上場日が近くなるにつれBASE(ベイス)と恵和が公開価格割れモードに入っているように感じます。特に売り圧力が高いとされるBASEについては上場規模や株数の変更が行われて約150.2億円規模から約108億円と大きく修正が行われました。


修正により28%程度削られた形になりかなりスリム化されています。売出し株の変更はサイバー・エージェントによるもので1,804,000株から902,000株へ変更されています。色々と大人の事情があるようです。


BASEと恵和は公開価格割れ


項目株数データ
公募株数405,000株
522,600株に修正
売出株数7,606,800株
6,704,800株に修正
公開株数(合計)8,011,800株
7,227,400株に修正
オーバーアロットメント1,201,700株
1,084,100株に修正
上場時発行済み株数19,227,000株
19,344,600株に修正(公募分を含む)
主幹事大和証券(共同主幹事)
SBI証券(共同主幹事)


公開価格の発表は10月17日になり仮条件の上限決定であれば公開価格割れはないかもしれないと言った温度感のようです。


BASE(ベイス)アプリを利用している顧客は解約率が低く利便性が高いため使い続ける傾向にあるようです。利用者にはメリットが高いためストック型のビジネスとして成功していると言えます。


目論見にも「ストック性の高い積上型ビジネスモデル」と書かれており、収益構造は同社サービスを利用している売上に対し1決済あたり3.6%+40円の決済手数料及び3.0%のサービス利用料と定められています。利用者の売上げが上がれば同社の利益になる訳です。


BASE(ベイス)ショップの年度別売上


また無料でサービスを利用できることが大きなメリットとなりサービス利用者は年々増え流通総額も増加しています。事業としては成功しているためそのうち株価も上に昇りそうですが何しろ公開株数の多さが残念です。


本来であればEコマースを行っている事業はIPO向きです。しかし株主にベンチャーキャピタルなどが多く、換金色が強いため個人投資家は警戒しているようです。上場規模と株数の変更も行われて無理やり上場する感じがさらに個人投資家のマインドを低下させているような気がします。


maronmaron

公募組が参加しなければその株は誰が引受けるのかな?


そして業績が赤字のまま上場していることがさらにマインド低下につながっているように思います。


日経平均やNYダウ平均は上昇しているため地合いは改善しているように感じます。しかし肝心のマザーズ指数は微妙に下げている状況です。


2019年10月16日のマザーズ指数
※2019年10月16日前場のマザーズ指数(SBI証券参照)


マザーズ上場のBASEには良くない雰囲気ですね。一旦大きく下げそこから上昇の展開も考えられますがVC保有率が高いため上値は重そうです。


プラス材料としては株価設定が高くないためある程度買いが見込めるだろうという話です。危険を冒して参戦するよりも様子見の投資家が多そうですね。




また現在勢いを増しているTポイント投資にデビューしていない方はSBIネオモバイル証券でポイント運用をしてみてはいかがでしょうか!手元に余っている「Tポイント」を利用して投資が出来ます。詳細は下記にまとめました。


SBIネオモバイル証券(ネオモバ)評判とデメリット記事へ


恵和も公開価格割れを起こしてしまうのか?

恵和もなんだか怪しい雰囲気のようです。基本的に公開価格を超えると予想されているようですが株数が多く買い材料がないと言われています。


ニッチな事業を行い業績が安定しているけれど配当利回りも低いため人気なし状況のようです。株価設定は割安水準のようですが東証2部で公開株数がOA含め2,280,400株あることに懸念があるようです。


恵和IPOの技術力


またどちらも大和証券が主幹事をします。ここは踏ん張りどころなのでぜひ頑張って頂きたいところです!公開価格上限決定でも公開価格割れの可能性もあるようです。


個人的には積極的にブックビルディングに参加しているため少し考えなおす必要があるのかもしれません。上場ラッシュにより恵和IPOまで資金が回らないのでは?という話も出ているようです。売り気配スタートだけは避けたいですよね。


ブックビルディング締め切りは2019年10月18日までなので変更を行うのであればまだ間に合います。上場規模17.6億円程度なので割れないとは思いますが怪しい雰囲気です。当選のチャンスなんですけどね!




インティメート・マージャーの公開価格は1,900円に決定し初値予想は4倍を見込む

インティメート・マージャーの新しい情報が出ています。詳しくは書けませんがどうやら初値4倍を目指すような展開になるのではないかと言われているようです。複数企業から公開価格の数倍になるだろうと言うことなのでIPOに当選された方はおめでとうございます。




インティメート・マージャー抽選結果


私はたった今抽選確認を行いましたが全滅していました。公開株数がOAを含め299,000株しかないため当選者は少ないようです。


マネックス証券で当選された方もいたようですがツイッターはされていないようです。爆益予定なので購入忘れだけはしっかり行っておきましょう!


マネックス証券のIPO配分は完全抽選の記事へ


DMP(データマネジメントプラットフォーム)関係の事業を行っているためIPO投資でも鉄板と言える銘柄です。上場承認時から人気があると伝わっていましたが初値3倍で38万円利益、4倍で57万円の利益になります。


たった1回のIPO当選でこれだけの利益を得ることが出来れば1年間当選できていなくても耐えられるでしょう。ただ申し込み続けないと当選しないため頑張るしかありません。


初心者向けにIPO投資について下記記事で全力でまとめてみました。よかったら参考にしてください。


IPO初心者が投資で成功するための方法記事へ


インティメート・マージャーはVC保有があり90日間のロックアップと公開価格1.5倍の条件が定められています。予定では2,850円から売却が可能となっています。初値3倍~4倍であれば初値にぶつけてきてもおかしくないでしょう。


当選とはなりませんでしたがセカンダリーで賑わいを見せてくれると他の銘柄の初値も期待できる方向に向かうでしょう。筆頭株主のフリークアウト・ホールディングス(6094)が一番嬉しいかもしれませんけどね。


前受け金不要でIPO抽選に参加できる貴重な証券会社 【むさし証券は穴場証券かも?】
⇒ むさし証券公式へ

むさし証券トレジャーネット

上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

クリアル(CREAL)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。