フロンティア(4250)IPOが上場します。そのため大手予想2社の初値予想を調べてみました。公開価格930円を超えることは間違いなさそうですが地方上場のため需要が限られそうです。


事業は自動車アフターパーツのファブレスメーカーになり、今期主要顧客にはマツダパーツの名前があります。


フロンティア(4250)IPOの最終初値予想
※フロンティア公式ページ引用


福岡証券取引所から発表されたフロンティアの気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段930円(公募・売出価格)
上限値段2,139円(更新値幅47円、更新時間10分)
下限値段698円(通常の更新値幅、更新時間5分)
注文受付価格の範囲233円以上、3,720円以下


同社は事業が地味でIPOではあまり人気がないと思います。自動車アフターパーツの他には国内玩具メーカー向けの電子玩具を中国提携企業で製造し日本に輸入しています。


業績規模も2021年11月期連結予想で売上16.88億円で純利益が0.79億円と低水準のようです。そのため福岡証券取引所を上場先に選択したと考えられます。


企業規模が大きければ東証を選択したほうが資金が集まりやすいですからね。上場による資金調達金額は約1.1億円になり時価総額6.3億円です。


日本国内の新車販売が低下していることは気になりますが、直近では半導体不足により新車生産にも影響が出ています。また、同社が取り扱うサイドバイザーも装着率が低迷しているとあり、長期的に考えると他のアフターパーツ開発等も考えないといけないところでしょう。


電子玩具等では商談が順調に進んでいるようです。


同社は「TOKYO PRO Market」に既に上場しており売買単価730円を付けています。そこから27.4%程度株価が高く設定されることになりました。


事業内容や業績などは下記記事でまとめています。

フロンティア(4250)IPOの初値予想


フロンティア(4250)の最終初値予想はこうなる!

最終初値予想を2社分調べてみました。大きなブレはなく想定内と言った感じになっています。


最終初値予想


大手予想1社目の最終初値予想は1,250円となっています。公開価格34.4%高となる予想になります。


類似企業比較ではPERが妥当値にあり上値を追う展開は難しそうです。


また別の企業では最終初値予想が1,200円となっています。吸収金額が1.1億円しかありませんが参戦する投資家は少ないようです。セカンダリー狙いと言うよりも興味本位の投資なのかもしれません。


そもそも成長に期待できる事業ではないためセカンダリー参加者も超短期的な売買となりそうです。


配当が20円出ることになっていますが、普通配当15円と記念配当5円となっているため気を付けてください。次期配当がいくらになるのかわかりませんが、普通配当だけだと配当利回り1.61%になります。


今期だけ配当利回り2.15%になる予定です。


IPOに当選された方は初値売却なのか、もう少し引っ張るのか駆け引きだと思います!


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