ティビィシィ・スキヤツト(3974)初値予想とIPO分析記事になります。

2016年IPO最後を締めくくる銘柄となり、通常よりも買い需要が見込まれます。
さらに12月27日単独上場かつ前後に上場する銘柄も無く日程的にも得をしています。


ティビィシィ・スキヤツト(3974)初値予想とIPO分析記事


業種:情報・通信業
市場:ジャスダックスタンダード(JQS)
公開予定:12/27
BB期間:12/07~12/13


100株単位
公募株数 140,000株
売出株数 80,000株
合計株数 220,000株(2200枚)   ←かなり株数が少なく初値良好でしょう
※オーバーアロットメントによる売出し30,000株


想定価格 1340円 ⇒ 13.4万円必要
仮条件  1300円~1400円に決定しました!
公開価格 12/14に決定予定です


【幹事団】
SMBCフレンド証券
SMBC日興証券
SBI証券
岡三証券   岡三オンライン
水戸証券





仮条件上限1400円を基に吸収金額を算出すると約3.1億円となり、オーバーアロット
メントを含めると約3.5億円です。
上場規模も小さく、株数も少ないので良い初値を付けそうです 


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美容サロン向けICT事業と中小企業向けビジネスサービス事業を展開し、連結子会社
では介護サービス事業を運営している企業です。
※ICTとは、IT(情報技術)に通話コミュニケーションを加えた、コンピューターやデータ
通信に係る技術の総称です



事業には、「美容サロン向けICT事業」「中小企業向けビジネスサービス事業」
「介護サービス事業」の3つがあり、メイン事業は美容サロン向けICT事業になります。


【トレーダーズ・ウェブ】
2015年10月期の連結売上高構成比は、美容サロン向けICT事業51.1%、中小企業向け
ビジネスサービス事業24.0%、介護サービス事業24.3%、その他0.6%



栃木県を中心に活動しており、地方企業のイメージがありますが、イベント的IPOに
なり心配は無いでしょう。
美容関係、人材派遣や介護サービスと幅広い運営で意外性もややありでしょうか。




ティビィシィ・スキヤツト(3974)初値予想3500円



【幹事配分】
SMBCフレンド証券198,000株
SMBC日興証券6,600株
SBI証券 6,600株
岡三証券 6,600株
水戸証券 2,200株


【業績等の概要】 平成26年11月1日~平成27年10月31日
売上高2,925,136千円(前連結会計年度比10.7%の減少)
営業利益216,598千円(同33.7%の減少)
経常利益214,283千円(同33.0%の減少)
当期純利益111,118千円(同39.8%の減少)

第49期第3四半期連結累計期間(平成27年11月1日~平成28年7月31日)
売上高2,165,078千円
営業利益146,544千円
経常利益166,672千円
親会社株主に帰属する四半期純利益は99,160千円



【類似企業】
スリープログループ(2375)38.45倍 PBR2.66倍
ビューティガレージ(3180)PER20.1倍 PBR4.03倍
サンワカンパニー(3187)PER35.69倍 PBR3.6倍
アトラ(6029)PER23.4倍 PBR5.41倍





ロックアップ期間は180日、ロックアップ解除倍率の記載無し。
ベンチャーキャピタル出資は無く、ストックオプションもありません。
株主配当金が15円の設定になり、配当利回りは1.07%になります。
株主優待の設定はありません。
 ティビィシィ・スキヤツト(3974)IPO新規上場承認記事へ


EPS104.18を基にPERを算出すると約13.44倍、BPS1,387.23を基にPBRを算出すると
約1.01倍となります。
上場時発行済み株式総数1,820,000株を基に時価総額を算出すると約25.5億円です。
2017年10月期の業績予想は減収減益見込みとなり、売上-0.5%、経常利益-5%の
予想が出ています。


現在の業績評価は、売上が横ばいで推移しており難しいです。
今後は上場による知名度を武器に、美容サロン向けに絞ったICT事業拡大が期待できます。
独自に開発した顧客管理及び販売管理を行うシステムと、集客支援ツールの他にも
介護サービス拡大も期待が出来そうです。


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※SMBC日興証券のIPO概要はこちらの記事へ

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