日通システム(4013)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


IPOでは人気の「情報・通信業」になるため初値期待は高めだと思います。しかし公開株数が多く上場規模も約82.8億円と大きいため初値利益率は低くなりそうです。個人的には上場後の値動きに注目したいIPOです。


日通システム(4013)IPO初値予想と幹事割当


項目株数データ
想定価格2,880円
仮条件2,880円~3,000円
公開価格3,000円
公募株数2,500,000株
売出株数0株
公開株数(合計)2,500,000株
オーバーアロットメント375,000株
幹事団野村證券(主幹事)
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
東海東京証券
SBI証券
岩井コスモ証券
エース証券
豊証券
委託見込auカブコム証券
SBIネオトレード証券


就業マネジメントシステム(勤怠管理システム)等の開発販売を行っている企業になり、5,000社を超す企業や団体に導入実績がある企業です。


直近の業績も伸びていることから上場時点での評価も高そうです。ただし会社設立から39年経過していることでマザーズ市場への上場と言われてもインパクトに欠けます。会社設立から10年以内に上場しなければ新興市場へのインパクトは薄れるでしょう。


しかしその反面、企業規模はそれなりに拡大しているため評価できそうです。前期売上は31.9億円を計上し当期利益が3.3億円となっています。


7月31日に上場した日本情報クリエイト(4054)あたりをイメージすると良いかもしれません。初値ではあまり買われず気が付けば株価が上向くパターンも考えられるでしょう。


特に悪いと思うようなところもないため公開価格から10%~30%の上昇になる可能性が高そうです。もっとIT系の企業名であれば買われると思いますが社名で少し損していると思います。


時価総額は仮条件上限決定であれば289.3億円になるため東証1部を狙う企業なのかもしれません。業績安定のイメージで長期投資も面白いかもしれません。従業員も上場時点で222人います。


また、ネオモバでIPOが2社取扱われています。12月のIPOラッシュに備えて口座を開設しておくと単元未満株でIPO抽選を楽しむことができます。ネオモバで3,000株の取扱いがあれば最高3,000人の当選になるため当選確率は高いはずです。


もちろん利益は低くなってしまいますがIPOに当選する楽しさがあります。詳しくは下記記事でまとめています!


 

日通システム(4013)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想3,000円~4,500円
修正値3,500円~4,000円

※注目度A


どちらかと言えば上値が高く設定されているため評価自体は高いと思います。あとは上場日前後の地合いと他のIPOのセカンダリー次第だと思います。


公開株数が多いため地合いが急激に悪化した場合は公開価格割れの可能性も否定はできません。私のブックビルディングスタンスは全力申し込みになります。


kimukimu

リスクというよりも当選を狙うには今回のように上場規模が大きくないと当選できませんからね。


なかにはヘッドウォータース(4011)をダイレクト口座(ネット口座)で当選されていた方もいます。1回の当選で120万円くらい利益が見込めるようなので凄いですよね。


ヘッドウォータースは初値20,000円を超えるかも?と言った夢のある数値も出てきているみたいです。


もっと詳しく知りたい
日通システムの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
日通システム(4013)IPO上場承認と初値予想!当選確率高いが公募割れも懸念あり

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。ブログのコメント欄よりも気軽に質問できるようなので読者との交流も広がっています。


投資初心者の方もIPO投資の「ローリスクハイリターン」に気が付き始めているように思います!


日通システム(4013)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

日通システムの幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券になります。


野村證券が主幹事のため口座数も多いことからなかなか当選できません。しかし野村證券の引受け株数を調べると2,275,000株もあります!


ネット配分される予定株数は227,500株になるため当選期待はあるでしょう。


幹事名割当株数引受割合
野村證券(主幹事)2,275,000株91.00%
みずほ証券50,000株2.00%
三菱UFJ・モルガンスタンレー証券50,000株2.00%
東海東京証券25,000株1.00%
SBI証券25,000株1.00%
岩井コスモ証券25,000株1.00%
エース証券25,000株1.00%
豊証券25,000株1.00%


野村證券が91%を占めるため他の証券会社からの当選は難しそうです。ただしできるだけ平幹事からの申込も行っておきましょう。


私は先日ミラクルを起こし当選確率0.1%以下で当選しています。利益はあまり見込めませんがそのようなこともあるため抽選権があれば頑張って申込みましょう。お金持ちの方は面倒なので店頭、もしくは主幹事からの申込みにしましょう。


SBIネオトレード証券の委託販売でも誰かに当選しているはずです。DMM.com証券でも取扱いがあれば当選者はいるでしょう。TwitterでDMM.com証券のIPOに当選したという方が過去にツイートしていました。


SBIネオトレード証券は1回取引タイアップとなりますが、最大2ヶ月間手数料が無料になっています。詳しくは下記記事で確認をお願いします。




日通システム(4013)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年12月期の連結業績予想が出ていました。売上は37.47億円となり前期31.88億円から17.5%増、経常利益6.23億円となり前期4.59億円から35.7%増となります。


四半期利益は4.26億円となり前期3.32億円から28.3%増の増収増益を予定しています。今期も順調に業績を伸ばしているようです。新型コロナウイルス感染症については有価証券届出書であまり触れておらず、業績に影響はなさそうです。


株主構成はベンチャーキャピタル出資が1社あるだけで会社関係者保有の株式が多くなっています。筆頭株主のエヌイーシステムサービスは役員らが議決権の過半数を所有する会社になり資産管理を行っているそうです。


初値は低調でも業績拡大が続いているため中長期の投資は期待できるかもしれません。


想定発行価格2,880円からPERを計算すると約54.65倍、PBRは3.35倍になります。配当が3円予定されているため配当利回りを計算すると約0.1%になります。類似企業のPERは30倍~70倍あたりが妥当だと思います。


サイボウズ(4776)あたりだと140倍を超えますが、オロ(3983)だとPER51.41倍になります。※PERは2020年9月18日調べ


初値が低ければ買われ、高ければ一旦下に向かうのかもしれません。面白そうなIPOなので注視しておきたいと思います。公募組は利益があまり見込めないと思います。


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