Mマート(4380)IPOが新規上場承認されました。
上場市場は東証マザーズとなっており2月23日上場です。主幹事はみずほ証券となり幹事構成からも当選できる可能性はあります。
株数も67万株程度あるため通常の上場よりもやや多めの株数です。
インターネットマーケットプレイスを運営している企業になるため、IPOでもそこそこ人気化しそうです。
公開価格割れになるような銘柄でもないと個人的も思おうため申し込みは積極的に行うつもりです。業績もある程度好調に推移しているため申し分ありません。
Mマート(4380)IPOの詳細データ
項目 | 上場基本データ |
市場 | マザーズ |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業 |
公開予定 | 2月23日 |
ブックビルディング期間 | 2月06日~2月13日 |
想定価格 | 1,190円 |
仮条件 | 1,140円~1,240円 |
公開価格 | 2月14日 |
企業情報 | https://www.m-mart.co.jp/ |
【手取金の使途】
手取概算額 486,382千円については、全額運転資金に充当する予定です。具体的には、採用費を含め、サイト構築のためのシステム開発要員の人件費、新規取引先の獲得のための営業要員の人件費に充当します。
インターネットマーケットプレイス事業運営会社である当社においては、サイトをいかに使いやすいものにするかが営業収益増大のための大きな要素であり、技術の進歩に合わせて常に更新していく必要があります。
また、架電による営業活動が新規取引先獲得の手段の大きなウェイトを占めているため、営業社員数の多寡が営業収益拡大に直結することにもつながります。従いまして、調達資金につきましては、営業収益増加に直接関係する分野に集中して使用することに致します。
項目 | 株数データ |
公募株数 | 453,400株 |
売出株数 | 134,000株 |
公開株数(合計) | 587,400株 |
オーバーアロットメント | 88,100株 |
上場時発行済み株数 | 2,445,400株(公開株数やOA含む) |
想定ベースの時価総額 | 約29.1億円 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) 大和証券 SMBC日興証券 岡三証券 岡三オンライン証券 マネックス証券 SBI証券 |
Mマート(4380)上場評判とIPO分析
想定発行価格1,190円を基に吸収金額を算出すると約7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約8億円の上場規模となります。小粒上場となるため初値利益も狙えるIPOで人気がありそうです。
第16期は赤字に転落しているようですが、その後は好調に推移しているようです。
営業収益も伸び続けているため今後の業績にも期待が持てそうです。
事業は自社インターネットサービスを利用する企業からの出店料と出来高制のマーケット利用料となります。また、B2B事業のため「売り手」「買い手」ともに企業対象となるそうです。
対象としている業界は飲食業界、宿泊業界、中食業界等となっています。
大手企業から中小企業まで、業者間取引のあらゆる要望に対応できる市場、システムの提供と生産性が低いと言われている流通業界の効率化を図ることを目的としているそうです。
サイトへの出店や出品については、企業側が自由に選択することが可能となっており、いずれの場合も同社はマーケットプレイスの運営会社ということで、売買取引は売り手企業と買い手企業間で成立するシステムとなっています。
買い手は原則無料で利用できますが、年間費を支払うことにより格安な商品が掲載されている会員限定のプレミアムコーナーを利用することができるそうです。
ECサイトを持っていない企業や個人が取り組むはハードルが低いため人気があるのかもしれません。
Mマート(4380)の企業財務情報と配当性向
回次 | 第16期 | 第17期 |
決算年月 | 平成28年1月 | 平成29年1月 |
営業収益 | 427,596 | 532,109 |
経常利益 | △19,534 | 52,880 |
当期純利益 | △13,284 | 31,714 |
持分法を適用した場合の投資利益 | – | – |
純資産額 | 70,258 | 101,973 |
総資産額 | 242,055 | 317,305 |
1株当たり純資産額 | 35.27 | 51.19 |
1株当たり当期純利益金額 | △8.32 | 15.92 |
自己資本比率(%) | 29.0 | 32.1 |
自己資本利益率(%) | – | 36.8 |
株価収益率(倍) | – | – |
配当性向(%) | – | – |
営業活動によるキャッシュ・フロー | △15,631 | 95,261 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 6,355 | △30,600 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 17,162 | – |
現金及び現金同等物の期末残高 | 30,961 | 95,622 |
第18期第3四半期累計期間(平成29年2月01日~平成29年10月31日)
当第3四半期末の出店数はMマート748店(対前年同月比40店増)
Bnet255店(対前年同月比9店減)
総流通高は、3,928百万円(対前年同月比537百万円増)
買い手会員数は105千件(対前年同月比13千件増)
その結果、第3四半期累計期間の営業収益は448,296千円、営業利益は88,523千円、経常利益は88,281千円、四半期純利益58,441千円
Mマート(4380)従業員と株主の状況
会社設立は2000年02月25日です。社長は村橋純雄氏(昭和11年5月4日生まれ)、株式保有率は43.90%です。
従業員数は32人で平均年齢46歳と1ヶ月、平均勤続年数3年と7ヶ月、平均年間給与は約371万円です。臨時雇用者は年間10人です。
氏名又は名称 | 所有株式数(株) | 所有株式数割合(%) |
村橋 純雄 | 874,000 | 43.9 |
エムホールディングス | 398,000 | 20.0 |
宇井 裕希乃 | 246,000 | 12.3 |
九谷田 登志恵 | 210,000 | 10.5 |
村橋 伸繁 | 120,000 | 6.0 |
【目論見抜粋】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である村橋純雄、売出人である合同会社エムホールディングス、宇井裕希乃、九谷田登志恵、並びに当社株主である村橋伸繁、村橋勝子、相地朱美は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の平成30年5月23日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及び、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得することを除く。)等は行わない旨合意しております。
上位株主には90日間のロックアップが付与されています。
ロックアップ解除倍率の記載はありません。
Mマート(4380)IPO大手初値予想と各社配分
大手初値予想は2,600円~3,000円のようです。個人的には2018年第一号となるためもう少し初値は高くなる可能性があると思います。
BtoBを行っている企業は優良企業が多く同社も知名度の向上から今後の展開が期待されると思われます。上場による資金もシステム開発要員や営業要員の人件費となっているため期待ができそうです。
仮条件上限1,240円からEPS37.47を基にPERを算出すると約33.1倍、BPS91.19を基にPBRを算出すると約13.6倍となります。市場からの吸収金額はオーバーアロットメントを含め約8.4億円規模となります。
2018年1月期の単独予想では営業収益12.8%増、経常利益217%増、純利益238%増と大きく拡大する予想が出ています。初値はよいと思いますが、その後株価がどこで落ち着くかも今後を左右しそうです。
とにかくIPO申込は全力で済ませておくべき銘柄でしょう。
※2018年2月04日更新
幹事名 | 配分単位(株) |
みずほ証券(主幹事) | 499,400 |
大和証券 | 17,600 |
公開予定 | 17,600 |
SMBC日興証券 | 17,600 |
岡三証券 | 17,600 |
マネックス証券 | 17,600 |
SBI証券 | 17,600 |
類似企業 | PER | PBR |
ラクーン(3031) | PER42.28倍 | PBR6.11倍 |
ビューティガレージ(3180) | PER28.16倍 | PBR5.29倍 |
テンポスHD(2751) | PER42.34倍 | PBR3.9倍 |
岡三オンライン証券は今回も委託幹事として入り込む可能性があります。
前受け金不要でIPOに申し込みができます。
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Mマート(4380)IPO私見と申し込みスタンス
MマートIPOは申し込みをしておくべき銘柄だと感じます。インターネット媒体を運営している企業で事業が好調に推移しているため人気となりそうです。2018年第1号のIPOである世紀(6234)上場は2月08日なのでMマートが上場するまでに、買い意欲は高まるのでは?と考えています。
株主も分かりやすい構造ですし、ロックアップも付与されています。
ストックオプションの採用も無く、公開株式以外の株は流通しずらい構造です。
当日に初値が付けばセカンダリー相場も期待が出来そうな気がしています。
⇒ 最新のブックビルディング表はこちら
新奇性などは感じられませんが、マザーズで情報・通信業とくれば初値利益コース?でしょう。
幹事構成からも個人的にすべての企業から参加できるため、当選期待は高めです。
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