データマネジメントプラットフォームいわゆるDMPを行っている企業が登場しました。これはかなり人気が高いIPOだと感じます。上場規模は6.9億円と小さく株数も少ないことからインティメート・マージャーの初値はかなり上昇しそうです。


もしかすると初値持越しが見れるかもしれません!インティメート・マージャーの公開株数は260,000株で売出株はありません。オーバーアロットメントは39,000株となっています。


インティメートマージャーIPOの初値予想


想定発行価格は2,320円と初値2倍でも20万円以上の利益が見込まれます!これは是非欲しいIPOですが簡単には当選できそうにありません。


現段階では想定している事業規模のまだ途中ということでこれから売上・利益が一気に拡大する可能性もあるようです。同社が目指す事業領域を手に入れるまであと数年でしょうか?


インティメート・マージャー(7072)IPOの詳細データ

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種サービス業
事業内容データマネジメントプラットフォームの提供、データ活用コンサルティング
公開予定10月24日
ブックビルディング期間10月04日~10月10日
想定価格2,320円
仮条件1,700円~1,900円
公開価格10月11日
企業情報https://corp.intimatemerger.com/


【手取金の使途】

手取概算額544,944千円及び「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限83,241千円と合わせた、手取概算額合計上限628,185千円については、2020年9月期に新規採用人員の教育採用費及び人件費に245,808千円、2021年9月期に新規採用人員の教育採用費及び人件費(427,546千円)の一部に充当する予定であります。

当社の提供するIM-DMPは、既に一定のデータ量を蓄積、分析および抽出が可能なシステムとなっており、細かな改修を除けば、大規模なシステム投資なしでIM-DMPをもとにした新規商品の展開が可能となっております。しかしながら、広告市場以外の多市場へのデータ活用を推進するにあたり、IM-DMP内のデータを用いた商品開発については、今後も人材投資と当該人材の教育費用が必要と考えてあります。

そのため今後の収益拡大に向けて、多市場に向けた商品開発を行うための開発人員の増強、当該新商品を新たなマーケットへ販売するための法人営業人員の増強を、2020年9月期および2021年9月期の2期において予定しております。

また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数260,000株
売出株数0株
公開株数(合計)260,000株
オーバーアロットメント39,000株
上場時発行済み株数2,660,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約61.7億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
いちよし証券
岩井コスモ証券
岡三証券
香川証券
極東証券


インティメート・マージャー(7072)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,320円を基に吸収金額を算出すると約6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約6.9億円規模の上場となります。上場規模は小さくIPOでも人気の事業を手掛けていることから人気となるはずです。


フリークアウトとPreferred Infrastructureの合弁により「インティメート・マージャー」が2013年6月に設立されています。2015年10月にフリークアウトがPreferred Infrastructureから50%の株を取得しフリークアウトの連結子会社になっています。筆頭株主もフリークアウトになっているため親子上場の関係になります。


インティメート・マージャーはこれまで蓄積してきたオーディエンスデータ(閲覧履歴などの来訪するブラウザが保有する情報全般)により構成される独自のデータマネジメントプラットフォーム(Data Management Platform)である「IM-DMP」を用いて、データの活用によりクライアント企業のオンライン、オフライン双方のマーケティングを支援する事業を行っています。


オーディエンスデータとデータ分析結果を一覧できるダッシュボードの両方を具えるIM-DMPを用いる事で、マーケティングを行う企業に対しIM-DMPで保有する膨大なデータの中からより広告効果が高いと見込まれる消費者を抽出、ターゲティングする事が可能です。


いわゆるDMP(データマネジメントプラットフォーム)になりIPOではかなり人気があります。領域はDSP、SSP、アドネットワーク等の延長線上と言われ「アドテクノロジー」の1つとして認知されます。


インティメート・マージャーIPO評判と業績


同社が提供するIM-DMPはデジタルマーケティングの分野に限定されるものではなく、Webサイトへの来訪時に付与するブラウザ毎のIDをキーとすることで、インターネット上で収集したオーディエンスデータをテレビCM、ダイレクトメール等のオフラインマーケティングにも応用できます。


そして今後は更にデータ活用分野を広げ事業活動を行っていくそうです。「IM-DMP」はインターネットユーザーの属性データベースとしてPCやスマートフォン、タブレット等で利用されるWebブラウザから得られる情報によって構築されます。


1つのWebブラウザに1つのID(IM-ID)を割り当て、Webブラウザを最小構成単位としてインターネット利用者に関するデータベースを構築しています。


IM-IDにデモグラフィックデータ(性別、年齢、職業等)、ジオグラフィックデータ(居住地域等)、サイコグラフィックデータなどの属性情報を集積することで、Webブラウザをベースとした各ユーザーの特徴をより鮮明なものにしていきます。また同社が保有する属性情報に個人情報は含まれておりません。


このように、多様な属性情報を集積したIM-IDを分析・分類し、定期的に更新することで、IM-DMPにおいては、適切なターゲットに適切なタイミングで適切なマーケティング手法によりアプローチする提案を行うことができます。


インティメート・マージャーが目指す市場規模


同社はクライアント企業自身でデータを分析し活用することが可能な場合には、IM-DMPが搭載するデータのみ提供しています。


IM-DMPを継続的に有効活用するには高度なデータ分析力とデータ活用先であるマーケティングツールに関する知識が必要です。このためクライアント企業自身が持つデータとIM-DMPのデータを統合し、フィルタリングやターゲティング等広告配信を効率的・効果的に行うために、高度な分析を提供するコンサルティングサービスを提供しています。


これによりクライアント企業はマーケティング専門人材を自社内に置かなくとも、効率的且つ多様なマーケティング手法を採用することが可能になります。


抽出されたデータはオフラインマーケティングや効果測定等への活用や、リードジェネレーションへの活用、リスク管理といったデジタルマーケティング以外のデータ活用への展開も始めており様々なソリューションを提供しています。


インティメート・マージャーIPOの販売実績と取引先


IM-DMPをデジタルマーケティングに活用することで、リターゲティングの効率化や、今までアプローチできていなかった新規顧客向けのターゲティングを行うことができます。


クライアント企業のホームページ、キャンペーンサイト等にJavaScriptタグを設置し、来訪者の「Cookie」を取得します。来訪者のCookieに保存されているIM-IDをデータベースに保存されているIM-IDと照合することで、来訪者の属性情報を視覚的に分析することが可能になります。


来訪者の属性分析を行った後、「フィルタリング」と「ターゲティング」の2つの技術を用いてデータ活用コンサルティングサービスを提供しています。


インティメート・マージャー(7072)の企業財務情報と配当性向

回次第5期第6期
決算年月2017年9月2018年9月
売上高1,366,9331,646,751
経常利益141,15484,244
当期純利益96,37741,610
資本金150,000150,000
純資産額487,646529,257
総資産額727,404822,860
1株当たり純資産額94.85112.19
1株当たり当期純利益金額40.1617.34
自己資本比率(%)67.0464.32
自己資本利益率(%)21.938.18
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー37,779△61,710
投資活動によるキャッシュ・フロー△54,2867,304
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高402,708348,303
※数値は千円単位


第7期第3四半期累計期間(2018年10月01日~2019年6月30日)
売上高1,639,069千円
営業利益143,669千円
経常利益141,864千円
四半期純利益96,484千円


【インティメート・マージャーのチエックポイント!】

当社のデータマネジメントプラットフォーム(DMP)事業につきましては、オーディエンスデータの収集力及び分析力の強化に加えて、他社ツールとの連携数の増加により、プロダクトの強化に努めて参りました。IM-DMPを用いたオンラインマーケティングソリューションの拡販に努め、よりスピーディーにデータを活用したマーケティング施策を広めるため、広告代理店と連携した拡販を強化しております。

また、B2B向けのリードジェネレーションを目的とした、ニーズ検知型企業リスト生成サービス「Select DMP」を昨年リリースし、高精度なリードジェネレーションを支援するなど、新市場となるSales Tech市場への領域拡大やFin Tech市場領域への展開を進めるにあたり、2019年3月29日に新生銀行と資本業務提携を行い、新生銀行と共同研究を進めていくなど、今後は広告市場に留まらない多市場展開を目指しております。



インティメート・マージャー(7072)従業員と株主の状況

会社設立は2013年6月24日、東京都港区六本木三丁目5番27号に本社を構えます。社長は簗島亮次氏(1984年4月23日生まれ)、株式保有率は17.64%です。2010年にグリー(3632)に入社、2012年にフリークアウト・ホールディングス(6094)入社と略歴にあります。そして2013年同社設立となります。


従業員数は37人で臨時雇用者はいません。平均年齢は33.42歳m平均勤続年数1.5年、平均年間給与5,631,000円です。事業セグメントはありません。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)
株式会社フリークアウト・ホールディングス1,692,70055.26
簗島 亮次540,50017.64
株式会社電通300,0009.79
MICイノベーション4号投資事業有限責任組合128,5504.20
YJ2号投資事業組合100,0003.26
久田 康平63,9502.09
株式会社新生銀行50,0001.63
アイビス新成長投資事業組合第5号42,9001.40
SMBCベンチャーキャピタル4号投42,9001.40
みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合42,8501.40
※株主上位10名の状況


【ロックアップについて】

本募集に関連して、貸株人である株式会社フリークアウト・ホールディングス並びに当社株主である株式会社電通、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合、YJ2号投資事業組合、株式会社新生銀行、SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合及びみずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合並びに新株予約権者である簗島 亮次及び久田 康平は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の2020年1月21日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。

 また、当社株主であるアイビス新成長投資事業組合第5号は、主幹事会社に対し、ロックアップ期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨合意しております。
※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には90日間(2020年1月21日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率は発行価格の1.5倍以上となっています。


アイビス新成長投資事業組合第5号にはロックアップが付与されないようなので、42,900株が市場にいきなり出てくる可能性があります。


インティメート・マージャー(7072)IPO初値予想と幹事引受け株数

仮条件が1,700円~1,900円に決定し肩透かし状態と言えそうです。しかし事前に伝わっていた初値予想とあまり変化なく逆に割安だと判断されれば面白い展開も期待できそうです。電通グループとの関係性もあり今後の業績期待は大きいようです。


IT関連でありアドテクノロジーと言えばIPOでも特に人気があります。初値が公開価格の数倍になることも考えられインティメート・マージャーも初値2倍以上が付くと考えられます。直近に上場したIPOに資金が流入しているため期待できる銘柄でしょう。


吸収額がOAを含め5.7億円しかなく株数も299,000株しかありません。大手予想では初値3倍~4倍も視野に入るような感じで書かれているようです。上場1日目に初値は付かず即金規制を受ける見通しとなっています。


2019年9月の単体業績予想は21.4億円となり前期比30%増、経常利益1.3億円となり前期比59.5%増の予想がでています。EPS37.99からPERを算出すると約50.01倍、BPS258.44からPBRを算出すると約7.35倍になります。配当や株主優待の設定はありません。


kimukimu

市場ではかなり高評価を得ている企業です。初値2倍を飛び越え何倍になるかわからないような話もあります!


maronmaron

でも即金規制でVC保有株が降ってくると考えたら初値3倍とか行くの?と疑問もあるよね。ロックアップ解除価格は2,850円だよ~


サイバー・バズやパワーソリューションズなどが直近では意識されると思いますが「誰が儲かり」「誰が損する」のか見ものです。



IPOに当選した方は初値売利するだけでまとまった利益になるようですから当選したいですよね。親子上場で警戒されるというコメントもみましたが現在のところイケイケ情報が多いようです。


6,000円~7,500円(修正値)



幹事名配分単位(株)引受割合(%)
みずほ証券(主幹事)234,00090.00
SMBC日興証券7,8003.00
SBI証券2,6001.00
マネックス証券2,6001.00
いちよし証券2,6001.00
岩井コスモ証券2,6001.00
岡三証券2,6001.00
香川証券2,6001.00
極東証券2,6001.00
岡三オンライン証券委託取扱い決定!
ライブスター証券委託取扱い決定!


類似企業PER
PBR
テクノスジャパン(3666)PER17.61倍PBR1.85倍
ダブルスタンダード(3925)PER46.91倍PBR19.89倍
フリークアウト・ホールディングス(6094)PER-倍PBR2.91倍
※2019年10月04日の株価基準


株数から言って主幹事のみずほ証券狙いでしょう!それでも当選は厳しく激戦となるはずです。30万株未満の株数になるため相当運が濃くなければ厳しいでしょう。


また店頭からの申し込みもまとまった手数料を落としていなければ配分は難しそうです。とりあえず口座があり入金している証券会社からの申し込みは徹底しておきたいところです。マネックス証券には先日当選したためもう今年中は難しいかも?と思いつつも申し込んでおきます!


マネックス証券のIPO抽選ルールと当選画像


SMBC日興証券も同様に資金拘束されますが引受けの10%がネット配分に回るため当選はマネックス証券よりも難しそうです。岡三オンライン証券も当選は難しいと思いますが前受け金不要なのでとりあえず申し込みでしょう。面倒だと思ったらスルーしてもよいと思います。


またIPOになかなか当選できない方はTポイントを頂いてみてはいかがでしょうか?クラウドクレジットで始まったばかりのキャンペーンになります。20万円投資を行ったら5,000円分のTポイントが貰えます!Tポイントを集めている方には嬉しい内容だと思います。詳細は下記にまとめました。


クラウドクレジットTポイントキャンペーン詳細の記事へ


ソーシャルレンディングを行う企業が多くなってきましたが伊藤忠商事が株主になっていてVCなども多く出資しています。この他、少ないですが口座開設でAmazonギフト券500円プレゼントを行っているSAMURAI(サムライ)証券に口座を開設してみました。まだ投資は行っていませんけどね。


SAMURAI証券Amazonギフト券キャンペーン詳細記事へ


インティメート・マージャーのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間株式の数(株)発行価格(円)
2017年12月29日~2025年12月27日545,90085
2019年3月25日~2027年2月24日69,350540
2020年11月28日~2028年11月27日48,000680


ストックオプション(新株予約権)は663,250株存在し、行使期限を迎えている株数は615,250株になります。行使条件は「当社子会社の取締役、監査役、従業員の地位を有していなければならない」とあり、よくある設定となっています。


インティメート・マージャー(7072)IPO私見と申し込みスタンス

インティメート・マージャーは文句なしの銘柄でしょう。事業魅力があり利益が出そうですしセカンダリー投資も賑わいそうです。ベンチャーキャピタル保有株があり一度に売却されると上値が抑えられそうですが、DMP関連は特に人気があります。


売りを吸収しながら株価が上昇する期待もあります。上場日が10月と言うことで消費税増税後となっています。この銘柄を獲得すれば増税なんて怖くないかもしれません!


インティメート・マージャーのマーケティング施策


同社の「IM-DMP」は約4.7億ユニークブラウザに紐づくオーディエンスデータを得ているそうです。もしかすると皆さんのデータも活用されているのかもしれません。


事業も利益が出るところと出ない企業の差が激しい感じもします。やはりデータ量だったり分析能力にポイントがあるように思います。同社の場合は情報を基にしたコンサルティングも行い、インターネットリサーチによる属性情報や提携メディア観覧情報などをパッケージングした商品も用意されているようです。


IT系のIPOは人気化しやすく、DMPと聞いても中々事業内容がつかめないため「なんか凄いよね」的な感じで人気になると思います。まあ当選しないと思って全力申し込みを行っておきましょう。


今後は広告代理店と連携した拡販を強化する方針だそうです。そしてテレビデータ、ラジオデータ、郵便番号データ等への活用施策を開始していることで事業領域の拡大を狙います。


競合企業は数社あるそうですが「IM-DMP」はプライベートDMP事業者の多くと協力関係を構築することで、より顧客ニーズに対応できる優位性を確保しているそうです。結局顧客の奪い合いになるんでしょうけどね。


海外事業者は日本国内のデータプロバイダーとのアライアンスが障壁になるため現状ではあまり関係がなさそうです。


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