SBIネオトレード証券のIPOルールが変更となります。SBIグループはIPOに対してルール変更を行っているため今後もその流れが続くかもしれません。完全平等抽選から改悪されますがステージ制の導入によりメリットが発生する投資家もいそうです。


この情報を掴み新旧対照表(募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針)を確認してみたところ驚きました。


SBIネオトレード証券のIPOルールが変更


なんとこれまで完全抽選が100%でしたが10%になってしまいました。このため驚きを隠せません。


その代わりステージ制を導入し90%を売買高や資産残高により配分するそうです。IPOただ貰い状態になる顧客の排除でしょうか?


しかし、ライブスター証券のIPOルールのままで推移するとは個人的に考えていたなかったため妥当な考えなのかもしれません。


ただし完全抽選枠が10%なのは酷い気がします。せめて50%くらいは欲しかったですよね。厳しい環境に突入するのかもしれません。


SBIネオトレード証券のステージ制を調べるとハードルが高かった

SBIネオトレード証券のステージ制を調べると売買代金5,000万円以上が必要となっていました。個人的に5,000万円のハードルが高いためステージ制を利用することはないと思います。


普通に考えて5,000万円の売買代金のレベルがあったら本家のSBI証券で取引すると思います。企業の戦略がある事はわかりますがハードルが高すぎるため泣けてきます。


SBIネオトレード証券のステージ制
※SBIネオトレード証券公式サイト引用


公式サイトによれば「IPOの申込日の前月の売買高、前月末時点の資産残高に応じて、申込者のステージを3つのステージに振り分けいたします」と書かれています。


最低条件に満たない場合はステージ制の抽選対象にならないそうです。そのため完全抽選枠10%になるそうです!


ステージ名申込日の前月の売買高合計額申込日の前月末時点の資産評価額
N15,000万円以上3億円未満
N23億円以上10億円未満3億円以上5億円未満
N310億円以上5億円以上


【売買代金】
対象銘柄の申込日を起点として、前月1カ月間の売買代金合計額にて判定いたします。※受渡日で算出をいたします。適用状況を確認されたい場合は、ご自身での計算が必要です。NEOTRADE Wの取引履歴にて、期間を前月分に設定の上csvでデータを出力します。出力されたデータのH列(数量)とI列(単価)を乗算した額の合計額を計算いただき、該当されているかご確認ください。


【合計評価額】
対象銘柄の申込日を起点として、前月末時点の合計評価額にて判定いたします。※適用状況を確認されたい場合は、NEOTRADE Wの保有残高ページ内にある資産評価額の推移(月末推移)にてご確認ください。


正直なところ完全抽選枠の10%でも当選できる方はいると思いますが、自分が当選できるとは思えません。


しかしここで1つ思うことがあります。それはSBIネオトレード証券のIPO取扱い数や配分数が増えるのでは?という期待です。


母数が多くなれば10%枠でも当選できる可能性があります。どうなるのかはしばらく様子を伺うしかないでしょう。SBI証券が主幹事を取扱うことも多くなっているため、複合的に考えらえる事もあると思います。


わざわざハードルを高めて改悪を行う理由があるのかもしれません。一部の投資家にしてみれば手数料等を落としているため当たり前と考えることもできます。


やはりお金持ちはお金持ちになれる条件があるんだな~と感じますね。


SBIネオトレード証券のIPOルールでチェックしておきたい事はこれだ!

SBIネオトレード証券のIPOルールを詳しく調べると、完全平等抽選では抽選対象となる需要申告または配分の申込みに番号(乱数)を付し、その番号を対象に抽選を行うそうです。


また当選番号および補欠当選番号とその繰上げ順位を決定するとあります。この事からこれまでと変化はないと思います。


大きな変化は100%だったものが10%になっただけだと思います。それがネット抽選派には痛手なんですけどね。


SBIネオトレード証券のIPO当選確率
※SBIネオトレード証券公式サイト引用



【抽選の流れ】
  1. 完全平等抽選を実施し、当選者・当選数量を確定
  2. ステージ制抽選を実施し、当選者・当選数量を確定
  3. ステージ制抽選の補欠当選者を確定
  4. 完全平等抽選の補欠当選者を確定


抽選結果は登録メールアドレスに配信されます。さらに当選者および補欠当選者の方には、別途ログイン後のお知らせ画面に通知されることになっています。


ステージ制の導入に関しては仕方がないと思いますが、やはり最低5,000万円の売買代金が必要となっている時点で多くの投資家が対象外になると思います。


逆に1億円あってもN1ステージになるため意外と残念なのでは?と感じます。だったら他社でステージ制を狙ったほうが良いのかもしれません。例えばSMBC日興証券です。


ある程度お金があればかなり当選しやすくなると思います。詳しくは下記記事でまとめています。




SBIネオトレード証券のIPO取扱いを調べてみました。まとめ

SBIネオトレード証券のIPO取扱い数を日本証券業協会で調べたところわかりませんでした。そのためどのくらいSBI証券から配分が行われているのかわからずじまいです。


抽選申込の受付日が2021年6月01日以降のIPOに今回のルールが適用されることになります。残念としか言いようがありませんが、今後IPOルールが変更される日が来るかもしれません。


IPOルール変更のイメージ


実は大手証券会社でもIPOルールの変更が度々行われています。同社で行われるのかはわかりませんが完全抽選に戻る日もあるかもしれません。


取引実績や保有資産によって当選確率が変わるステージ制抽選の導入は改悪としか考えられませんけどね。ただ店頭系の証券会社だと10%が完全抽選になります。


大人の事業もあると思いますが抽選派の方は申込み続けるしかありません!


だって1回当選しただけで10万円程度の利益見込みが高いためやるしかないですよね。お金持ちって簡単にお金を得ることができるため羨ましいと思いますが、その環境にいなければ自分にできることを行いましょう!!


期間限定でSBIネオトレード証券さんとはタイアップしているのでよかったら現金2,000円を頂いてください。




利益は少なくなりますが同社グループのSBIネオモバイル証券が提供しているひとかぶIPOのほうが当選しやすいと思います。


詳しくは下記記事でまとめています。IPOに当選して数千円をGETできる可能性があります!


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