【最終】クオリプスとGSI、エリッツホールディングスIPOの上場直前の初値予想！

クオリプス(4894)とGSI(ジーエスアイ)[5579]、エリッツホールディングス(5533)の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


日経平均も一服、新興市場指数は急激に下落しており、IPO的には何かセカンダリーで盛り上がる銘柄が必要なタイミングだと思います。



※クオリプス公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたクオリプスの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,560円(公募・売出価格)
上限値段	3,590円(更新値幅78円、更新時間10分)
下限値段	1,170円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	390円以上、6,240円以下

赤字バイオベンチャー企業になり2023年3月期の業績は赤字拡大予定となっています。


5つのパイプラインを持ちますが、承認実績はなく虚血性心疾患(ICM)を対象にした「PJ1」のみが臨床試験段階にあります。


某紙によれば「PJ1」は早期承認制度を利用することで上市が近いと観測されています。社長の草薙氏によれば2025年を目標にし承認を目指す方向のようです。


事業内容は、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)由来の心筋細胞シートに強みを持ち難易度の高い研究を行います。


上場規模は約39.5億円と大きく、時価総額は約117.9億円です。海外販売は公開株式の29.5％となり多少人気があるようです。日本国内だけだと上場規模が約27.8億円になります。


今の地合いであれば買い越しは可能な金額であり、公開価格割れはの不安はなさそうです。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」クオリプス(4894)の上場データと初値予想を考察！

クオリプス(4894)の上場直前の初値予想はこうなる！

クオリプスの上場直前の初値予想を調べてみました。





大手の上場直前の初値予想は1,900円となっています。


製薬会社などの大手企業が出資しているとされ期待先行で買われるようです。


赤字バイオなのに強気に攻めてきたあたりも逆に好感されているようです。よくあるダウンラウンド案件ではなく、上場承認時から大手予想も堅調なスタート予想となっていたため初値不安はなさそうです。


「PJ1」が2025年度中に承認されるようなことになれば株価上昇となることは容易に想像できます。ただ本当にそうなるのかはわかりません。


バイオ株でも大きな利益を得られた銘柄も過去にあるため、公募組は期待しておきましょう！

GSI(ジーエスアイ)の上場直前の初値予想と気配運用について調べました

GSI(ジーエスアイ)の上場直前の初値予想を確認し、札幌証券取引所の気配運用を調べてみました。


名古屋証券取引所に上場したQLSホールディングス(7075)は公開価格を超えて初値が付いています。GSIも期待できそうですね！



※GSI公式ページ引用


札幌証券取引所から発表されたGSIの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,350円(公募・売出価格)
上限値段	3,105円(更新値幅68円、更新時間10分)
下限値段	1,013円(通常の更新値幅、更新時間5分)
注文受付価格の範囲	338円以上、5,400円以下

大手の上場直前の初値予想は1,500円となっています。


GSIはソフトウエア・システム開発の常駐支援、運用保守等を行っている企業です。ニアショア拠点を活用し開発を行い首都圏の顧客が多くなっている特徴があります。


東証の上場基準をクリアできなかったのか？とも思えるような案件となっていますが、事業的にはIPO向きだと思います。


業績水準も小じっかりのイメージで配当金は37円出る予定です。下請け中堅SIになり競合は多く存在します。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。上場規模は約4.7億円、時価総額約27.0億円です。

「IPO承認」GSI(ジーエスアイ)の上場データと初値予想を考察！

エリッツホールディングス(5533)の上場直前の初値予想と気配運用について調べました

エリッツホールディングスの上場直前の初値予想と気配運用について調べました。


ベンチャーキャピタル保有株はありませんが、不動産株になるためやや微妙なIPOとなっています。



※エリッツホールディングス公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたエリッツホールディングスの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,580円(公募・売出価格)
上限値段	3,635円(更新値幅79円、更新時間10分)
下限値段	1,185円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	395円以上、6,320円以下

大手の上場直前の初値予想は2,500円となっています。


京滋地盤の不動産会社になり、不動産仲介や不動産管理等に強みを持つ企業になります。


某紙によれば規模的に機関投資家需要は期待できないそうです。配当金も不動産株としては魅力が低く56円で3.54％となっています。


大手不動産株だと利回り4％超えは普通にありますからね。また社長が長栄(2993)出身ということで注目される材料はあるようです。


上場規模は約5.0億円、時価総額約52.8億円のためオファリングレシオを絞った上場となっています。このパターンだと不動産株でも公開価格割れはないと思います。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」エリッツホールディングス(5533)の上場データと初値予想を考察！




リアルゲイト(5532)やアイデミー(5577)が初値形成後に売られIPO市場に元気がありません。そろそろセカンダリーで上手くいく銘柄が出ないと初値が飛ばなくなりそうです。


ブリッジコンサルやW TOKYOあたりでIPOの祭り化現象が起きないと初値買いする投資家が減りそうです。


難しい相場が続いるため公募組は初値売却のほうが良さそうですね。欲を出すとやられそうです!!


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