中村超硬(6166)初値予想とIPO分析記事になります。
産業革命機構のレッテルもあり個人投資家にはあまり人気が無いようです。
ただ仮条件上限が60円引き上げられ主幹事は強気姿勢のようですね。


中村超硬(6166)初値予想とIPO分析記事


業種:機械
市場:マザーズ
公開予定:06/24
BB期間:06/08~06/12


100株単位
公募株数 600,000株
売出株数 1,353,000株
合計株数 1,953,000株(19530枚)
※オーバーアロットメントによる売出し292,900株


想定価格 1640円 ⇒ 16.4万円必要!
仮条件  1640円~1700円に決定しました


【幹事配分】
野村證券
SMBC日興証券
いちよし証券
エイチ・エス証券
エース証券
岩井コスモ証券
岡三証券    岡三オンライン
高木証券
SBI証券
マネックス証券





仮条件上限の1700円で吸収金額を算出すると約33.2億円となり、
オーバーアロッオメントを含めると約38.2億円でマザーズ上場の規模では大きいです。
個人的にはあまり魅力を感じない銘柄なので消極的な参加となりそうです。


中村超硬(6166)IPO評判と業績推移
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中村超硬(6166)IPO評判
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電子材料スライス周辺事業、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業を営んで
いますが、1954年に創業したミシン用小ねじメーカー「中村鉄工所」からの出発となり
かなり実績はあるようです。しかし過去5年~6年を見ますと基本的に赤字です
現在の主力事業は電子材料スライス周辺事業で売上の6割を占め、その他は
特殊精密機器事業13.9%、化学繊維用紡糸ノズル事業25.3%となっています。


太陽電池製造のシリコンウエハスライス工程での固定砥粒方式の採用が着実に増加
していて、グループのダイヤモンドワイヤ販売とスライス加工受託においても需要が
回復しつつあるようです。ただ業績が回復するには至ってないそうです。
スマートフォンやタブレットなどの需要は堅調であるものの、新たな設備需要を本格的に
喚起するには至っていない状況ともあり、こちらも未だ回復の動きは緩やかだそうです。


何だかんだ言っても、マザーズ案件で規模が大きく、売出シャブシャブですし
基本赤字で今後は黒字ですよって言われてもね?って感じですね。
もちろん無配となっており、業績が倍々になる業種でもありません。
産業革命機構はシリコンウエハーとか好きな企業さんですが、結局自分達が
売り抜けないと儲からないので押し付けないでって、投資家も思っていたりして・・・
ちょっと渋く書いてみた 
産業革命機構の出資先企業はかなりあるので中村超硬がコケルと今後も厳しいでしょうか。





中村超硬初値予想1550円~1750円



【幹事団】
野村證券 1,699,500株
SMBC日興証券39,000株
いちよし証券 39,000株
エイチ・エス証券39,000株
エース証券 39,000株
岩井コスモ証券19,500株
岡三証券  19,500株株
高木証券  19,500株
SBI証券  19,500株
マネックス証券19,500株


【業績等の概要】
当連結会計年度の売上高は3,617百万円(前年同期比18.8%減)
営業損失373百万円(前年同期は389百万円の営業損失)
経常損失415百万円(前年同期は435百万円の経常損失)
当期純損失423百万円(前年同期は492百万円の当期純損失)
※平成25年4月1日~平成26年3月31日公開分


【類似企業】
第一カッター興業(1716)PER8.74倍
大阪工機(3173)PER11.92倍
旭ダイヤモンド工業(6140)PER19.96倍
日進工具 (6157)PER13.49倍


ロックアップは90日間でロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル出資がありますが、ロック掛かっています。
ストックオプションは行使可能残数が10.7万株程あるようですね~ 
 中村超硬(6166)IPOが新規上場承認記事へ


今後の見通しは増収増益となっており、これが達成されるのであれば
株価は初値よりも上に行くと思われます(決算予想や発表等で)
PERを出してみると約6.77倍となり控えめな印象を受けますが・・・・・
今後の経済に関係してきますが最悪期は脱した業種となっていますが市場が
歓迎するのかはまた別でしょう。


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【少しレアなIPO口座】
① 岡三オンライン証券のIPOは委託幹事が多かったりする
② 立花証券のIPOは1口座1抽選の完全平等抽選なのだ
③ 楽天証券のIPOは委託幹事が狙い目かもよ? 



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