ファンペップ(4881)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


主幹事がみずほ証券からSBI証券に変更されているため印象はあまり良くありません。某社によれば本来このようなことは稀としか言いようがないそうです。


ファンペップ(4881)IPOの上場評価


項目株数データ
想定価格820円
仮条件12月08日
公開価格12月17日
公募株数2,739,700株
売出株数0株
公開株数(合計)2,739,700株
オーバーアロットメント410,900株
幹事団SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
いちよし証券
エース証券
藍澤證券
岩井コスモ証券
東海東京証券
東洋証券
極東証券
水戸証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券(PR)


バイオ株はIPOとして人気が見込めません。たまに材料視されることもありますが本来は不人気です。同社の場合は開発パイプラインが第III相の準備段階に入る機能性ペプチド(SR-0379)が一番進んでいる開発品になります。


これから資金が多く必要になることから赤字額が増える可能性が高いように思います。販売先が塩野義製薬となり同社株の6.74%(1,095,200株)を持つ資本関係を築いています。


株主にはベンチャーキャピタル出資が多く、90日間のロックアップで公開価格の1.5倍で解除されます。


某紙ではかなり攻めた書き方をしているため少し驚きました。雰囲気的には公開価格を超えて発進すれば大成功というニュアンスが伺えます。




ファンペップ(4881)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想700円~1,000円
※注目度A


想定発行価格は730円~910円の平均金額820円算出になっています。市場からの吸収額は約25.8億円になり、時価総額は約137.3億円です。


想定発行価格820円のままだと完全に公開価格を割りそうな状況なのか?というくらい内容が悪そうです。


材料視されそうなのは筆頭株主がアンジェス(4563)創業者の森下竜一氏となっていることのようです。アンジェスの株価を確認すると2020年3月~7月にかけて爆上げしています。


上げた原因は新型コロナのワクチン開発が材料になっているようです。7月から大阪大学やタカラバイオと協議しているようですね。


ただ調べると世界中で同じような事を行っている企業が沢山あり、短期間で相場も終わり株価が現在は下っています。ファンペップは機能性ペプチドを研究する創薬バイオベンチャー企業なんですけどね。


もっと詳しく知りたい
ファンペップの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
【再承認】ファンペップ(4881)IPO上場承認と初値予想!赤字拡大だった

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫なので上手に使いましょう!


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ファンペップ(4881)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で引受けています。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)2,410,900株88.00%
SMBC日興証券109,600株4.00%
いちよし証券41,100株1.50%
エース証券41,100株1.50%
藍澤證券27,400株1.00%
岩井コスモ証券27,400株1.00%
東海東京証券27,400株1.00%
東洋証券27,400株1.00%
極東証券13,700株0.50%
水戸証券13,700株0.50%


前回主幹事だったみずほ証券が幹事団に入っていません。主幹事変更の場合は今回のような入れ替え方法が得策なのかはわかりませんが違和感があります。


どのような理由なのかわかりませんが、ネット証券最大手であるSBI証券であれば捌けるのか?とこちらも疑問です。


さらに想定発行価格が前回承認時は315円でしたが今回は820円ですよね。素人にはどこに引き上げられた要因があるのかわかりにくいと感じています。


承認記事で参加スタンスをまとめたいと思いますが、現在のところ抽選はIPOチャレンジポイント狙いだけ行うつもりです。主幹事がSBI証券なので当選キャンセルでポイントを貰えないかもしれません。


補欠当選が大量に出て繰り上がるパターンも十分考えられそうです!


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ファンペップ(4881)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

ファンペップの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


多分それは無理だと思いますが、仮条件の大幅引き下げだと考えられるかもしれません。


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年12月の業績予想が公開されています。それによると事業収益300万円で前期比99%減、経常利益-5.57億円となり前期-2.32億円から大幅に赤字額が増加しています。


四半期利益は-5.60億円となり前期-2.35億円から赤字拡大になる予定です。バイオ株に黒字を期待することがナンセンスかもしれませんが、上場時のイメージは決して良くありません。


リスクを取りたくない方はスルーする方法が一番良さそうなIPOだと思います。ペプチドリーム(4587)やステムリム(4599)などが類似企業にあたると思いますが、同じに考えないほうがよいと思います。


これで公開価格割れしなければSBI証券スゲーって評判も高まるのではないでしょうか!?


融資型クラウドファンディングでビッグ企業が動いた! 【商業手形ファンドは日本初】
バンカーズ


面白い企業が融資型クラウドファンディングに登場しました。不動産と商業手形の組合せになるファンド組成を行うそうです。第1号は12月中旬になるそうです!


バンカーズという企業になり経営陣は凄腕揃いのようです。親会社がバンカーズHDになり同社はファンド組成などを専門にする子会社にあたります。


興味がある方は早めに口座開設したほうがよいかもしれません。予定利回りが1号案件で3.59%~4.37%になっているのは商業手形の想定利回りが変動するからだそうです。ちょっと期待しています!

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