Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)が不動産投資型クラウドファンディングのサービスを開始しました。そこで投資家目線で評判や口コミなどについて詳しく調べました。もちろんメリットとデメリットについても考察しています。


創業から30年以上経過している事業者なので実績や信頼もありそうです。平均利回り設定が高く劣後出資も行います。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の評判口コミ
※ミスターファンドメーカー公式サイト引用


事業者はMr.LAND(エムアールランド)株式会社になり、不動産の売買や仲介事業などを行う不動産に特化した企業です。


不動産に関しての知識は高くコンサルティングなども行っています。また不動産特定共同事業法の電子取引認可を受けたことにより、不動産投資型のクラウドファンディングに参入してきたと考えられます。


投資家登録は20歳以上となっており法人登録も可能です。また、他社同様に元本保証の投資ではないことは理解しておきましょう。


出資法により出資金元本の保証は禁止されています。ただし各社投資家リスクを下げるために劣後出資などのリスク軽減となるような仕組みを採用しています。


同社では1口1万円と手軽な金額から不動産に投資ができるため、詳しく内容を確認してみたいと思います!

【この記事を読んでわかること】
  • ファンド内容について知ることができる
  • 優先劣後システム採用のメリットについて説明してる
  • メリットとデメリットを項目別に取り上げ解説している
  • 投資家の口コミについてまとめている
  • どんなファンド組成が期待できるのか調べている

Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)に投資すると儲かるの?劣後出資のメリット

Mr.FUNDMAKERはウェブ上で投資が完結できるため投資家(利用者)にメリットがあります。不動産小口化商品とスキームは似ていますが、不動産小口化商品だと書類の受け渡しが発生します。


なので、同社のように電子取引の認可を受けた事業者だけがネット上で全てのやり取りを完結できることになります。ネットで広告を出している企業の多くは電子取引の認可を受けていると思います。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の投資スキーム
※ミスターファンドメーカー公式サイト引用


簡単に同社の仕組みを表すと上記のようになります。仲介業者がMr.LAND(エムアールランド)になります。


投資リスクとしては「ミドルリスクミドルリターン」になります。不動産に特化した企業が仕入れを行い運用するため一定のリスク軽減になると考えられます。


劣後出資は20%~30%となっており、不動産の評価が20%~30%下げても投資家は元本毀損となることはありません。これが劣後出資の凄いところです。融資型クラウドファンディングにはない仕組みです。


同社で組成されたファンドを確認すると金額が大きいとは言えません。また、小規模不動産特定共同事業のため利用者は最大100万円の出資制限が設けられています。


この辺りは事業者の規模によるため特別デメリットがあるとは言えません。それよりも債務不履行や元本割れとならないような運用を行って頂ければ投資家は嬉しいはずです。


大手で資産運用を行うメリットは信用や信頼が高いと考えられるからです。しかし、投資家が集中するため投資できないこともしばしばあります。


そのため中堅企業のクラウドファンディングを利用する方も増えています。投資家の考え方次第だと思います。

メガバンクの定期預金と比較した1年間の利回りはどうなる?

メガバンクの定期預金と同社の不動産投資型クラウドファンディングを比較した場合の1年間の利回りについて調べてみました。


銀行にお金を預けていても増えないとメディアでも騒がれています。下記画像を見ていただけるとその意味が伝わると思います!


メガバンク定期預金とクラウドファンディングの利回りを比較
※ミスターファンドメーカー公式サイト引用


100万円を運用した場合にメガバンク定期預金(利回り約0.002%)だと20円の利回りになります。


Mr.FUNDMAKERで運用すると利回り8%のファンドであれば80,000円の利回りになります。税引き前の数値になりますがこの差はかなり大きいです。


なので私も不動産投資型クラウドファンディングで資産運用を行っています。金額も年々増えており500万円程度の運用を行っています。


投資家の考え方次第だと思いますが、お金を寝かせておくよりもクラファンなどで資産運用すれば多少なり利益がでると考えています。ただし上記でも書きましたが元本保証の投資ではありません。


ここ数年、投資初心者から相談を受けることも多くなっているため、老後のことや資産運用を考えている方が多くなっていると考えられます。

運営企業のMr.LAND(エムアールランド)について調べてみました

運営企業はMr.LAND株式会社になります。外国人向けの不動産事業呼称は「ミスターランド」になるそうです。


外国人向け不動産事業も行っているためグローバル感があります。東京の企業になります。


項 目その内容
会社名
  • Mr.LAND株式会社(エムアールランド株式会社)
  • 外国人向け不動産事業呼称:ミスターランド
代表取締役名塚令
所在地〒100-6920
東京都千代田区丸の内二丁目6-1 丸の内パークビルディング20階
設立1988年9月01日
資本金7,500万円
免許番号
  • 宅地建物取引業 東京都知事(8)第55474号
  • 不動産投資顧問業 (一般)第1353号
  • 小規模不動産特定共同事業 東京都知事(1)第10号
事業内容
  • 国内不動産売買及び仲介事業
  • 国外不動産売買及び投資事業
  • 不動産投資顧問業
  • 不動産特定共同事業
  • 農作物生産販売事業
  • 保険代理業
子会社
  • Mr.WORKS株式会社
  • Mr.LA Tradings Inc.
支援先企業
  • 越谷アルファーズ(B.LEAGUE所属)
  • 運営会社:株式会社フープインザフッド
※2022年5月15日調べ


主力事業は「不動産販売事業」「不動産仲介事業」「外国人向け不動産事業」になるようです。


東京を中心として事業活動を行い、エリアを問わない広範囲で不動産販売事業を行っている企業です。不動産の取扱いは土地や住宅、マンション、ビル、投資用不動産など多岐にわたります。


創業歴が長くクラウドファンディングについても優良物件の仕入れ期待があります。


これまで多くの企業にインタビューした感じでは、動かせる資金があれば仲介でもかなり儲かると聞いています。あとは売出された経緯や隠れた悪材料などを見つける力などだと思います。


同社のように不動産投資型クラウドファンディングを行う企業は知識が高い企業が多いと感じています。長年にわたり培ってきたノウハウがあると公式サイトにも書かれています。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の口座開設手順と入出金の方法について調べました

口座開設を行うには会員仮登録から始めなければなりません。メールアドレスやパスワード設定などを行い、その後会員本登録に移行します。


会員本登録では個人情報詳細を入力後、本人確認書類の添付などの作業が必要になります。


同社の審査に通ればハガキが送られてくるのでハガキに書かれている「本人様確認キー」を公式サイトで入力後、投資が可能になります。


他社でも同様の申込みになるためわかりにくい事はないと思います。申込フォームも他社と似ていると感じました。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の口座開設手順
※ミスターファンドメーカー公式サイト引用


また入出金について調べると入金時と出金時の振込手数料は投資家負担となっていました。出金時も振込代金がかかるのは少し痛いです。


小額投資だと入出金で利益が削られますからね。ある程度まとまった金額で投資を行えば問題はなさそうです。


さらに入出金で調べると入金先が「GMOあおぞらネット銀行」となっていたため、GMOあおぞらネット銀行の口座を開設している方は同一銀行間の送金(振込)が無料になります。


最近個人的に思うことですが、クラファン事業者でGMOあおぞらネット銀行を利用する企業が増えている気がします。機会があれば口座開設しておいたほうが良いのかもしれません。


分配金や投資金の償還はデポジット口座に入る仕組みになっているため、再投資にお金を回すことも可能です。出金の依頼は自分で出金申請を行うことになっています。


出金を行わずに再投資に回せることは個人的に嬉しい材料です。なかには都度出金されるタイプの企業もあります。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)のメリットとデメリットを考察!

Mr.FUNDMAKERのメリットとデメリットについてまとめてみました。


これまで不動産投資型のクラウドファンディング事業者のことをかなり調べているため、気になることをピックアップしています。


【メリット】
  • 1口1万円からの小額投資が可能
  • 優先劣後システムにより投資家リスクを軽減できる仕組み
  • 不動産に特化した企業がファンドを用意してくれる
  • ファンドの利回りが比較的高く設定されている
  • WEB上で口座開設と投資が全て完結できる
  • 口座開設などの費用は全て無料
  • 法人の口座開設が可能



【デメリット】
  • 元本や利回りの保証がない
  • 運営会社が上場企業ではない
  • 投資家1人当たりの出資総額が100万円以内
  • GMOあおぞらネット銀行以外からだと入出金で振込手数料が発生する
  • 運営企業が倒産した場合は元本毀損となる可能性がある


既に組成されたファンドを確認すると運用期間が6ヶ月間と短い特徴があるようです。募集金額が大きいとは言えませんが投資家登録者も大手に比べると少ないはずです。


メリットとデメリットを比較しても他社同等の水準のため特別気になることはありません。ただし、ファンドの運用手数料が発生する場合があるようです。


殆どそのようなことはないと思いますが、出資する際はファンド毎に「約締結前交付書面」を確認しておきましょう。


それと利益に対して源泉徴収される仕組みになっています。


確定申告に関しては、年末調整を受けた給与所得者の1年間の雑所得合計金額が20万円を超えた場合に確定申告を行うことになっています。投資家により状況が異なるため参考として覚えておきましょう。


確定申告を行う書類の入手方法は、同社管理画面のマイページから各種書類項目でダウンロードすることが可能です。1年間の取引結果は翌年の1月~2月上旬頃に発行されます。


また同業者になりますが、TECROWD(テクラウド)だと海外不動産に投資を行うことができます。こちらは事業規模が大きくESG投資とも関係があるため、環境や社会を意識する方に向いていると思います。


インタビューを行い事業の深掘りを行っているため興味があれば面白いと思います。詳しくは下記記事でご紹介しています。




また、融資型クラウドファンディングでも良い方はバンカーズも面白いと思います。日本で初めて商業手形をファンドに組み入れた企業です。


サービス開始時にかなり調べた企業です。セミナーも受講しその内容を書いているので面白いと思います。優待付きファンドやキャンペーン開催も多く投資家に嬉しい企業だと思います。




Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)を利用している投資家の口コミを調べてみた結果

投資家の口コミを調べてみました。ファンド組成数が少ないためこれから人気が出る企業だと思います。


今後投資家の口コミを追記していきたいと思います。クラウドファンディング事業者が増えると話題になりますからね。








公式サイトのツイートによれば口座開設者が順調に増えているそうです。状況によっては口座開設が遅れることも考えられるようです。


口座開設を行う場合は画像添付などでミスのないようにしておきましょう。


Mr.FUNDMAKERの評判と口コミまとめ!高利回りのため人気が見込めるかもしれない

Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)はマンションやテナントなどを中心としたファンド組成をメインに行います。そのため収益不動産という言い方が適切でしょう。


小規模事業者のため出資上限というデメリットはありますが、小規模物件を扱うためデフォルトリスクは軽減できそうです。コンパクトなファンドになるためリスク最小化と考えることもできます。


Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の評判と口コミまとめ
※ミスターファンドメーカー公式サイト引用


投資内容をまとめると以下のようなことが言えると思います!


【まとめ】
  • 1口1万円の低単価で投資ができる
  • 優先劣後構造によってリスクを軽減できる仕組みを採用
  • マンションやテナントなどのファンド組成で安定した収益を期待できる
  • 状況により入出金を無料化できる
  • 高利回りで短期間の投資が可能


口座開設(会員登録)は無料となっているため投資しやすい環境だと思います。入出金で振込手数料が発生するのは中堅企業だと仕方がないことでしょう。


大手企業だとクイック入金や即時入金の取り扱いがあります。ただ大手だと人気があり過ぎて投資ができないこともあります。


大手の口座開設だけでなく中堅企業にも口座を開設し、資金分散を行うことでリスク回避を狙うことも可能です。私は複数の企業に分散投資を行っています。


同社は利回り(分配金)が高めに設定されているため、個人投資家を中心に人気が見込めそうです。法人になるとファンド組成金額が低いため投資しにくいと思います。


法人を設立し事業として不動産投資型クラウドファンディングに投資を行う企業も増えているようです。


同社ではファンド毎に劣後割合を設定し、リスクが高い案件では劣後出資割合を引き上げると伺っています。個人投資家にはコンパクト物件が多いためリスク面でもメリットがありそうです。


大きな資金を扱う個人投資家には少し魅力が足りないかもしれません。クラウドファンディングを行う事業者がどんどん増えている状況だと思いますが、需要はまだ追いついていないようです!


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