JSH(150A)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。極小規模の上場なので初値利益が見込めそうです。


主幹事はSBI証券が務め公開株数850,000株、オーバーアロットメント127,500株です。上場規模は想定発行価格380円から計算すると約3.7億円になります。


JSH(150A)IPOが上場承認
※JSH公式サイト引用


ここ最近増えている地方創生事業と在宅医療事業の2本柱でビジネス展開を行っています。


閉鎖に追い込まれる企業がある反面、同社のように業績を伸ばす企業もあります。


目論見によれば地方創生事業で障がい者の法定雇用率を達成している民間企業の割合は50.1%にとどまり、法定雇用率未達成企業は全国で53,963社というデータがあります。


在宅医療事業では精神疾患を有する患者総数が615万人になり、年々増加する医療費を削減すること等を目的として、入院医療中心の診療から地域生活支援を前提とした診療へと切り替えること等を柱とした方向性が示されたそうです。


同社はそれらに上手く対応しているようです。


JSH(150A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月26日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容地方創生事業(障がい者雇用支援サービス、観光物産サービス)、在宅医療事業(精神科訪問診療コンサルティング・訪問看護サービス)
ブックビルディング3月08日~3月14日
想定価格380円
仮条件350円~380円
公開価格456円
※仮条件上限を20%上回る価格に決定
初値結果893円(公開価格1.96倍)
企業情報https://www.jsh-japan.jp/
監査人有限責任あずさ監査法人
手取金の使途
  • 設備投資費用
  • 広告宣伝費用及び人材採用費用


項目株数データ
公募株数850,000株
売出株数0株
公開株数(合計)850,000株
オーバーアロットメント127,500株
上場時発行済み株数5,482,600株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約20.8億円
幹事団SBI証券(主幹事)
みずほ証券
FFG証券
アイザワ証券
岡三証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン


JSH(150A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格380円を基に吸収金額を算出すると約3.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約3.7億円規模の上場となります。


同社は「人を通じて、喜びを作り、幸せを作る」を企業理念とし、在宅医療事業及び地方創生事業に取り組んでいます。


在宅医療事業は、近年の精神疾患者の増加に伴う在宅医療ニーズの高まりを受け、医療機関への訪問診療のコンサルティング及び、精神疾患者を主たる対象者とした自社看護師職員等による訪問看護サービスを提供しています。


地方創生事業は、過疎化の進展に伴う人口減少や地場産業の衰退に伴う雇用機会の減少等、地方が直面している課題を解決することを目的とした事業になり、障がい者雇用支援事業や観光物産事業により構成されています。


JSH(150A)の業績
※有価証券届出書引用


在宅医療事業では、最初の支援先医療機関が精神科病院であったという理由から、精神疾患を抱える方を主たる対象者として看護師職員等による訪問看護サービス等を提供しています。


訪問看護は疾病又は負傷により居宅において継続して療養を受ける状態にある者に対し、その者の居宅において看護師等が行う療養上の世話又は必要な診療の補助のことになります。


訪問介護員等が利用者の居宅を訪問し、入浴・排せつ・ 食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事等を提供する訪問介護とは異なり医療行為の有無が大きな違いとなっています。


精神疾患者を対象者とする精神科訪問看護は、精神疾患を抱えて地域で暮らす人の健康と生活を支え、利用者と家族を支援する医療サービスになります。


そのサービス内容は主に「生活習慣、生活リズムの確立」「生活技術、家事能力、社会技術等の獲得」「対人関係の改善」「社会的資源活用の支援」「薬物療法継続への援助」「身体合併症の発症・悪化の防止」などになるそうです。


JSH(150A)IPOの事業内容
※有価証券届出書引用


精神科訪問看護における収入の大部分は国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金に対する請求により得られ、一部利用者の自己負担金により回収する構図となっています。


また、訪問診療の診療報酬単価が高く設定されていることなどから、医療機関がこれまで実施していなかった訪問診療を新たに開始することを検討した場合であっても、診療報酬を得るための制度が複雑であることや対応方法が難しく実行が容易ではないそうです。


ことから、医療機関に対し訪問診療制度・診療報酬体系等を解説し、医療機関が訪問診療を実施する患者に対して同社が提供する訪問看護サービスを活用してもらうなど、コンサルティングを通じて医療機関との連携を強化しているそうです。


JSH(150A)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


JSH(150A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2016年4月04日、東京都中央区京橋一丁目1番5号セントラルビルに本社を構えます。社長は野口和輝氏(1964年11月24日生まれ)、株式保有率は39.63%(1,976,000株)です。


従業員数423人で臨時雇用者47人、平均年齢44.5歳、平均勤続年数2.24年、平均年間給与3,618,000円です。


セグメント別従業員数は在宅医療事業168人(臨時5人)、地方創生事業231人(臨時42人)、全社共通24人(臨時0人)となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
野口 和輝1,976,000株39.63%
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合1,570,800株31.51%
ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合388,400株7.79%
東京センチュリー株式会社180,000株3.61%
Ariake Secondary Fund Ⅲ LP106,600株2.14%
芙蓉総合リース株式会社106,600株2.14%
FFGベンチャー投資事業有限責任組合第2号73,200株1.47%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月21日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


ベンチャーキャピタル(VC)や一部の株主に対してはロックアップ90日間(2024年6月23日まで)の付与、ロックアップ解除倍率が発行価格(売出価格)の1.5倍以上となっています。


また、上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


JSH(150A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が350円~380円に決定し上場による吸収金額は最大で約3.7億円、時価総額は約20.8億円になります。


2024年最小の上場規模のため需給不安はなさそうです。またVC出資金金額が1,250円もしくは1,500円となっているため初値1,000円程度は見込めると観測されています。


ジャフコ系VC出資の取得金額はわかっていませんが高値で売り抜けることが予想されています。そもそも安値売却するVCではありませんからね。


Nフィールド創業者が同社トップとなっていることでVCからの出資も「容易だったのでは?」と考えられています。


大手初値予想800円~1,200円
修正値1,000円前後
再修正1,000円~1,100円
最終予想1,000円

※注目度B、再修正は2024年3月18日に追記


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認することができました。売上35.01億円となり前期比18.00%増、経常利益1.77億円となり前期比10.63%増となります。


四半期利益は1.16億円となり前期比37.97%減を予想しています。


公開価格が380円決定の場合の指標はEPS25.07からPER15.16倍、BPS316.59からPBR1.20倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


上場前株価1,500円から考えると75%程度の減額となるため短期資金が向かいそうです。


VC出資分は公開価格1.5倍の570円以上で売却可能になりますが、取得金額が高すぎて売却するにも悩むはずです。


バリュエーション的には妥当なところだと観測されているようです。ただ上場規模が約3.7億円しかなく需給ひっ迫となることが予想されています。


kimukimu

同日上場4社で初値持越しとなっても翌日3月27日も3社が上場します。日程から考えると上場1日目に初値が付いたほうがセカンダリー期待が持てそうです!



幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)756,500株89.00%
みずほ証券42,500株5.00%
FFG証券25,500株3.00%
アイザワ証券17,000株2.00%
岡三証券8,500株1.00%


上場規模から公開価格割れはないと思いますがVC出資が多く懸念材料があります。


SBI証券案件は今回のようなケースが多いですよね。VCのロックアップが外れる570円は超えてくるでしょう。※想定ベース


とにかく当選すればお小遣いが得られそうです!


また、今回もSBIネオトレード証券からIPO抽選に参加できるはずです。単価が低くても確実に申込んでおくことをお勧めします。


口座開設後に一度も入金せずにIPO抽選に参加できます。IPOルールは下記記事にまとめています。




JSHのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想してみました

JSHのIPOチャレンジポイントのボーダーラインは低いと思います。


SBI証券が直近で主幹事を引受けたデータは以下のようになります。


JSHのIPOチャレンジポイントのボーダーライン


IPOチャレンジポイントのボーダーラインは400P~500Pあたりでしょうか。200株以上の複数株当選が期待できそうです。


ポイントを利用せず資金枠で当選を狙う方も多そうです。


個人的にはIPOチャレンジポイントを利用しないと思います。数万円の利益で500Pは勿体ないですからね。


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口座開設で500円分、1円投資でさらに500円分のAmazonギフトカードが貰えます。抽選によるキャンペーンも同時に行われています。


詳しくは下記記事でまとめています。面白いキャンペーンなんですよね。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
セントケア・ホールディング(2374)PER10.83倍PBR1.44倍
日本ケアサプライ(2393)PER19.24倍PBR1.97倍
キャリア(6198)PER17.9倍PBR1.62倍
※2024年3月08日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2019年9月02日~2027年8月31日126,400株425円
2019年12月01日~2027年11月30日88,800株425円
2020年2月15日~2028年2月14日28,000株425円
2020年9月15日~2028年9月13日56,000株425円
2021年4月18日~2029年4月17日51,000株425円
2022年5月14日~2030年5月13日2,600株425円
2023年3月20日~2031年3月17日200株425円


ストックオプション(新株予約権)は353,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数4,632,600株に対する新株予約権の割合は7.62%に相当します。新株予約権による潜在株式数は353,000株です。


JSH(150A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

JSH(150A)のIPOは全力で獲得を目指してもいいと思います。


ただIPOチャレンジポイントを利用するには勿体ないと考えています。


JSH(150A)IPOのまとめ
※JSH公式サイト引用


この手のIPOは意外と人気があるように思います。収益構造に魅力がありますからね。


少子高齢化による人口構造の変化や社会保障制度、医療制度の変化などにより様々な問題が将来的にあると思います。


リスクとしては指定居宅サービス事業者や指定訪問看護事業者の取り消し、当該業務の一部停止の命令などが考えられます。現時点でそのような処分はありません。


また、診療報酬制度の改定などは業績に直結すると考えられます。


kimukimu

競合企業は多数存在しますが業績が拡大していることでIPOとして問題はなさそうです!!



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