ウォンテッドリー(3991)IPOが新規上場承認されました。SNS関係のビジネスを手掛けて人気がありそうだと思ったら、株数が少ないうえに吸収額も少ないようです。しかも、1枚当たりの単価が低いため普通に抽選に並ぶ人で混雑しそうです。セカンダリーで買われる方はリスクがありそうです。


ウォンテッドリー(3991)IPO新規上場承認


業種:情報・通信業
市場:東証マザーズ
公開予定:09/14
BB期間:08/30~09/05


【事業内容】
当社グループでは、働くすべての人が共感を通じて「であい(Discover)」「つながり(Connect)」「つながりを深める(Engage)」ためのビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営しており、当該プラットフォームにおいて、会社訪問マッチングサービス「Wantedly Visit」、名刺管理アプリ「Wantedly People」、ビジネスチャット「Wantedly Chat」、メディアプラットフォーム「Wantedly Feed」等のサービスを提供しております。個人ユーザ・企業ユーザは、これらのサービス間で「Wantedly(ウォンテッドリー)」のアカウントを共通して利用できるようになっており、プラットフォーム上のサービス間でのユーザの遷移、それぞれのデータ・つながり情報やコンテンツの連携・融通につなげております。その結果として、単一サービスの展開と比較して、ビジネス上のより多様な領域(利用シーン)・ユーザ層への価値提供を行うことができております。

まとめると⇒ ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営



【資金使途】
手取概算額39,000千円については、事業及び人員拡大に伴い平成30年8月期に実施する本社オフィス増床時の内装費の一部に充当する予定であります。



100株単位
公募株数 50,000株
売出株数 80,000株
合計株数 130,000株(1300枚)   ←株数がかなり少ないです


想定価格 880円 ⇒ 8.8万円必要
仮条件  880円~1,000円に決定しました!
公開価格 09/06に決定予定です


【幹事団】
大和証券
いちよし証券
SBI証券    ← SBI証券でIPOをはじめる3つのポイント!


ウォンテッドリーIPOの評判と分析


オーバーアロットメントによる売出し19,500株
想定発行価格880円を基に吸収金額を算出すると約1.14億円となり、オーバーアロットメントを含めると約1.32億円です。吸収金額だけを見ると地方上場のような金額になります。


ウォンテッドリーIPO初値予想 
↑クリックで拡大します    ⇒ 後期型IPO申込採用の証券会社はどこですか?


自社サイトであるWantedly(ウォンテッドリー)を運営している企業になります。
Wantedlyを利用する個人ユーザは約80万人いて、企業ユーザは2.3万超あるそうです。月間利用者数は150万人を超えているそうなので、読者の中にはご存知の方もいるでしょう。日本だけではなく、シンガポール子会社などもあるそうです。


【目論見より】
「Wantedly Visit」は、ビジョンを掲げる会社とそうしたビジョンに共感する個人との新しい出会いを提供するマッチングサービスです。当サービスでは、募集要項に関して給与や福利厚生といった条件面ではなく会社のビジョンや価値観による訴求を推奨しております。条件でのマッチングではなく、ビジョンや価値観でのマッチングを図るため、企業ユーザはWhy(なぜやるのか)、What(なにをやっているのか)、How(どうやっているのか)の3つのフレームワークを基に会社のビジョンを募集要項に表現します。

そして、それを企業で働く社員、社員の家族、友人、取引先などが応援(ソーシャルメディア上で拡散)することで、企業ユーザは、従来の給与や福利厚生面などの条件面でのマッチングを提供してきた採用媒体では出会うことができなかった人材と出会うことができます。 ~省略~



会社設立は2010年09月、東京都港区白金台に本社を構えます。
社長は仲暁子氏(32歳)と非常に若く、2008年にゴールドマン・サックスに入社しています。その後Facebook Japanに転職し、ウォンテッドリーの代表を務める経歴です。
従業員数は45人(臨時雇用15人)で平均年齢は27.3歳、平均勤続年数1.5年、平均年間給与約495万円です。


ウォンテッドリーIPOの株主状況サイバーエージェント
↑クリックで拡大します


【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である株式会社サイバーエージェント、並びに当社の株主である仲暁子、川田尚吾、木村新司、川崎禎紀、アーキタイプ株式会社、株式会社日本経済新聞社、杉山全功及び松本浩介は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成29年12月12日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及び売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。

当社の新株予約権を保有する川崎禎紀、相川直視、久保長礼、藤本遼平及び大谷昌継は、主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した株式の売却等(ただし、新株予約権行使により取得した当社普通株式の売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。



ロックアップは90日間(平成29年12月12日)で、ロックアップ解除倍率は1.5倍です。
サイバーエージェントが売出人となっており、残りの株数が448,000株あるようです。株主には日本経済新聞社も入っています。
ベンチャーキャピタル出資は無いようですが、女性社長で32歳と若く経歴もすごい、会社設立当時の年齢は25歳程度でしょうか 


人気になると思いますが、資金使途は来年実施する本社オフィス増床時の内装費の一部に充当となっています。上場資金の有効活用になるのか?といった個人的疑問もありますが、現状が解りませんからね。
また、事業内容と吸収額から考えると上場当日の初値形成は無く、翌営業日へ持越しになる可能性が高いでしょう。


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