グッドスピード(7676)IPOがマザーズに新規上場承認されました。主幹事は東海東京証券となり地場企業の上場に貢献しています。公開株数は550,000株、オーバーアロットメント82,500株になり上場規模は約7.7億円となります。事業は自動車販売や整備、板金などを行っている企業です。


店舗展開はドミナント出店戦略を行い、自動車保険の取扱いとレンタカー貸し出しサービスまで行っている企業です。従業員数や店舗などからある程度企業規模が大きい企業になります。


グッドスピードIPO上場と初値予想


IPO的には地味な感じがしますが、売上は拡大傾向にあり初値期待もできそうです。IT系のように初値が大きく上昇するパターンではなく初値30%~50%を狙いに行く銘柄でしょう。VC保有はなく売出し株もありません。


グッドスピード(7676)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 小売業
事業内容 SUVを中心とした自動車販売及びその附帯業務(買取、整備及び板金、保険代理店、レンタカー事業)
公開予定 4月25日
ブックビルディング期間 4月09日~4月15日
想定価格 1,210円
仮条件 1,210円~1,400円
公開価格 4月16日
企業情報 https://goodspeed-group.co.jp/


【手取金の使途】

手取概算額605,260千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限91,839千円と合わせた手取概算額合計上限697,099千円について、平成31年9月期における新規出店にかかる設備資金750,000千円のうち既支払額を差引いた残額708,355千円の一部に充当する予定であります。

なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品にて運用する予定であります。



項目 株数データ
公募株数 550,000株
売出株数 0株
公開株数(合計) 550,000株
オーバーアロットメント 82,500株
上場時発行済み株数 1,450,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約17.5億円
幹事団 東海東京証券(主幹事) ←また主幹事!
大和証券
SBI証券
エース証券
安藤証券
丸三証券
岩井コスモ証券 ←後期型抽選


グッドスピード(7676)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,210円を基に吸収金額を算出すると約6.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約7.7億円規模の上場となります。上場規模が小さく需給は良さそうです。


同社は自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントになり、中古車販売、自動車買取、整備・鈑金、保険代理店及びレンタカーのサービスを提供しています。収益を確認すると自動車販売による収益が多くを占めています。


中古車販売のMEGA専門店、国産車専門店、輸入車専門店を展開し、顧客のライフスタイルに合った車を提供することを目的として、取扱車種を絞ることにより専門性の高い店舗作りと人材教育を進めている企業です。


創業以来SUVや4WD専門中古車販売店、及び輸入中古車販売店として蓄積してきたブランドイメージを武器として、高年式、低走行の絞り込んだ車種に特化した専門店展開を進めています。


グッドスピード(7676)上場評判


出店方針としては東海エリア内におけるドミナント方式の出店形態により、積極的に事業展開を進めています。集客は新聞折り込みチラシ等の媒体を積極的に活用している他、インターネットやテレビ・ラジオCMによる広告を活用することにより、商圏エリアをより広げる取り組みも行っているそうです。


平成31年2月末現在、MAGE専門店2店舗、国産車専門店11店舗、輸入車専門店4店舗、買取専門店1店舗を東海4県(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)で展開しています。


グッドスピードIPOの事業所出店地域


自動車買取では、顧客の店舗持ち込みによる店頭買取の他、複数の企業が運営する一括買取査定サイト経由で同社にアクセスした自動車買取希望顧客に対する出張買取を行っています。


自動車買取を展開していくことで買取車両のうち同社の取扱ラインナップ車種は店頭在庫として、オートオークションに依存しない店頭販売に寄与する仕入ルートの開拓強化を図っています。取扱ラインナップでない車両は、オートオークション会場へ出品することで売上へ寄与することが可能となっています。


グッドスピードIPOの販売実績



整備・鈑金では、販売した車両の整備や車検等のサービスを展開しています。ほとんどの販売店に整備工場を併設しており、整備工場を併設していない販売店についても、近隣店舗の整備工場や外注先にて整備を行い、車検整備の獲得件数増を実現しています。


保険代理店では、損害保険会社の代理店業務のサービスを展開しています。中古車販売の各店舗において、取扱車両の販売に際して自動車保険を提案し、自動車保険の新規獲得を行っています。


同社の強みとしての中古車販売店はSUVやミニバン、輸入車のように店舗ごとの取扱車種を絞り、各店舗に大型駐車場を用意し、常時1,500台以上の在庫車両を抱えてクルマ選びをサポートしているそうです。これにより、営業一人ひとりが豊富な専門知識を持つことができ、顧客が安心して購入できる豊富な提案を実現しています。


グッドスピード(7676)の企業財務情報と配当性向

回次 第15期 第16期
決算年月 平成29年9月 平成30年9月
売上高 20,253,310 22,751,642
経常利益 93,201 149,280
当期純利益 76,888 91,281
資本金 30,000 30,000
純資産額 351,122 397,404
総資産額 7,679,137 9,393,146
1株当たり純資産額 390.14 441.56
1株当たり当期純利益金額 85.43 101.42
自己資本比率(%) 4.6 4.2
自己資本利益率(%) 24.6 24.4
株価収益率(倍)
配当性向(%) 58.5 9.9
営業活動によるキャッシュ・フロー 432,903 △318,011
投資活動によるキャッシュ・フロー 158,238 △484,892
財務活動によるキャッシュ・フロー 204,122 1,152,580
現金及び現金同等物の期末残高 1,141,557 1,491,233
※数値は千円単位


第17期第1四半期累計期間(平成30年10月01日~平成30年12月31日)
売上高6,933,491千円
経常利益71,420千円
四半期純利益48,163千円


中古車業界におきましては、平成30年10月から平成30年12月までの国内中古車登録台数は956,064台(前年比103.7%)と前年を上回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ)

このような状況の下、当社におきましては、東海地方のドミナント方式による専門店の出店を積極的に進め、平成30年12月に愛知県大府市に当社初の自動車買取専門店として「グッドスピード大府有松インター買取専門店」をオープンするなど、自動車買取やレンタカー事業、保険代理店事業を強化し、お客様のお車に関する需要に対し、ワンストップでサービス提供できる体制作りを積極的に進めてまいりました。

その結果、当第1四半期累計期間における売上高は6,933百万円、営業利益は85百万円、経常利益は71百万円、四半期純利益は48百万円となりました。



グッドスピード(7676)従業員と株主の状況

会社設立は2003年2月20日、愛知県名古屋市東区泉二丁目28番23号に本社を構えます。社長は加藤久統氏(昭和51年11月16日生まれ)、株式保有率は47.45%です。従業員数は277人、平均年齢30.6歳、平均勤続年数3.3年、平均年間給与3,994,000円です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
加藤 久統 450,000 47.45
株式会社Anela 450,000 47.45
横地 真吾 18,750 1.98
平松 健太 5,700 0.60
大崎 勝士 1,950 0.21
塗 利樹 1,500 0.16
松井 靖幸 1,500 0.16
※株主上位7名の状況


【目論見抜粋】

本募集に関連して、貸借人である加藤久統並びに当社株主である株式会社Anelaは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成31年10月21日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等を行わない旨合意しております。

また、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換もしくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得もしくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割、ストック・オプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、平成31年3月22日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)等を行わない旨合意しております。



上位株主には180日間(平成31年10月21日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見になく設定されていません。また、ベンチャーキャピタル出資はありません。


グッドスピード(7676)IPO大手初値予想と各社配分

仮条件は1,210円~1,400円と想定発行価格を下限として上限方向へ広げられました。これに伴い初値予想の上方修正も行われる可能性が高くなっています。市場からの吸収額は約7.7億円、オーバーアロットメントを含め約8.9億円となります。


2019年9月期の単独業績予想は売上12.7%増(28.9億円増)、経常利益47.7%増(7,100万円増)の増収増益予想となっています。EPS110.42からPERを算出すると約12.68倍、BPS772.18からPBRを算出すると約1.81倍となります。


東海東京証券主幹事の東名(4439)が不発に終わり同社も初値がそれほど上昇しない可能性もありますが、仮条件が引き上げられたこともあり公開価格に対し30%程度の上昇は可能ではないかと考えています。VC出資はなく公開株式以外の株が流通する可能性は低くなっています。ロックアップは180日間で解除倍率設定なしです。


初値予想1,500円~2,000円


幹事名 配分単位(株)
東海東京証券(主幹事) 500,500(91%)
大和証券 16,500
SBI証券 11,000
エース証券 5,500
安藤証券 5,500
丸三証券 5,500
岩井コスモ証券 5,500


類似企業 PER
PBR
アップルインターナショナル(2788) PER9.25倍 PBR0.6倍
ネクステージ(3186) PER23.31倍 PBR4.64倍
IDOM(7599) PER30.65倍 PBR0.85倍


東名とヴィッツに続き4月だけでも3社の主幹事を引受けている東海東京証券は見逃せなくなっています。平幹事も多くなり今年は例年に比べIPO引受に力を入れているようです。大手証券に比べ口座数は少ないことが予想されるため口座だけは開設しておきましょう。


東海東京証券のIPO抽選ルール詳細


SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込んでおくことをお勧めします。多くの方がポイントを貯めていますが300ポイント~400ポイント層の方が一定数いるようです。200ポイント前半の方は先日みんかぶへ投入されたようです。ポイントを貯めているといつかIPOに当選できる仕組みはかなり嬉しいサービスです。


SBI証券のIPO抽選ルール


そろそろ委託経由の取扱いで、DMM.com証券(DMM株)でも取扱いが期待できそう?ライブスター証券もレオス・キャピタルの再承認までに口座は開設しておきましょう。再承認時は上場規模を縮小してくると考えているため以前よりも人気になるはずです。


ライブスター証券IPO申込は前受け金不要


グッドスピードのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
平成32年10月01日~平成37年9月30日 48,300 294


ストックオプションが48,300株存在しますが上場時点では関係がありません。



グッドスピード(7676)IPO私見と申し込みスタンス

グッドスピードIPOは東海東京証券が主幹事、そして地場企業であることから公開価格を割らせないと考えています。事業妙味はあまりなくSUVに特化した販売であること、全国展開を行っていないなど気になる点はあるものの、これまでの類似企業を考えても初値利益は獲得できるでしょう。


自動車業界も個人経営では厳しさを増していることから同社が出展した地域では大きな販売台数を確保できているようです。前期の販売数は7,444件となり前年比4.6%増となっていることは評価できます。この中にはオークションに流れた台数も含まれると思いますが、結構凄い台数だと思います。


中古車市場は新車が売れなくなり、中古車の流通量が減っていると言われていますが同社は現在のところ好調のようです。第1四半期データでは大府市にグッドスピード大府有松インター買取専門店1店舗を出店したことにより店舗数が17店舗、小売販売台数は1,997件(前年比19.4%増)となっているそうです。


2019年は消費税の引き上げが行われる予定があり、駆け込み需要も発生しそうです。私の住んでいる地域ではディーラ内での統合も行われる話があり、自動車業界は厳しさを増しているようです。国内では少子化やインフラ整備により自動車免許を取得しない方も増えているようです。


上場時点では暗いニュースもないことから全力申し込みでしょう!


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詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。100万円投資すると1年間に69,900円の利益試算になります。地味だけどお小遣いになるから助かっています。

現在のところ投資額は60万円弱でソーシャルレンディングへの投資は総額250万円を超えています。余裕資金があればぶち込みですね!

クラウドバンク投資4年の実績と評価記事