ジンジブ(142A)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。コロナ禍で赤字に転落していますが現在は持ち直しています。


主幹事はSBI証券が務め公開株数350,000株、オーバーアロットメント52,500株です。上場規模は想定発行価格1,590円から計算すると約6.4億円になります。


ジンジブ(142A)IPOが上場承認
※ジンジブ公式サイト引用


成長性はあまり感じられませんが増収傾向にあることから安心感があります。また今期利益は期待できそうです。


通常であれば初値2倍程度は期待できそうですがSBI証券案件ということで警戒する方もいるのかもしれません。


事業は高卒就職採用支援サービスを中心とし、企業向け新人育成定着支援研修なども行っています。


高卒の新卒採用市場で同社の「ジョブドラフトNavi」がシェアを拡大させ、利用企業と登録高校生のマッチング効率を向上させているようです。


ベンチャーキャピタル出資はありますがロックアップ対象です。初値1.5倍程度は上場規模の小ささから超えてきそうですね。


ジンジブ(142A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月22日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容高卒就職採用支援サービス及び人財育成サービス
ブックビルディング3月06日~3月12日
想定価格1,590円
仮条件1,620円~1,750円
公開価格1,750円
初値結果3,980円(公開価格2.27倍)
企業情報https://jinjib.co.jp/
監査人PwC Japan有限責任監査法人
手取金の使途
  • 人材採用・人件費
  • 広告宣伝費


項目株数データ
公募株数200,000株
売出株数150,000株
公開株数(合計)350,000株
オーバーアロットメント52,500株
上場時発行済み株数1,396,500株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約22.2億円
幹事団SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
香川証券
極東証券
Jトラストグローバル証券
東海東京証券
東洋証券
マネックス証券
水戸証券
むさし証券
あかつき証券
松井証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


ジンジブ(142A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,590円を基に吸収金額を算出すると約5.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約6.4億円規模の上場となります。


同社は深刻化する若手人材不足という日本社会の社会課題解決に貢献すべく、高校生に特化した新卒採用支援事業、高卒社会人の教育・転職支援サービス事業及びDX人材の育成・研修サービス等教育事業を展開しています。


新卒採用領域の中でも高校生に焦点をあて就職活動の支援やイベントの企画を行っています。


高校生の就職活動はほとんどが学校斡旋によるものとなっています。


学校斡旋とは高校に届いた求人の内、教員が提案する就職先から高校生が一社に絞り、高校の推薦を受けて就職試験を受けるというものです。


ジンジブ(142A)IPOの業績
※有価証券届出書引用


高校生の就職活動に関するルールや取り決めは、厚生労働省人材開発統括官実施の検討会である「高等学校就職問題検討会議」において原案が作られます。


高等学校就職問題検討会議から各都道府県の教育委員会教育長及び知事、主要経済団体宛に例年2月に通知となる流れになります。


結果的に高校生の就職活動は「一社ずつ応募する」「7月~9月の短期間で応募志望先を選定する」「応募に際して校内選考を受ける」など大学生の就職活動とは大きく違う点があります。


限られた情報や期間、機会で就職活動をしなければならない高卒人材の課題となっているのが、入社後のミスマッチによる早期離職です。


ジンジブの事業系統図
※有価証券届出書引用


同社は企業に対する採用コンサルティングにより高校生に選ばれる会社作りの支援、「ジョブドラフトNavi」への掲載や「ジョブドラフトFes」への参画等これまで企業が行うことができなかった「高校生へ直接知らせる」採用活動の実現を行います。


高校との接点支援により高校教員を通して知らせる採用活動の支援を行い、ミスマッチの軽減に取り組んでいます。


高校生の就職活動には高校が必ず関与します。そのため、採用検討企業が就職希望高校生へ自社の魅力を訴求するには高校との共同歩調は必須です。


高校との関係性構築を同社ビジネスの付加価値の源泉と位置づけ、2023年3月期には1,849校の高校に訪問しているそうです。


ジンジブの販売実績
※有価証券届出書引用


同社の主要サービスは採用領域で「採用支援サービス」「企画制作サービス」「代行支援サービス」になります。


教育領域では「教育研修サービス」、その他では「その他」となっています。


高校生の就職を支援する就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」では、スマートフォンやパソコンなどからいつでも情報にアクセスでき求人企業の特徴や職種、就業地域など自分が大切にしたい軸で全国の求人情報を調べることが可能です。


掲載件数は2023年12月末現在で2,354社となっています。高校生だとアルバイトをしたことがない場合も多く離職率が高いのかもしれません。就職を安易に考えている方も多そうです。


ジンジブ(142A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2015年3月23日、大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号に本社を構えます。※2024年2月26日から大阪府大阪市中央区南本町二丁目6番12号になる予定


社長は佐々木満秀氏(1968年3月22日生まれ)、株式保有率は74.54%(960,000株)です。


従業員数162人で臨時雇用者42人、平均年齢29.6歳、平均勤続年数2年9ヶ月、平均年間給与3,077,000円です。


セグメントは高卒人材採用支援事業の単一セグメントになります。従業員数が1年間で32人増加しています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
佐々木 満秀960,000株74.54%
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合130,000株10.09%
ナントCVC2号投資事業有限責任組合50,000株3.88%
海老根 智仁30,000株2.33%
森 隆史22,700株1.76%
森田 司14,800株1.15%
渡邊 圭美13,800株1.07%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月17日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


ベンチャーキャピタル(VC)の三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合とナントCVC2号投資事業有限責任組合の2社には90日間(2024年6月19日まで)のロックアップ付与、さらにロックアップ解除倍率が発行価格の1.5倍以上となっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


ジンジブ(142A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,620円~1,750円に決定し吸収金額が最大で約7.0億円、時価総額が約24.4億円になります。


高卒市場に民間企業が入るのは珍しく評価が高いようです。また、大手情報によれば高卒市場の就職採用支援サービスは初物と観測されています。


事業規模は小さいながらライバル企業が存在しないためIPOでの評価は高めです!


また、売手を考えるとVC出資があるものの株数的には多くないため、ロックアップが解除されても今の相場であれば乗り越えられると観測されています。


大手初値予想2,500円~3,500円
修正値4,000円前後
最終予想4,095円

※注目度B


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認することができました。売上21.12億円となり前期比39.22%増、経常利益2.63億円となり前期比310.94%増となります。


四半期利益は1.69億円となり前期比312.20%増となる予想が出ています。


公開価格が1,750円決定の場合の指標はEPS155.58からPER11.25倍、BPS351.83からPBR4.97倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


上場規模が小さいというだけで買われるのかはやや疑問もありますが、大手予想では最大で公開価格比2.3倍が視野に入ると観測されています。


kimukimu

一昔前なら初値持越しで買い気配となる規模なのであり得るのかもしれません。初値高騰は間違いなさそうですが少し不安もあります。



幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)297,600株85.03%
SMBC日興証券17,500株5.00%
岩井コスモ証券3,500株1.00%
香川証券3,500株1.00%
極東証券3,500株1.00%
Jトラストグローバル証券3,500株1.00%
東海東京証券3,500株1.00%
東洋証券3,500株1.00%
マネックス証券3,500株1.00%
水戸証券3,500株1.00%
むさし証券3,500株1.00%
あかつき証券1,700株0.49%
松井証券1,700株0.49%


IPOが盛り上がっているため公開価格割れはないと思います。SBI証券はIPOで株価操作により一部業務停止となっていましたが復活したようです。


上場規模が小さく公開株数が少ないことで需給ひっ迫となることが予想されます。


kimukimu

IPOに対する印象は投資家次第だと思います。事業的に魅力がある感じではなさそうですけどね!



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毎日ログインするだけでも楽天ポイントが貰えます。私も投資している企業なので詳しいキャンペーン内容を下記記事でまとめてみました。




ジンジブのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想してみました

ジンジブのIPOチャレンジポイントのボーダーラインはあまり高くないと思います。


過去にSBI証券が主幹事を引受けた銘柄をデータ化しまとめてみました。


ジンジブのIPOチャレンジポイントのボーダーライン予想


2023年はSBI証券が主幹事をすることが多く何か大人の事情があったのでは?とも感じます。


2024年はどうなるのかわかりませんが今回の規模であれば公開価格割れはなさそうです。仮条件引上げとなった場合は注意が必要だと思います。


SBI証券は株価設定を高めにすることが多いですからね。


kimukimu

IPOチャレンジポイントのボーダーライン予想は500P程度でしょうか。事業的にぶっ飛ぶような銘柄でもなさそうですからね。100株当選で10万円利益なら良いのでは?



また、SBI証券主幹事ということでSBIネオトレード証券でもIPOの取扱いがあると思います。大きな利益が見込める可能性があるため申込だけ行っておきましょう。IPOなら何でもいい地合いが来るかもしれません。


SNSでは当選者を確認できるため駄目元で抽選に参加しておくと良いと思います!


詳しいIPOルールは下記記事にまとめています。口座開設後に一度も入金せずに抽選に参加できる「前受け金不要」の証券会社です。当選後に入金すればOKです。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
学情(2301)PER14.25倍PBR1.90倍
スポーツフィールド(7080)PER9.57倍PBR4.06倍
メディア総研(9242)PER12.86倍PBR2.13倍
※2024年3月05日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2024年3月31日~2027年3月31日66,800株1,600円
2024年4月02日~2027年4月02日11,800株1,600円
2025年1月30日~2028年1月30日12,800株2,200円


上場時に行使期限に入るストックオプション(新株予約権)はありません。最短で2024年3月31日です。


発行済株式総数1,196,500株に対する新株予約権の割合は7.64%に相当します。新株予約権による潜在株式数は91,400株です。


ジンジブ(142A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ジンジブ(142A)のIPOへの申込みは全力で良いと思います。


主幹事のSBI証券で当選を逃すとネット組は厳しいと思います。「運」なので申込めるところから参加しておきましょう。


ジンジブ(142A)IPOのまとめ
※ジンジブ公式サイト引用


大学生に対し就職支援を行う企業は多いようですが高校生を対象にした企業はどうでしょうか。目論見によれば競合する企業があり参入は比較的容易となっていました。


ビジョンとしては「若者に希望を与えるNo.1 企業」を掲げています。シェア率については触れられていません。


高校網を拡大させることは目標になるようですが、大都市圏を中心とし地方圏は空白となっている地帯が多いようです。ビジネス的に地方は魅力があまりないということでしょう。


中期目標として今後5年で2,500校の訪問を目指しています。現在は1,849校となっています。


また、高卒第二新卒への教育+転職支援サービスの拡大も行っています。高卒新卒市場だけではなく18歳~25歳の早期離職をした、また離職を考える高卒社会人向けにもサービス展開しています。


kimukimu

情報通信業(IT)や製造業・サービス業・運輸業などの産業において採用ニーズが拡大しているみたいですね!!

とりあえずIPOの当選を目指しましょう~



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