IoZ(アイオーゼット)がユニコーンで株式投資型クラウドファンディングを利用した資金調達を行います。AIと点群画像分析技術を組み合わせ顔認証システムの「FaceIndex」を開発しています。評判や評価目線で今回も内容を詳しく調べてみました。


公開された内容から何が凄いの?と普通に思ってしまいましたが、調べるにつれ凄い技術をローコスト運用できることがわかりました。


IoZがユニコーンの株式投資型クラウドファンディングで上場(IPO)を目指す
※ユニコーン公式サイト引用


さらに上場企業との提携やスマートロックメーカーとの連携など、同社技術を利用したサービスが行われるとあります。この辺りについても詳しく調べています。


汎用性ある技術のため様々な業種で利用することが可能だと思います。将来的に自律型ロボットと宇宙開発にもAI点群画像分析技術が利用される可能性があるようです。


話が大きすぎるため疑問も残りますが、面白いECF案件だと思います。地方にある1企業が上場を目指し成功すれば業界全体のイメージ向上にもつながります。


企業規模はまだ小さいようですが同社技術を導入する企業が増えることで、新しい領域へのステップも考えられると思います。大手企業がM&Aを行う可能性もあると感じます。


またユニコーンでは株主優待が全ての案件に用意されています。さらに本案件はエンジェル税制優遇措置A又はBの適用が予定されています。


では今回も深掘りし面白みのある企業なのか考察してみたいと思います!!

【この記事を読んでわかること】
  • AI点群画像分析技術について調べている
  • ワイナリーにIoTを提供するプロジェクトからFaceIndexが開発されたと説明している
  • スマートロック大手と提携済みのため期待値が高いと説明している
  • 他社API連携による無限の拡張性があると説明している
  • 上場(IPO)予定は2024年8月期を目指していると説明している
  • 株主優待とエンジェル税制について説明している



IoZのAI点群画像分析技術の始まりは第一次産業にITを導入したことが切欠

同社の事業内容を調べるとワインと何が関係しているのか?と思いっきり突っ込みたくなりました。そもそも点群画像分析技術について私は詳しくありません。


しかし気になり深掘りしてみると、大手企業では既に利用されている技術のようです。ただし同社のようにローコストで汎用性が高いサービスを行う企業は少ないようです。


技術としては既にあるようですが、大手企業と提携する話が出ていることで製品への期待感が高いのではないか?と個人的に考えています。


IoZのAI点群画像分析技術と他社製品の違い
※ユニコーン公式サイト引用


今後、同社の「FaceIndex」の技術を高めていくことで新しい製品が生まれる可能性もあると思います。


点群画像分析技術を用いるとXYZ軸で対象物を捉えることができます。縦横だけでなく奥行き・距離を認識することができるそうです。


簡単に説明すると点群画像分析技術を利用すれば、2次元のものを3次元にすることができる技術になります。


また、同社の「FaceIndex」は人の顔を判定することに利用されているため、横展開を行えば収益につながるサービスがたくさん考えられます。


FaceIndexと他社API連携のイメージ
※ユニコーン公式サイト引用


他社サービスとAPI連携を行うことで下記のようなケースでも利用ができるそうです。


  • 検温
  • ドアの施錠や開錠
  • 複数キーボックス
  • オートロック自動ドア
  • 手や指の消毒ロボット
  • API連携可能な全てのサービス


この他にも様々なケースで利用できるはずです。何しろ導入コストを抑えることが同社サービスの大きなポイントです。

解決したい課題と実績を調べてみました!エッジAIを利用するメリットとは

IoZ(アイオーゼット)の代表取締役である吉田柳太郎氏は、サラリーマン時代に信州大学や長野県塩尻市と連携して展開していた、ワイナリーにIoTを提供するプロジェクトに携わっていたそうです。


個人の思いがあり、結果的に大手総合酒類メーカーのワイナリーでIoW(Internet of WINE)のプロジェクトに取り組み、AI顔認証受付管理システム「FaceIndex」を開発したとあります。


IoZ(アイオーゼット)が解決したい課題と技術
※ユニコーン公式サイト引用


クラウド農業モニタリングシステムや圃場リアルタイム監視カメラにより、ぶどうの成長や収穫時期などをAI点群画像分析技術を用いて行っていたようです。


ここでどんな関係があるのか?と思いIoWプロジェクトについて調べてみると、ネットで内容を確認することができました。プロジェクトにはrakumoやSCSK、三菱総合研究所やNTTドコモなどの大手企業の社名を確認することができました。


またユニコーン公式サイトによれば第一次産業にITを導入することで、これまで培ったAI点群画像分析などの技術を応用して、AI顔認証受付管理システム「FaceIndex」を開発したとあります。


このことから実績が積み上がり、その実績をもとにAI顔認証受付管理システム「FaceIndex」ができたようです。


ぶどう圃場とAI点群画像分析技術のつながりがわかりにくいと思う方もいるかもしれませんが、同社は両方の技術を持ち合わせているため「FaceIndex」以外の分野でも活躍しそうな気がします。


またエッジAIを世の中に普及させる狙いが同社にはあるようです。


少子高齢化や人手不足の対策として自動制御作業にシフトする流れができつつあります。コロナ禍により非対面や遠隔操作などが進んでいると言われており、同社には追い風となっていると考えられます。


withコロナと叫ばれているため、安価なエッジAIなどが不可欠とも言われているようです。IoZのホームページを確認するとエッジAIを搭載したロボットの取扱いがあるため、様々な利用方法があると思います。


エッジAIについては、同社の開発構想で紹介されている自律型ロボットなどへの利用が期待されているのかもしれません。

企業概要とバリュエーションを詳しく調べてみました

IoZ(アイオーゼット)の企業概要やバリュエーションについて調べてみました。


また代表の吉田柳太郎氏の経歴で上場(IPO)への意欲につながりそうな材料も発見しました。1999年に「Neoteny Inc.」でインキュベーション事業のマーケティング部長を行っています。


Neoteny Inc.を調べると伊藤穰一氏の名前が出てきました。伊藤穰一氏はベンチャーキャピタリストとして有名な方です。一緒に仕事をされていたと考えると上場への意欲も強いのではないかと考えられます。


著書も複数発行されていますし、MITメディアラボやデジタルガレージなどの有名企業でも活躍されています。詳しく調べると凄い方なんですよね。


吉田柳太郎氏も伊藤穰一氏に影響されている部分があるのでは?と感じるところがあります。全ての案件で詳しく調べることはできませんが、このような材料にぶち当たるとワクワクしてきます!


項 目その内容
会社名株式会社 IoZ
本社住所〒874-0944
大分県別府市元町19番10号別府ビル301
代表者名吉田 柳太郎
設立年月日2017年9月
決算期8月
事業内容
  • AIシステム開発
  • システム販売
  • ITコンサルティング
  • プログラミング教育
  • その他関連する事業
資本金260万円
発行済株式数26,000株
主要株主
  • 吉田柳太郎 48.08%
  • 明石 昌也 9.62%
  • 恵良利津子 7.69%
  • 金子 春彦 7.69
※2021年3月11日調べ


株式投資型クラウドファンディング(ECF)による資金調達前のプレバリュエーションは1株当たり16,000円なので4.16億円になります。


資金調達後のポストバリュエーションは上限70,080,000円となっているため約4.86億円になります。


同社の成長戦略が何処まで実現できるのかはわかりませんが、気になる企業だと感じています。メディア掲載歴を確認すると新聞やテレビなどでの取扱いが多く見られます。


その他、受賞歴も多いようです。同社のホームページを確認すると自治体との取組もありAI顔認証受付システムが採択されたとあります。


ユニコーンの募集要項に提携企業など明確化されていませんが、もしかしたら公開されてていないだけで有名企業があるかもしれません!


これまで何度も株式投資型クラウドファンディングの記事を書いてきて感じたことは、企業名を出したくない企業もなかにはあるそうなんですよね。良い面と悪い面があると思いますが、投資家としてはできるだけ情報が欲しいとことでしょう。



IoZのビジネスモデルと特徴を考察!スマートロック大手と提携済みだった

FaceIndexは1システムあたり初期費用が30万円~50万円となり、月額1万円から使えるサービスとなっています。


非接触型生体認証により安心安全の向上や無人化、管理精度の向上を提供する狙いがあるそうです。


受付業務や入退室・出退勤管理、非対面サービスの分野で普及する製品サービスと連携して事業展開を行うとされています。


IoZのビジネスモデル
※ユニコーン公式サイト引用


勤怠管理・受付システムでは、東京証券取引所のマザーズ市場に上場している企業と連携協議中となっています。「FaceIndex」をAPI連携済みデバイスとして販売していく予定だそうです。


これにより1800社、40万人のユーザーにアプローチすることが可能になるとされています。提携が上手く進むことを祈りたいと思います。


またスマートロックメーカー第2位と提携済みとなっています。スマートロックメーカーで有名なのは「Qrio」や「セサミ」「ビットキー」あたりでしょうか?業界2位とありますが調べても現在2位の企業を確定することはできませんでした。


また、集合住宅などへ採用予定とあります。考えられることはマンションやアパートでの利用でしょう。この他、「FaceIndex」を利用すればマンションのエントランスでも利用できそうです。


セキュリティーレベルが高いマンションだと顔認証や指紋認証などありますが、独自システムになっていることが多いようです。


同社の場合は個別開発が必要ないため様々なケースで利用できます。そして低価格です!!


決済・POPSシステムや産業用ロボットなどの分野でも提携協議中となっているようです。


アバターロボットを販売している大手ITベンダーと商談を進めたり、アームロボットを販売している大手商社系工作機械メーカー、無人走行車両を開発している無人ロボットメーカーと共同プロジェクトも進めているそうです。


確定している段階にない話も多いようですが、汎用性が高いため需要が見込めそうです。


競争優位性と他社製品とのAPI連携による無限の拡張性に期待できる

競合の優位性では専用ハードも個別開発も不要となっています。専用機器は必要なくスマホアプリだけで利用できるそうです。


IoZの競争優位性
※ユニコーン公式サイト引用


FaceIndexは顔認証システムになり、事前に顔を登録することで利用できます。個人情報との紐づけが必須ではないため様々なケースで利用ができそうです。


複数台のスマホで認証受付が可能となっておりLINEやメールで通知することも可能です。


他社の顔認証は個別開発が必須であり、高額で厳格な個人情報との照合による本人確認が必要になるそうです。


IoZの業績と上場(IPO)を行う時期を確認してみました

業績と上場(IPO)の時期を確認してみました。2024年8月期までに「FaceIndex」のユーザー数30万人を目指し、売上は6億円超、営業利益3.7億円を実現し上場を目指すそうです。


営業利益率が高くて驚いています。詳しく内容を知りたい方は質問コーナーで質問を行っておきましょう。


IoZの業績と上場時期
※ユニコーン公式サイト引用


今期は赤字先行となるようですが、来期は黒字化する予定となっています。


同社製品が本物であれば企業提携を進めるだけで収益に結び付きそうです。また提携企業が既にいくつか確定しているようなので、使えるサービスと考えて良いと思います。


ここまで来たら資金があればある程度乗り越えられそうな気がします。大手企業と提携し、あとは横展開するだけだと感じています。


上場企業とのAPI連携済みデバイスの販売には期待できそうですよね。また同社の強みとして自治体とのコラボなどが信用アップにつながると思います。


IoZと自治体との取組
※IoZ公式サイト引用


DX市場はこれからも伸びていくと容易に想像できます。IT化が行われ世の中が便利になる方向に進む限りDX化していくでしょう。


ユニコーン公式サイトでは「画像認識関連技術市場は2019年の290億円から2025年には746億円に拡大する見込み」となっています。


また同社はAI点群画像分析技術を発展させることで近い将来、ロボットの眼となる技術として役立つと考えているそうです。空間認知が実現できればGPSの届かない場所でもロボット制御が可能になるそうです。


5年後を目処に開発とあるため上場後に開発に着手すると考えられます。空間認知技術にブロックチェーン技術を組み合わせることで、複数の配送ロボットが自律的に通信し合うことができるそうです。面白いですよね。


ただし上場は確約されたものではく、状況によっては倒産する可能性もあることは注意しておいてください。


IoZの株主優待とエンジェル税制適用について調べた結果

ユニコーンの株式投資型クラウドファンディングで取扱いが行われる案件には全て主優待が設定されています。


今回は毎年8月末日現在の株主名簿に記載又は記録された株主が対象となっています。投資から数ヶ月間権利確定日まであるようです。


IoZの株主優待
※ユニコーン公式サイト引用


優待の参考画像は上記のようになります。株数や投資金額に関わらず大分県の特産品である「かぼす」「ゆず」製品の詰め合わせ、ノイヤーワイン、しいたけの中から1つ選ぶことができます。


発送は毎年10月以降を予定しているそうです。大分と言えばかぼすの生産で有名な地域ですよね。


エンジェル税制優遇Aと優遇Bの違い
※中小企業庁公式サイト引用


エンジェル税制はエンジェル税制優遇措置A及びBの適用が予定されています。


ユニコーンの株式投資型クラウドファンディングに興味を持たれた方は、下記記事で詳しくまとめているので参考になるかと思います。インタビュー記事は必見の内容です!






IoZに投資を行っても問題がないのか?まとめ

IoZ代表の吉田柳太郎氏の目標は「小型編隊自律ロボットのAI制御システム」にあるようです。


顔認証システムを用いて、顔認識を空間認識へとブラッシュアップしP2Pやブロックチェーン技術を活かすことで、ロボット同士が空間認知を行う自律並列分散行動制御システムの開発を目指すようですね。


上場目標は通過点であり、JAXAが取り組む宇宙事業にマジで参加したいと意気込みを感じます。


男のロマンってやつですね。


FaceIndexで第一次産業を元気にし、さらにはGPSの届かない月の裏側でロボットを地球から制御できるようにするのが最終的な目標としっかり書かれています。吉田氏にとってみれば人生をかけた目標なのかもしれません。


項 目その内容
プロジェクト名宇宙開発へとつながるAI点群画像分析技術を有する「IoZ」
目標募集額(株数)20,064,000円(1,254株)
上限募集額(株数)70,080,000円(4,380株)
募集価格1株当たり16,000円
申込単位6株
最低申込金額(株数)96,000円(6株)
上限申込金額(株数)480,000円(30株)
申込期間2021年3月19日~2021年3月22日
※2021年3月11日調べ


取締役(COO兼CFO)の明石昌也氏は分散コンピューティング技術やネットワーク制御技術などに特化したSkeed社、さらに住友商事グループのシステムインテグレーターであるSCSK社と関係がある人物のようです。


同社は直近でスマートドアロック、業務DX、店舗決済分野などへ注力し顔認証システムの「FaceIndex」を主力として事業展開を行うようです。


どの企業もそうですが、事業計画通りに進めば上場期待はあると思います!


ECFで資金調達を成功させると多くの媒体で紹介され、新しい引き合いが生まれる可能性もあると思います。そうなった場合の人員も必要でしょう。


調達した資金は開発費や広告宣伝費、人件費となっており人件費に多くの資金が使われる予定となっています。システムは出来上がっているため処理できる人材の確保が優先なのかもしれません。


同社の住所は大分県別府市元町です。この辺りを徒歩で散策したことがありますが、別府では街中なので人材に恵まれればと考えています。温泉で有名な観光地なんですよね。


ということで同社のロマンに惹かれた方は投資をご検討ください。成長性度外視で応援したい投資家も出てくるのではないでしょうか!




株式投資型クラウドファンディングで上場(IPO)を行った企業がはじめて出たのをご存知ですか?


ファンディーノで資金調達を行った琉球アスティーダスポーツクラブが「TOKYO PRO Market」に上場を行います。上場日は2021年3月30日となっており、ファンディーノで投資を行った投資家は151人となっています。


マザーズなどの新興市場ではありませんが、東証が株式投資型クラウドファンディング(ECF)からの上場を認めたことになると思います。そのためECFでも上場が可能だと言えるはずです。


東京オリンピック・パラリンピックも2021年は予定されています。スポーツが盛り上がる1年になるのかはわかりませんが、もしかしたらECFも盛り上がるのかも?と期待しています。


琉球アスティーダスポーツクラブ案件は2019年12⽉7⽇に投資申込みが行われているため、1年と4ヶ月程度で上場になります。数年間待たなくても上場できるんだ!!と思った投資家も多いでしょう。


エンジェル投資家にはとても嬉しい材料となっています。


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