ダイキョーニシカワ(4246)IPOの初値予想考察記事になります。


業種:化学
市場:東証(所属は未定)
公開予定:03/13
BB期間:02/25-03/03


【事業内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、国内外に当社、連結子会社15社、関連会社2社及びその他の関係会社1社で構成され、自動車樹脂部品の製造、販売を主な事業としております。当社グループは、商社、メーカーから原材料を仕入れ、インストルメントパネル、バンパー等の自動車部品及びバスユニット部材等の住宅設備機器を製造し、自動車メーカー、住宅機器メーカーに販売しております。

まとめると⇒ 自動車樹脂部品の製造、販売


【資金使途】
上記の手取概算額4,401百万円については、主に今後の当社の設備投資資金及び借入金の返済並びに研究開発費に充当する予定であります。具体的には、国内顧客の拡大を目的とする新製品に対応するための国内既存工場における設備投資として平成27年3月期に1,389百万円、平成28年3月期以降に1,201百万円の計2,590百万円、平成24年2月に設立したDaikyoNishikawa Mexicana, S.A. de C.V.の設備投資を目的とした借入金の返済として平成26年3月期に358百万円、平成27年3月期に716百万円の計1,074百万円を充当する予定であります。そのほか、顧客ニーズを先取りし新商品開発・技術開発をさらに加速するための研究開発費として平成27年3月期に450百万円を充当し、平成28年3月期以降に残額を充当する予定であります。


100株単位
公募株数 3,300,000株
売出株数 355,500株
合計枚数 3,655,500株(36555枚)


想定価格 1450円⇒ 14.5万円必要!
仮条件  1450円~1600円


【幹事団】
野村證券
ひろぎんウツミ屋証券
大和証券
SMBC日興証券
東洋証券
みずほ証券
SBI証券


       
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ダイキョーニシカワIPOは安定感がありますがIPO的なご利益は少ないようです。
自動車部品メーカーという位置づけで初値が伸びにくい製造業です。
仮条件上限が1600円となり東証2部上場だと公募辺りに落ち着くでしょうか。
上限に決定すると吸収金額は約67.3億円となります(下限61億円 OA込み)
昨年度上場したファルテックは上場後値を飛ばしましたが、初値は+5.3%でした。
ただし、東証1部上場になる可能性もあるので1部だとかなり人気になる可能性が
あり悩ましいですね。


ダイキョーニシカワ 初値予想
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ダイキョーニシカワIPO 業績動向
↑クリックで拡大します

        


売上の7割を占めているのはマツダ向けです。
(主要な樹脂部品供給サプライヤーでインストルメントパネルは全車種に供給)
特色としては、インストルメントパネルやバンパーなどの外装部品、オイル
ろ過装置などのエンジンルーム部品などを自社の技術力を用いて金属部品から
樹脂部品へ移行させています。
その他にも住宅部品(バスユニット、キッチンカウンター、人造大理石製品他)等
独自の材料ブレンド技術や加飾技術等を発揮した提案を行い顧客に供給しています。

ダイキョーニシカワIPO初値予想1600円~2000円

うまい具合に上場日は1社のみです。
また初値予想ですが、東証1部だと2000円に近く東証2部だと1600円に近いと
考えています。
東証1部だとトピックス組み入れなどもあるので機関投資家や個人なども巻き込む
でしょうか。


【幹事配分】
野村證券    2,997,800株
ひろぎんウツミ屋証券 182,700株
大和証券      182,700株
SMBC日興証券 109,600株
東洋証券      73,100株
みずほ証券     73,100株
SBI証券      36,500株


【業績等の概要】
前連結会計年度に比べ3,925百万円(4.7%)増加の87,655百万円
営業利益は前連結会計年度に比べ1,224百万円(38.2%)増加の4,433百万円
経常利益は前連結会計年度に比べ536百万円(14.4%)増加の4,248百万円
当期純利益は前連結会計年度に比べ331百万円(15.3%)増加の2,497百万円


【類似企業】
ファルテック(7215)PER5.91倍
イクヨ(7273)PER7.9倍
エクセディ(7278)PER12.25倍


ロックアップは90日間となり1.5倍解除となっております。
詳細は⇒ ダイキョーニシカワ(4246)IPO新規上場承認! 【東証上場で所属未定。野村主幹事案件】
結局微妙なIPOとなっていますが、一番のネックは東証2部上場だろうという事
でしょうか。公募割れは無いと考えますが、ここが一番怪しいのかも?


PERはEPS254.43を基に算出すると、仮条件上限1600円でPER6.2倍。
14年3月期は65%程度の増益見込みとなっており、考えて見ますと少しは上値が
あるのかもしれません。
マツダ(7261)は海外展開で成功していますのでダイキョーニシカワの売上が
伸びる予想はつきますが、初値では?
マツダは最高益更新中という事ですが赤字も長かったですよね~
自動車部品供給という事業を考えても大手の影響を受けますが、自社の樹皮製品など
は好評化されている模様です。

東証1部だとIPO的には良いので私は少し申込んでおきます。
みんなどうする?いっちゃう?
投資は自己責任です。


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