファンドに組み込まれるとあり評価が高くなっています。


大手初値予想1,000円~1,300円
修正値1,500円前後
最終予想1,500円

※注目度A


業績を確認すると2024年3月期の連結予想を確認することができました。売上80.31億円となり前期比27.50%増、経常利益5.92億円となり前期比428.57%増となります。


四半期利益は4.35億円となり前期比521.43%増を予想しています。前期純利益が低いだけなので注意してください。


公開価格が870円決定の場合の指標はEPS11.31からPER76.92倍、BPS184.43からPBR4.72倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


前期は人材へ投資したため収益が落ちているとの観測が出ています。トップラインは3割成長で、国内IoTプラットフォームと言えば「ソラコム」の名前が上位に上がるほど有名な企業だそうです。


kimukimu

既に機関投資家需要が見込めるため争奪戦になっているとも観測されているようですね~



海外配分は現段階で未定なので何とも言えませんが需要は見込めそうです。


競合観測では企業規模が大きいほど評価が高いみたいなので期待できそうです。


また、親引けや関心の表明などにより市場に出回る株式が極端に少なくなる可能性があり、需給ひっ迫となるようです。IPOに当選したら初値2倍期待はあるのかもしれません。


このケースは久しぶりですね!


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)8,655,100株80.10%
大和証券(共同主幹事)1,080,600株10.00%
野村證券540,300株5.00%
SMBC日興証券162,100株1.50%
岡三証券86,400株0.80%
東海東京証券86,400株0.80%
松井証券86,400株0.80%
マネックス証券54,000株0.50%
楽天証券54,000株0.50%


上場規模が大きめなので当選確率は高そうです。海外販売と親引け分を差し引けば中規模のIPOと言えそうです。


株主構成もしっかりしているため機関投資家に人気がありそうです。


今話題のKDDIが親会社なのでIPOで失敗はないのでは?と考えています。株価も手掛けやすい価格帯になり個人投資家需要も見込めそうです。


大和証券が共同主幹事なので大和コネクト証券からも抽選に参加しておきましょう。当選者は普通に確認できるため大和証券から委託される株数が多いのかもしれません。


IPOルールは下記記事にまとめています。2023年は44件のIPO取扱いがありました!




クラウドファンディングで驚異的な利回りを提供しているヤマワケエステートをご存知でしょうか?利回り10%超えが当たり前となっています。


IPOに当選できていない方はクラファンに投資してみると良いかもしれません。短期運用ファンドが多いため資金回転ができます。


新キャンペーンとしてAmazonギフトカード2,000円分が貰えるタイミングなのでよかったらチャレンジしてみてください。詳しい内容は下記記事にまとめています。


公式サイトにキャンペーン表記はありません。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
インターネットイニシアティブ(3774)PER25.86倍PBR4.48倍
ソニーグループ(6758)PER17.24倍PBR2.24倍
KDDI(9433)PER14.04倍PBR1.88倍
※2024年3月07日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2022年3月31日~2030年3月13日1,357,398株471円
2022年3月31日~2030年3月13日880,500株471円
2022年3月31日~2030年3月13日511,620株663円
2022年3月31日~2030年3月13日51,570株471円
2022年11月30日~2030年11月17日200,400株471円
2022年11月30日~2030年11月17日1,800株471円
2023年5月01日~2031年4月20日153,540株506円
2023年5月01日~2031年4月20日15,570株506円
2023年12月01日~2031年11月18日328,617株1,169円
2023年12月01日~2031年11月18日39,024株1,169円
2024年5月01日~2032年4月21日393,651株1,169円
2024年5月01日~2032年4月21日43,320株1,169円
2023年6月01日~2032年5月11日90,000株1,623円
2024年6月01日~2032年5月11日103,140株1,169円
2024年12月01日~2032年11月09日250,974株1,169円
2024年12月01日~2032年11月09日82,167株1,169円
2025年12月01日~2033年11月09日315,852株124円
2025年12月01日~2033年11月09日101,886株837円


ストックオプション(新株予約権)は3,630,039株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数38,487,009株に対する新株予約権の割合は12.79%に相当します。新株予約権による潜在株式数は4,921,029株です。


ソラコム(147A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ソラコム(147A)のIPOは状況を確認しながら参加したいと思います。


株価設定によってはIPO当選後に保有し続けることも考えたいと思います。


ソラコム(147A)IPOのまとめ
※ソラコム公式サイト引用


大手予想待ちの銘柄なので初値予想が出てからブックビルディングの判断をしてもいいと思います。多分人気だと思います。


同社のプラットフォームは、グローバルに提供できるB2Bプロダクトになり日米欧の世界三拠点で販売カバレッジに対応した体制を構築しているそうです。


米国拠点と欧州拠点では販売体制も異なるそうです。上場後は特にコネクテッドカー分野に取り組むため海外地域キャリアと連携する必要があるそうです。


そこでKDDIの力を利用するみたいですね。競合は存在しますが競合サービスとは異なる優位性を構築していくと目論見にあります。


kimukimu

事業連携企業も多く資本提携を結ぶ大手企業の名前も確認できます。セコムやソニー、日立製作所など。

2024年3月上場分では面白そうなIPOだと思います!!



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