BATSUNAGU(バツナグ)について詳しく調べ投資家目線で評判と評価を行ってみました。実績と口コミについても深掘りしています。運営者はリムズキャピタルになります。
同社は地方創生プロジェクトに強みを持つ企業となっており、面白みのある事業を行っていると感じます。古民家再生や空き家の活用等を通して、地域活性化の一役を担うことを目指しているようです!!
※BATSUNAGU公式サイト引用
オフィスビルやレジデンス、商業施設等の一般的なアセットはもちろんですが、組成されたファンドを確認すると古民家再生などに強みがあるように思います。
他社とは異なり独自性が感じられる企業だと思います。
投資カテゴリーは不動産投資型クラウドファンディングになり、ウェブ上で投資が全て完結します。ネット環境があればすぐに投資ができるスキームとなっています。
不動産への投資は1口1万円からとなっているため小額投資が可能です。クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)への投資は1万円程度から始める方も多いと言われています。
実際に投資を行い流れを掴んだ後に、少し大きな資金で資産運用する方もいるそうです。
いきなり大きな金額で投資を行うよりも投資を実際に体験し、納得できた後に投資金を増やすほうがよいと個人的にも考えています。
BATSUNAGU(バツナグ)に投資を行うことでリターンが得られる仕組みを考察!
同社が行っている不動産クラウドファンディングは「不動産特定共同事業法」の電子取引の認可を受けた事業者だけが提供できるサービスになります。昨今、人気が高まっている投資になり、投資を行った後は償還されるまで待つだけの投資になります。
※BATSUNAGU公式サイト引用
上記のように仲介業者が間に入り投資家をサポートします。取得している許可等によりスキームが少し複雑化することもあります。
同社では投資対象となるファンドを「特定の期間だけ組合、または出資者で共同所有」しその利益(損益)をシェアする投資方法と書かれています。
投資家は実際に存在する不動産に投資を行うことができます。不動産特定共同事業法を利用することにより、小口投資ができ投資ハードルを下げることが可能になります。
事業者によっては10万円以上からの投資を行う企業も存在します。BATSUNAGUの場合は1万円からの投資になるため手掛けやすいと考えられます。
特徴をまとめると以下のようなことが言えそうです。
- 地方創生・地域活性化に貢献できる
- 1口1万円からの小額投資ができる
- 幅広い不動産関連事業ノウハウを持つ企業
- 多様な商品ラインナップが存在する
- 優先劣後システムを採用している
実際に組成されたファンドを確認してみると利回り6%~7%と高めに設定されています。分配金はファンドにより異なると思いますが、半年に1回となっているファンドが多いようです。
分配金の償還は登録出金先口座に直接振込みされるのではなく、顧客ごとに設定された投資口座で管理されます。デポジット口座になるため管理の面で楽だと思います。
個人的には償還後に再投資を行うことが多く投資口座での管理は歓迎できます。
また組成されたファンドを確認すると12ヶ月~24ヶ月の運用期間となるファンドが多いようです。投資家により運用スタイルが異なるため、自分と合致すると思った方は口座開設を行ってみましょう。
地方創生プロジェクトに興味がある方には特にお勧めできそうです。不動産のプロが組成するファンドになるため想定されたリターンを得られる可能性も高いと考えられます。
ただし、元本保証の投資ではないため理解しておきましょう!
BATSUNAGU(バツナグ)ではSDGs投資や体験型施設の取り組みが可能だった
BATSUNAGU(バツナグ)ではSDGsの考え方に共感し、目標達成を共に目指す取り組みにしたいと考えているそうです。SDGsとは持続可能な開発目標のことを指します。公式サイトによれば以下のように書かれています。
我々はSDGsの17の大きな目標のうち「11. 住み続けられるまちづくりを」、「12. つくる責任つかう責任」のゴールを統合的に解決しながら持続可能なよりよい未来を築くことを目標としていきます。
このような目標を打ち出している企業は意識が高いと考えられます。
地方創生プロジェクトを中心に「リノベーション」や「コンバージョン」を通じた古民家の再生や活用等を行っており、新しい価値の創造や地域活性化につながれば最高ですね!
また、不動産におけるコンバージョンとは転換や改造の意味があります。建築基準法などの規制をクリアーできれば、建物の用途を変更することも可能です。
さらに同社では体験型と投資家の参加型の取り組みを目指すそうです。
同社で提供する場ではエコ、SDGs、教育、環境などを学びながら、施設づくりを体験できるプログラムを用意するそうです。公式サイトには以下のように書かれいます。
施設づくりにはSDGsの啓もうに取り組む団体やアウトドア施設の運営会社様などとも共同で企画を立てたり、運営協力を得ながら、施設としても収益だけではない意義を見出せるように努めてまいります。
他社とは異なりリータンを追求しつつも、不動産クラウドファンディングを利用し社会貢献や地域貢献につながる投資ができそうです。
同社のコンセプトは「場」と「人」をつなぐ場を創るとなっているため面白い取り組みが期待できそうです。
優先劣後システムを利用すると投資家はどうなるの?安全性を高めた投資が可能
同社は優先劣後システムを採用しています。不動産投資型クラウドファンディングでは劣後出資を設定することで、投資家の元本や配当金の安全性を高めることができます。※BATSUNAGU公式サイト引用
例えば上記のように劣後出資30%を想定して1億円の不動産があったとします。
不動産の価値が1億円から7千万円に下がってもクラウドファンディング事業者が30%の劣後出資を行っていれば、投資家の元本は毀損しません。
普通に考えると「不動産のプロ」が組成したファンドで、30%の価値下落となることは考えにくいと思います。
投資なので絶対とは言えずリスクはありますが、実際に不動産を取得する投資になるため個人的にはリスクが低くなると考えています。
最終的には事業者の信頼性が大きく関わってきます。
配当金でも劣後出資の仕組みは同じです。劣後出資者の配当金から減らされる仕組みになるため、劣後出資割合まで投資家の配当金に影響はありません。
劣後出資はファンドごとに異なるため都度確認を行っておきましょう。融資型(貸付型)のクラウドファンディングとは仕組みが異なります。
不動産投資型クラウドファンディングへの投資は、優先劣後システムが採用されることが多いため、私は積極的に投資を行っています!
運営企業のリムズキャピタルについて企業概要を調べてみました
BATSUNAGU(バツナグ)の運営企業は株式会社リムズキャピタルになります。事業内容の詳細を確認すると、内装の設計施工会社を母体とした不動産開発・投資事業及び第六次化の手法を利用した商業施設開発事業、商社事業そしてWEBマーケティング事業をグループで行う企業となっています。
不動産からの観点だけではなく地域商社としての役割、ECを活用した地域商材の拡散などをグループ全体で行っています。
項 目 | その内容 |
社名 | 株式会社リムズキャピタル |
設立 | 2016年4月27日 |
代表取締役会長 | 磯部昌史 |
代表取締役社長 | 三平裕毅 |
資本金 | 10,000万円 |
住所 | 東京都千代田区神田錦町2-7南部ビル4階 |
資格 |
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事業内容 |
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会社設立が2016年となっており一定期間が既に過ぎています。そして不動産投資型クラウドファンディング企業としてはまだ日が浅い企業になります。
一般的な企業とは異なり独自性を打ち出しているあたりが投資家に好感されそうです。組成されたファンドを確認しても興味深さがあります。
また、田舎暮らしなどに興味がある投資家もいると思うので、同社の取り組みを確認する意味でも組成されたファンド内容をチェックしておくと楽しめそうです。
事業再生や地方再生業務を事業として手掛けているプロ集団ですからね。
BATSUNAGU(バツナグ)の会員登録と投資完了までの手順を調べてみました
会員登録を行うには「会員仮登録」から行います。メールアドレスやパスワード設定など必要事項の入力を行い仮申請を行います。仮申請後、登録したメールアドレスに記載されているURLをクリックし、本人確認書類の画像データをアップロードする流れとなっています。
※BATSUNAGU公式サイト引用
会員仮登録から投資完了までの手順を簡単にまとめると下記のようになります。
- 会員仮登録
- 仮登録完了メール記載のURLをクリック後、本人確認書類のアップロード
- 会員審査・転送不要郵便の発送
- 本人確認コード入力・会員登録完了
- 投資申請・契約・入金
- ファンド成立・運用開始
- 分配・償還
- 出金
本会員登録申請後に審査が行われ、審査に問題がない方に「本人確認コードが記載されたハガキ」が登録住所宛てに簡易書留で届きます。
この辺りは他社と変わりありません。
ハガキが到着したらマイページにログインし、ハガキに記載された「本人確認コード」を入力することで会員登録が完了します。その後、投資を行うことができるようになります。
また投資申請受付完了後、契約成立時書面と入金の案内がメールで行われます。事前入金の必要がないため投資家には嬉しい材料となっています。
ファンドの運用が開始された後は、分配金を貰いながら償還されるまで待ちます。これが一連の流れになります。
償還された分配金や元本は投資口座に入金が行われるため、そのまま投資金として利用することもできます。出金する場合は管理画面にログインし出金申請を行います。
BATSUNAGU(バツナグ)のメリットとデメリットを考察!
メリットとデメリットについて詳しく調べてみました。個人の会員登録で20歳未満の方や75歳以上の方は、同社サービスを利用することができないそうです。また、個人で会員登録を行うほかに法人名義で会員登録することが可能となっています。
- 1口1万円の小額投資ができる
- 優先劣後システムを採用
- 不動産のプロがファンドを組成している
- 法人名義で会員登録が可能
- 利回りが比較的高い
- 古民家再生や空き家の活用等を通した投資で地域活性化に貢献できる
- 会員登録費や投資申請費は無料
- 元本や利回りの保証がない
- 運営会社が上場企業ではない
- 入金と出金で振込手数料が発生する
- 運営企業が倒産した場合は元本が毀損する可能性がある
不動産のプロが用意したファンドへ投資ができ、劣後出資が行われるため投資リスク軽減につながると思います。多くの企業で似たような仕組みを採用しています。
また入出金で振込手数料が必要になります。
ファンド償還後に投資口座で管理される仕組みのため、入出金については投資家の投資スタンスにより調整が可能だと思います。分配金も投資口座で管理されるため再投資が可能です。
クーリングオフ期間を経過した場合の中途解約はできないため余裕資金で投資を行いましょう。
投資環境において問題はないと思います。
最近は短期運用で高利回り案件が多いため投資妙味があると思います。利回り10%案件も登場しています!
BATSUNAGU(バツナグ)の実績と口コミを確認してみました
同社の実績を確認してみました。サービスが開始されある程度時間が経過しファンド組成規模も大きくなっています。2021年7月15日からサービスを開始しています。
※BATSUNAGU公式サイト引用
直近のファンドを確認すると抽選式と先着式の両方が採用されています。登録投資家が多くなると抽選式を採用する企業が増えるため今後は抽選式が多いかもしれません!
サービス開始から間もない状況で5,000万円のファンドが完売しています。このことから一定の投資家が既に登録していると考えられます。
投資家登録者はこれから増えることが想定されるため、投資を考えている方は早めの行動がよいかもしれません。古民家再生や空き家の活用などを行う事業者は比較的少ないと思います。
投資家の口コミを確認してみるとまだ投稿が少ないため後日まとめたいと思います。
第2号ファンドの「斑尾高原 ペンション再生ファンド」は数時間で売り切れたようです。募集金額が5,000万円と大きかった割に人気だったようです。共感を得ることができた投資家が多いのかもしれません。
ファンドの内容は、建物の経年劣化や陳腐化そして事業承継に悩むペンションオーナーからの相談を受け、建物のリノベーションを実施しています。
ペンションから長期滞在型のサービスアパートメントホテルへ転換し再生するプロジェクトになっていました。利回りも7%と高めだったため人気化したのかもしれません。
投資家の共感や思いが地域創生につながれば、投資を行っていなくても嬉しくなります。
同社では投資先が不安だと考えている方には企業規模が大きいTECROWD(テクラウド)がお勧めです。利回りが高く個人投資家に人気があります。
新興国への投資になりますが平均利回り9%程度となっています。単発的に利回りが高くなっている訳ではなく利回りが継続されていることに魅力があります。詳しくは下記記事でまとめています。
TECROWD(テクラウド)が不動産投資型クラウドファンディングを行う情報を掴みました。そこで評判や評価を詳しく調べ投資を行ってよい企業なのか考察してみました。またメリットとデメリットも取上げ深掘りしています。 最大の特徴 …
日本国内でクラウドファンディング探すのであれば、こちらも企業規模が大きいバンカーズも良いかもしれません。キャンペーンが豊富に用意されているため魅力があります。
企業規模が拡大しファンド組成金額も大型化しているため、資金が余っていればお勧めできます。下記記事に投資内容をまとめてみました。
バンカーズ(Bankers)が融資型クラウドファンディングサービスを開始したため特徴をまとめました。評判や評価の目線で内容をまとめているため参考になると思います。もちろんメリットやデメリットについても調べています。 …
BATSUNAGU(バツナグ)の評判と評価まとめ!地方創生に期待したい
BATSUNAGU(バツナグ)の魅力は古民家再生や地方創生等で不動産クラウドファンディングのスキームを利用していることだと思います。メイン事業の不動産事業では、農家の方と第六次化産業に取り組んだり、空き家再生などの取り組みから地域活性化につながるビジネスに取り組んでいます。
※BATSUNAGU公式サイト引用
今後同社の行う領域にも資金が向かいそうです。アフターコロナを見据えた投資にも関係があると思います。
インバウンド需要は現時点で期待はできないかもしれませんが、コロナ禍以前はインバウンド需要による古民家投資がブームとなっていました。
- 1口1万円からの小額投資
- 利回りが比較的高い
- 優先劣後スキームを採用
- 地方創生やSDGsを意識した企業
- 元本保証の投資ではない
同社のサービスをまとめると上記のようなことが言えると思います。
古民家の再生や活用の他にも、オフィスビル・レジデンス・商業施設等の一般的なアセットのファンド組成も期待できますが、やはり「地方創生プロジェクト」に興味がある投資家が集まる気がします。
最近では応援型と呼ばれるファンドも出てきており、より独自性が求められているように思います。
しばらくはどんなファンド組成が行われるのか興味深い企業だと思います。面白いファンド組成を手掛けリターンも狙えるため、興味があれば投資家登録を行っておきましょう。
キャンペーンとは別に「特典付きクラウドファンディング」が登場しています。ファンド毎にお得なプレゼントが貰えるため投資前に確認しておきましょう。穴場投資先なのでサブ口座に良いと思います!
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