ロジザード(4391)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。主幹事は野村證券が務め、公開株数830,000株、オーバーアロットメント124,500株とやや株数は多いようです。上場規模は約7.3億円なので荷もたれ感はなく需給面での心配はありません。事業は在庫管理システムをクラウドを用いて管理している企業になります。


公式ページからパートナーを確認してみると大手企業がの名前が出ており、ソフトバンクやGMO系列、Hameeなどの名前があります。業績は拡大傾向にあり増収増益期待があります。人件費用の問題もあり在庫管理のクラウド化は進んでいます。IPOにおいても人気の部類に入るため初値は2倍以上を付ける可能性が高いでしょう。


ロジザードIPO新規上場と初値予想


想定発行価格が770円ということで、このままだと野村證券ネット配分は200株セットになります。仮条件が大きく引き上げられればその限りではありませんが、当選が遠のくIPOとなっています。当選すれば利益は大きいですが個人的には100株配分を希望ですね。


ロジザード(4391)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 情報・通信業
事業内容 在庫管理システムのクラウドサービスによる提供
公開予定 7月04日
ブックビルディング期間 6月18日~6月22日
想定価格 770円
仮条件 800円~900円
公開価格 6月25日
企業情報 https://www.logizard.co.jp/


【手取金の使途】

手取概算額278,360千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限88,195千円と合わせて、①設備資金、②運転資金及び③借入金返済として以下の使途に充当する予定であります。

①設備資金
事業拡大のため、「ロジザード ZERO」及び「ロジザード OCE」のクラウドサービスに係るソフトウェアの開発の資金として76,163千円(平成31年6月期56,363千円、平成32年6月期19,800千円)を充当する予定であります。

②運転資金
データセンターに係るサーバー等のクラウド監視機能(システム監視やネットワーク監視を行い、障害を検知する機能)の強化及び作業委託費用の資金として75,273千円(平成31年6月期55,713千円、平成32年6月期19,560千円)、自社WEBサイトに係る費用、自社製品の広告費及び展示会の費用として65,384千円(平成31年6月期40,156千円、平成32年6月期25,228千円)を充当する予定であります。また、事業拡大のための優秀な人材の確保等を目的とした採用活動費(求人広告、採用コンサルティング費用、研修費用及び人件費など)として61,059千円(平成31年6月期31,771千円、平成32年6月期29,288千円)、在庫管理システム事業のための原価管理システム等の社内システムの整備に係る資金として平成31年6月期に11,573千円、海外市場調査に係る資金として平成31年6月期に4,500千円を充当する予定であります。

③借入金返済
運転資金のために借入れた銀行からの借入金の返済資金として平成31年6月期に22,300千円を充当する予定であります。

残額については、将来における当社クラウドサービスの成長のための支出又は投資に充当する方針であります。具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。



項目 株数データ
公募株数 400,000株
売出株数 430,000株
公開株数(合計) 830,000株
オーバーアロットメント 124,500株
上場時発行済み株数 3,061,500株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約23.6億円
幹事団 野村證券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
SBI証券 ←ポイントを貯めよう
岡三証券
岡三オンライン証券 ←前受け金不要


ロジザード(4391)上場評判とIPO分析

想定発行価格770円を基に吸収金額を算出すると約6.4億円となり、オーバーアロットメントを含めると約7.3億円規模の上場となります。株数はそれなりにありますが、1枚当たりの単価が低い設定になっています。上場規模は小さいことから初値期待は大きいでしょう。同社のほか連結子会社は、上海にある龍騎士供応鏈科技1社と筆頭株主のフューチャー株式会社が関係会社となります。


事業は、倉庫や配送センターで商品の保管・入出荷業務を支援する在庫管理機能及び倉庫から出荷された店舗商品の在庫管理機能をクラウドサービスで提供しています。その他、入出荷や在庫管理の作業効率を上げるハンディターミナルやバーコード関連機器のレンタル及び販売も行っているそうです。


ロジザード上場評判とIPO分析



クラウドサービスは倉庫在庫管理システムがあり、倉庫内に保管されている商品(在庫)の数を正確に把握するとともに、倉庫内業務の効率化を実現するためのシステムです。入荷から出荷、返品、庫内での棚移動を含めすべての在庫の動きを、バーコードとそれを読み取るハンディターミナルにより物理的に管理する事で、「入出荷処理」「棚卸」「ロケーション管理」などを行うことができます。そのため、インターネットを経由して情報管理がみえる化につながります。


クラウドサービスとは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するサービスです。今ではクラウド化したシステムが常識化しつつあります。


ロジザード(4391)クラウドサービスの内容



同社の倉庫在庫管理システムには、アパレル・通販企業並びにこれらの商材を扱う3PL企業に対応した「ロジザード PLUS」とEC通販を行っているメーカー、流通業、3PL企業に対応した「ロジザード ZERO」があるそうです。また、機器レンタルもおこなっているそうです。


クラウドサービスの対象顧客は、倉庫在庫管理システム、店舗在庫管理システム、オムニチャネル支援システムとなっており、月額固定利用料や店舗数に合わせた課金使用料などを徴収しています。


ロジザード(4391)販売実績


クラウドサービスの顧客に対して、ニーズに合わせた画面、帳票、インターフェイスなどの機能カスタマイズの開発サービス及びクラウドサービスの利用開始時の各種設定作業や作業者への教育サービスを提供することも可能となっています。その他にも、倉庫などで利用されるプリンターやアクセスポイント等の機器及びプリンターラベル等のサプライ品の販売も手掛けています。


連結子会社である龍騎士供応鏈科技(上海)有限公司は、「e-倉管」ブランドで展開されている同社の倉庫在庫管理システムの販売代理店となり、中国市場に拡販、そして日系企業や現地企業に対し物流コンサルティングサービスの提供を行っているそうです。


ロジザード(4391)の企業財務情報と配当性向

回次 第16期 第17期
決算年月 平成28年6月 平成29年6月
売上高 1,010,035 1,073,681
経常利益 74,042 87,875
親会社株主に帰属する当期純利益 46,626 56,713
包括利益 45,807 57,268
純資産額 282,422 339,690
総資産額 503,941 546,137
1株当たり純資産額 109.14 131.28
1株当たり当期純利益金額 18.57 21.91
自己資本比率(%) 56.0 62.1
自己資本利益率(%) 18.2 18.2
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 48,525 161,247
投資活動によるキャッシュ・フロー △59,046 △108,221
財務活動によるキャッシュ・フロー △21,900 △41,808
現金及び現金同等物の期末残高 122,106 134,013
※数値は千円単位


第18期第3四半期連結累計期間(平成29年7月01日~平成30年3月31日)
売上高1,026,586千円
営業利益125,970千円
経常利益122,877千円
親会社株主に帰属する四半期純利益78,741千円


ロジザード(4391)従業員と株主の状況

会社設立は2001年7月16日、東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号に本社を構えます。
社長は金澤茂則氏(昭和42年7月14日生まれ)、株式保有率は12.57%です。
従業員数は69人で平均年齢39.9歳、平均勤続年数5.5年、平均年間給与6,613,000円となります。連結従業員数は72人です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
フューチャー株式会社 894,500 31.29
金澤 茂則 359,500 12.57
小川 武重 300,000 10.49
株式会社コンテック 288,000 10.07
創歩人ホールディングス株式会社 225,000 7.87
金澤 卓美 75,000 2.62
遠藤 えみ子 75,000 2.62
※株主上位7名の状況


【目論見抜粋】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人である金澤茂則並びに売出人である吉野明寿、創歩人ホールディングス株式会社、遠藤えみ子、遠藤寛志及び遠藤史織並びに当社株主であるフューチャー株式会社、株式会社コンテック、遠藤八郎、亀田尚克、柿野充洋、緒方美樹及び原田宏紀は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年10月1日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨を合意しております。



上位株主には90日間(平成30年10月01日まで)のロックアップが付与されています。
ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。またベンチャーキャピタル保有株はなく、株主名簿には個人名が多く掲載されています。


ロジザード(4391)IPO大手初値予想と各社配分

仮条件は800円~900円となり想定発行価格の770円から引き上げられています。市場からの吸収額はオーバーアロットメントを含め約7.3億円から約8.6億円と引き上げられ1.3億円増となっています。業績の伸びも評価され上場後も期待が出来そうです。


2018年6月連結業績予想は売上22.9%増、経常利益48.3%増(4,200億円)となり大幅な増収増益見込みとなっています。開示情報から6月決算となり、ほぼ確定した数値だと思われます。またEPS30.24を基にPERを算出すると約29.76倍となり上値はあると思います。


初値予想1,600円~1,800円

初値予想(第2弾)1,800円~2,100円


東証1部上場のフューチャー(4722)の持分法適用関連会社となり、関係性からも注目されている銘柄です。保有率は31.29%となり今回の上場による売出し株などは行っていません。さらにロックアップが90日間となっていることから公開株式以外の株が上場時点で流通する可能性は低そうです。


ストックオプションは43,500株が上場時に売却可能となっています。株主が入れ替わりさらに上を目指すような展開を期待したいところです。物流は人手不足と言われていますが、同社のシステム導入により管理も簡単にでき大きなメリットがありそうです。ただし、導入できるような企業は大手だと思われるため経費もそれなりにかかるはずです。


他社にも同様のシステムがあり、上場により顧客獲得につながることを期待します。また、海外展開も視野に入れているようで、中国に子会社があり、事業拡大のためアジアを中心に代理店を通じて展開していくそうです。


幹事名 配分単位(株)
野村證券(主幹事) 747,000
SMBC日興証券 33,200
みずほ証券 16,600
SBI証券 16,600
岡三証券 16,600


類似企業 PER
PBR
Hamee(3134) PER31.19倍 PBR9.07倍
ビーブレイクシステムズ(3986) PER36.29倍 PBR4.59倍
インフォメーションクリエーティブ(4769) PER18.75倍 PBR1.49倍


野村證券からの申込みを中心に他の口座から申込んでおきましょう。SMBC日興証券ネット申込も多そうですが、口座があれば申し込み必須です。岡三証券も入金していれば参加でしょう。単価が低いため大体の方がすべての証券会社から申し込みをしそうです。


SBI証券からはIPOチャレンジポイント狙いで申込みをしましょう。当選できなくてもポイントを貯めればいずれIPOに当選できます!過去に当選できた銘柄はこちらに画像を掲載しています。そろそろ50万円以上の利益を期待しています!

⇒ SBI証券(旧イー・トレード証券)のIPO概要詳細


ライブスター証券もIPOラッシュで取扱いがあると思うので口座がない方はタイアップ特典を頂いてみてはいかがでしょうか。1回取引で現金2,000円となりますが、取引手数料約2ヵ月間無料キャンペーンが行われているので今だとお得です。6月30日までとなっています。


ライブスター証券タイアップ


岡三オンライン証券にインタビューしました。前受け金不要でIPO抽選に参加できる貴重な企業!こちらも当サイト特典がついています。よかったらインタビュー記事も見てください(長いですけどね)


岡三オンライン証券インタビューIPOキム


ロジザードのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
平成23年5月01日~平成30年4月30日 43,500 200
平成31年7月01日~平成39年6月28日 197,500 240


ストックオプションは多くありませんが、上場時点で売却可能なのは43,500株となっています。発行価格は200円です。


ロジザード(4391)IPO私見と申し込みスタンス

ロジザードIPOの初値は期待ができますが、野村證券のIPO抽選ルールでは200株配分になります。10万円以下の抽選は200株になると決められているためです。ただ過去には1,000円以下でも最低単元配分だったことがあると記憶しています。今回の仮条件が1,000円に近ければ再来となる可能性もあります。


トータル的に当選は難しいと感じていますが、誰かに毎回IPOは当選しているため利益が出そうなIPOは全て抽選に申込むようにしておきましょう。次はあなたの番かもしれません!IPOは面倒な投資ですが続けていれば当選できます。当選確率が1%でも100回申込めば理論上は100%になります。


ということで当選期待は低いが、初値は好調予想のロジザードには必ず申込んでおきましょう。直近の10億円規模のIPOも公開価格割れを起こすような銘柄はないと思うので申し込みです。2018年前半に利益100万円にたどり着きたいので6月IPOは頑張りどころですね。


IPO主幹事数が多い証券会社だから口座必須! 【私はネット口座だけで当選しています】
⇒ SMBC日興証券公式サイト