大和証券のIPOルール変更が行われました。当選しやすくなっていると言われていますが、実はそうではありません。そもそも個人配分率は変わらずチャンス当選枠が拡大しているため、一部の投資家にしかメリットがありません。しかし、頭を使うことでなんとかそのハードルを引き下げることも可能です。


大和証券には大和プレミアムサービスというステージ制が用意されており、預け入れ資金による優遇が行われいます。過去にはなかったサービスですが、いつの間にか採用されています。気が付いたのはだいぶ前ですが、最低資金が1,000万円となっているため、完全無視し続けていました。


大和証券のIPOルール変更


ステージ 預け入れ資産評価額
プレミア プラチナ 5,000万円以上
プレミア ゴールド 3,000万円以上、5,000万円未満
プレミア シルバー 1,000蔓延以上、3,000万円未満


上記のようなステージ制が採用され、「新規公開株式抽選参加サービスの優遇」という特典が付いています。公式サイトによると、新規公開株式抽選参加サービスにお申込みいただいた場合、当選確率が増加する「チャンス回数」をステージに応じて優遇します。とあります。


これは今まで株主優待を使ってチャンス当選枠を狙っていた手法と同じで、預け入れ資産による優遇も受けることが可能ということです。賢い方は以前から使っていると思いますが、大和証券のポイントプログラムを利用してIPO当選を狙う手法です。


また、以下の画像のようにどちらか有利な方でチャンス回数選択される仕組みとなります。


大和証券チャンス当選とチャンス回数


【大和証券の公式サイトより抜粋】

チャンス回数とは、「新規公開株式抽選参加サービス」のチャンス抽選に際して、当選チャンスを増減させる数字で、チャンス回数が大きくなるほど当選確率が高くなります。

「プレミアムサービス」におけるお客さまのステージ(申込日当日時点)に応じたチャンス回数とお客さまが保有されている「ポイントプログラム」の交換ポイント残高(申込日前営業日時点)に応じたチャンス回数を算出のうえ比較し、有利な方のチャンス回数が適用されます。



大和証券のIPO抽選配分は何が変更になったのか?

大和証券の公式サイトから、株式等の配分に関わる基本方針というものが発表されています。これによると、抽選は機械的に行われ無作為に番号を割り当て、個人への配分は販売予定数量の15%となっています。ここまでは今までと変更がありません。よって普通にネット抽選に参加しても当選確率は同じです。
※個人のお客様への販売予定数量が20億円以上の場合10%とする


何が変わったのかと言えば、通常の15%枠で当選できなかった方を対象に「プレミアムサービスのステージ」、又は保有する「交換ポイントに応じた当選確率が変動する方式」のどちらかが採用されます。その、抽選枠が5%から10%に拡大されています。
※個人のお客様への販売予定数量未満の場合は5%とする


簡単に言えば、預け入れ資産や保有ポイントによりチャンス当選できる確率が拡大されたということです。しかし、資金を用意できないと何も前に進めません。チャンス当選については別の記事で説明しているのでよかったらそちらも参考にしてください。

⇒ 大和証券チャンス当選で勢いづく! 【IPOがさらにダブル当選】


これにより大和証券グループ本社の株主優待を取得する方が増えるのでは?といった予想もできます。もしくは面倒なので資金枠の権利を得てしまおう!と考える方もいると思います。さらに裏技的なことですが、コンサルティングコース(店頭口座)の方は、支店申込とネット申し込みのダブルで抽選に参加できます。


補欠当選の場合は今までと変わらず当選者が購入を辞退したり購入申し込みをしなかった場合に繰り上げ当選となる場合があります。


また、過去に私自身が体験した話になりますが、大和ダイレクト口座で当選したIPOの購入申し込みを行おうと思ったら、他の銘柄が追加当選し資金がなく、即時入金をしたら翌日扱いになったことがあります。だいぶ前の話で記憶が薄れていますが、口座開設時に大和カードを持っている方は、カード入金が確実だと思います。


時間によっては即時入金を使っても翌日入金となる場合が今でもあるかもしれません。ちなみに私はゆうちょ銀行を使って入金作業を行いました。稀に購入申し込み日時に資金が間に合わない話もあるようです。


大和証券グループ本社の株主優待でダイワポイントがもらえる

大和証券グループ本社の株主優待は3月末と9月末の年2回になります。取得株数に応じてダイワポイント、又は名産品等が頂ける優待になります。もちろんIPO好きの方は「ダイワポイント」を選びましょう。ポイントと株数の関係は下記のようになります。


株数 ポイント数
1,000株以上 2,000ポイント又は2,000円相当
3,000株以上 4,000ポイント又は4,000円相当
5,000株以上 5,000ポイント又は5,000円相当
10,000株以上 10,000ポイント又は10,000円相当
※株数によりポイントなどの内容が異なるため公式サイトや四季報で確認してください


資金が豊富にある方はこのような裏技的なことをしなくてもよいのですが、私は少しでも当選したいので10,000ポイントを維持しています。昨年12月にポイントが8,000まで減り、今年の3月に権利を取得して10,000ポイントとなってます。よってチャンス回数10回になります。


そのおかげで当選できたわけですが、チャンス当選枠が拡大されたことでさらに当選できる機会は増えそうです。ただ、資金枠で当選を狙う方も増えそうなのでそんなに当選できないと思います。株数が100万株を超えるような銘柄だと少しは期待ができるでしょう。


大和証券の抽選ルール詳細は下記の記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。主幹事取扱いも多いため出来れば口座開設しておきたい企業です。優待を取得するにも大きな資金が必要になる点には注意が必要です。


大和証券のIPO抽選ルールと当選画像