共栄セキュリティーサービス(7058)IPOがジャスダックスタンダードに新規上場承認されました。主幹事はみずほ証券が務め公開株数430,000株、オーバーアロットメント64,500株になります。想定発行価格2,070円から算出される吸収額はOAを含め約10.2億円です。


事業は施設警備や雑踏、交通誘導警備などを中心に行っている企業です。直近の業績は拡大傾向にありオリンピックやパラリンピックなどにも関係がありそうです。人手不足は常に課題のようですが、IPO的には悪くないため初値1.3倍~1.5倍あたりが狙えるでしょう。


共栄セキュリティーサービスIPO上場と初値予想


今後利益が大きく伸びるとは思えませんが上場による知名度や信頼性アップはあると思います。新幹線列車内を警戒する警乗業務や、駅ホーム等の警戒を行う鉄道警備隊の展開にも取り組んだりしているそうです。需要は多いようです。


共栄セキュリティーサービス(7058)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 JASDAQスタンダード
業種 サービス業
事業内容 施設警備、雑踏・交通誘導警備を中心とした警備業
公開予定 3月18日
ブックビルディング期間 2月28日~3月06日
想定価格 2,070円
仮条件 2月26日
公開価格 3月07日
企業情報 https://www.kyoei-ss.co.jp/


【手取金の使途】

手取概算額748,760千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限122,833千円と合わせた、手取概算額合計上限871,593千円について、人材採用・人材育成等、新規エリア進出、社内基幹システム構築、事業生産性向上投資、その他運転資金に充当する予定であります。具体的には、以下の使途に使用する予定であります。

①人材採用・人材育成等のための投資
既存エリアの業績拡大を目的とした、各事業所(本社、営業所等)における人材採用活動強化のための投資、定着率上昇を企図した福利厚生充実のための投資、警備サービスの品質向上のための教育投資資金として300,000千円

②新規エリア進出のための投資
新規エリアへの進出を目的とした、新規事業所や社員寮の設置資金、新規エリアで勤務する人材採用活動のための投資資金として200,000千円

③社内基幹システム構築のための投資
業務効率向上を目的とした、社内基幹システム構築のための投資資金として100,000千円

④事業生産性向上のための投資
事業生産性向上により当社警備サービスの付加価値を高め、持続的成長を実現することを目的とした、顔認証や指紋認証等のセキュリティーシステムの導入等による少人数で高品質かつ効果的な警備サービスを実現するための投資資金として100,000千円

残額については、事業規模拡大のための運転資金(企業の社会的認知度向上のためのPR等)に充当する方針でありますが、具体化している事項はありません。なお、上記調達資金は、各々の具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定です。



項目 株数データ
公募株数 400,000株
売出株数 30,000株
公開株数(合計) 430,000株
オーバーアロットメント 64,500株
上場時発行済み株数 1,442,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約29.8億円
幹事団 みずほ証券(主幹事)
SBI証券
岡三証券
岡三オンライン証券 ←前受け金不要
いちよし証券
あかつき証券
岩井コスモ証券 ←公開型抽選採用


共栄セキュリティーサービス(7058)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,070円を基に吸収金額を算出すると約8.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約10.2億円規模の上場となります。上場規模が比較的小さいため初値利益は狙えると思います。


同社グループは連結子会社1社、持分法適用関連会社1社で構成され警備事業を中心とした活動を展開しています。主力の施設警備では、オフィスビルや商業施設などに警備員を配置し、出入管理、巡回、緊急対処等を行っています。


この他、商業施設等の駐車場に警備員を配置し、出入口等の車両誘導、料金収受などの「駐車場警備」や航空機事故等に備えて空港に警備員を配置し、万が一航空機事故等が発生した場合には、消火活動と救難活動を行う「空港消防業務」があります。


レセプション・コンシェルジュという業務があり、主に女性警備員による企業受付業務や商業施設のコンシェルジュも行っています。一般的な受付要員ではなく、警備員教育を受け警備員を兼ね備えている特長があります。


共栄セキュリティーサービス(7058)上場評判


上記の「施設・巡回警備分野」の他には「雑踏・交通誘導警備分野」が存在し、路上工事現場や建築現場などに警備員を配置し、一般通行車両や歩行者などの誘導をおこなったり、ラグビー、マラソン等のスポーツ競技大会やコンサートなどのイベント会場において、規制、誘導等の雑踏整理なども行います。


高速道路や自動車専用道路、サービスエリア・パーキングエリアにおける交通誘導警備、また停車中の故障車の後方警戒による安全確保なども行うそうです。


共栄セキュリティーサービス(7058)IPOの事業と連結子会社


売上は少ないようですが、国内外の要人の身辺警護も行っています。同社はテコンドー元全日本優勝者や格闘技の現役選手など格闘技に精通しているスタッフが在籍しているそうです。これまで、企業役員をはじめ、ハリウッドスターやアーティスト等の身辺警護を多数行ってきた実績があります。


幅広く業務を行い、業施設・病院等の駐車場における管理業務(売上金回収や駐車案内・精算補助等の案内業務)なども行っています。また、コインパーキングにおける精算機・発券機・ロック板・ゲート等の機械トラブル発生時に、障害対応専門の機動隊員が現場に急行して、トラブルを解決するサービスもあるそうです。


共栄セキュリティーサービス(7058)販売実績と取引先


マンション代行管理や建物・設備管理なども行うそうです。従業員数は社員よりも臨時雇用者のほうが多いようです。本社が東京にあるため大きなイベントなども獲得できそうです。


kimukimu

同社が属している警備業界の事業者は約9,500社と多く、同業者間の価格競争が年々激しくなっているそうです。また主要取引企業10社に売上の6割を依存しているようなので万が一があれば収益に大きな影響がありそうです!


共栄セキュリティーサービス(7058)の企業財務情報と配当性向

回次 33期 第34期
決算年月 平成29年3月 平成30年3月
売上高 5,287,191 5,347,389
経常利益 386,870 388,983
親会社株主に帰属する当期純利益 240,408 260,037
包括利益又は四半期包括利益 232,410 261,498
純資産額 2,123,132 2,384,631
総資産額 2,897,403 3,063,859
1株当たり純資産額 2,037.56 2,288.51
1株当たり当期純利益金額 230.72 249.56
自己資本比率(%) 73.28 77.83
自己資本利益率(%) 11.32 11.54
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 401,590 153,359
投資活動によるキャッシュ・フロー △73,859 △24,359
財務活動によるキャッシュ・フロー △89,679 △19,962
現金及び現金同等物の期末残高 515,511 624,548
※数値は千円単位


第35期第3四半期連結累計期間(平成30年4月01日~平成30年12月31日)
売上高4,241,066千円
営業利益355,735千円
経常利益367,166千円
親会社株主に帰属する四半期純利益239,749千円


当社グループが属する警備業界におきましては、凶悪犯罪や相次いでいる自然災害の影響を背景に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の警備においても大きな期待が寄せられるなど、警備業に対する社会的な需要は益々増大しております。その一方で、警備業における人手不足は深刻であり、平成30年11月の警備員を含む保安の職業の有効求人倍率は8.52倍(「職業安定業務統計」厚生労働省)と高く推移しており、雇用環境改善による採用難および雇用維持に伴う労務コストの上昇等、依然として厳しい経営環境下に置かれております。

このような経営環境の中、当社グループは「教育のレベルは、会社のレベル。」というスローガンのもと、経営理念である「『誠実』かつ『確実』」な警備業務によって社会の安全に寄与するため、新幹線列車内を警戒する警乗警備や、駅ホーム等の警戒を行う鉄道警備隊の展開に取り組みました。また、施設警備の新規開始に取り組むとともに、相次いで我が国で開催されるスポーツ国際大会に向けた実績の積み上げとして、ラグビー国際試合、マラソン大会、プロゴルフメジャー大会の会場警備などに取り組みました。

また、首都圏に社員寮を新設し、警備員の採用強化に取り組んでおります。



共栄セキュリティーサービス(7058)従業員と株主の状況

会社設立は1985年5月15日、東京都千代田区九段南一丁目6番17号千代田会館に本社を構えます。社長は我妻文男氏(昭和33年10月20日生まれ)、株式保有率は5.70%です。従業員数は398人で臨時雇用者が1,062人、平均年齢43.8歳、平均勤続年数7.7年、平均年間給与3,356,000円です。連結従業員数は413人となり臨時雇用者1,198人です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
合同会社あっとプラニング 650,000 59.77
マックスコーポレーション株式会社 100,000 9.20
株式会社ケイ・エス・エス 80,000 7.36
我妻 文男 62,000 5.70
株式会社サン総合メンテナンス 50,000 4.60
我妻 紀子 43,000 3.95
合同会社K-mac 34,000 3.13
※株主上位7名の状況


【目論見抜粋】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である我妻文男、貸株人である合同会社あっとプラニング、並びに当社株主であるマックスコーポレーション株式会社、株式会社ケイ・エス・エス、我妻紀子、合同会社K-mac、阿部克巳は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の平成31年9月13日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。

また、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行または当社普通株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、平成31年2月12日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)等を行わない旨合意しております。



上位株主には180日間(平成31年9月13日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見に書かれていません。ベンチャーキャピタル出資はありません。


共栄セキュリティーサービス(7058)IPO大手初値予想と各社配分

後程記載します。

PERやPBR、類似企業なども後日追記します。


幹事名 配分単位(株)
みずほ証券(主幹事)
SBI証券
岡三証券
いちよし証券
あかつき証券
岩井コスモ証券


類似企業 PER
PBR
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍


当選を狙うならみずほ証券からになりますが、あまり人気がないと考えられるため平幹事からの申し込みも行っておきたいところです。SBI証券引受け株数も多少期待ができそうです。株数は多くありませんが申込者は通常よりも少ないでしょう。


SBI証券IPO当選履歴


この他、いちよし証券や岡三オンライン証券からの申し込みは前受け金不要で申し込みが可能です。同じく前受け金不要のDMM.com証券あたりもそろそろ委託幹事をしてきそうですがどうでしょうか。妻の口座が開設できたのでダブル参加予定です!


DMM.com証券のIPO抽選ルール


共栄セキュリティーサービスのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
平成32年11月01日~平成40年9月30日 45,500 1,900


ストックオプションは行使期限に入っていないため上場時点では関係がありません。株数は45,500株となっています。ライツプランは該当事項なしです。


共栄セキュリティーサービス(7058)IPO私見と申し込みスタンス

共栄セキュリティーサービスの需給はよさそうです。大量の買いが入り初値付かずになるようなことはなくある程度の株価で落ち着くと思われます。公開価格割れするとは思わないため全力で取得に向かいます!あまり人気がないような銘柄を狙いに行かないと当選できませんからね。


株主上位にはロックアップが掛かっているため安心できそうです。盛り上がりに欠けると思われますが、他の銘柄につられて上値を多少切り上げる展開ではないかと予想します。類似企業も多いため初値が高ければ急落の可能性があります。


支店や営業所が大阪から北海道に向けて複数あるようです。空港消防業務や高速道路工事などの誘導も行うことから企業規模はある程度大きそうです。配当は現在のところ実施しておらず、内部留保の形をとっているようです。鉄道は東京メトロで活動しているようです。


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