2022年も終わりに近づきました。そのためIPOの利益を計算してみました。毎年利益を得ていますが2022年は難しい年だったと感じます。
大きな利益を得られる銘柄が少なく初値もあまり飛ばなかったように感じます。
大手情報では10年ぶりに初値売買代金が9.9億円となり、10年ぶりに2桁億円を切ったとのデータが出ていました。
データ的にも盛り上がりに欠けていると出ているようです。
地政学的リスクの高まりもあり投資市場全体で軟調だったと思いますが、政権の影響などもあるのかもしれません。
非常に困難な1年だったように感じますが株式市場は25,000円~29,000円のレンジ相場でした。ほんとに疲れる年であり利益が出ているだけありがたいと思います。
2023年は更に地政学的リスク等が顕著化しなければと考えています。ほんとに難しい1年でした!
2022年に当選したIPOの銘柄と獲得数を調べてみました
2022年に当選したIPOの銘柄を調べ初値売却した場合の利益を調べてみました。当選銘柄は20銘柄で獲得数は34個になるようです。公開価格割れは3銘柄頂いているようです!
- Recovery International
- サークレイス
- フルハシEPO
- モイ
- ホームポジション
- 坪田ラボ
- マイクロ波化学
- イーディーピー×3枚
- 日本ビジネスシステムズ
- eWeLL
- FPパートナー
- SBIリーシングサービス×2枚
- Atlas Technologies
- ティムス
- 大栄環境×11枚
- スカイマーク×2枚
- オープンワーク
- note
- ダイワ通信
- アルファパーチェス
2022年第1号のIPOだったRecovery International(9214)では爆損しています。第1号IPOはアノマリー的に割れないと言われていましたが、簡単に割れ損失から始まりました。
公開価格3,060円に対して初値は2,640円と1単元あたり4.2万円の損失です!
需要が見込めなかった理由はロシアによるウクライナ侵攻だと思います。仕方がないため初値で損失を確定し細々と投資を続けることになります。
地政学的リスクがこのような結果に結び付きとても心配したことを覚えています。世の中何が起きるのかわからないと勉強になりました。
ただIPO人気に陰りが出てきたためなのか当選銘柄数はそれなりにあります。
運命を分ける銘柄となったのはイーディーピー(7794)だった!
2022年の収益を押し上げたのはイーディーピー(7794)でした。利益が大きく狙えると思いSBI証券のIPOチャレンジポイントを使って2名義分の当選を頂いています。もちろんNISA口座で買い付けているため税金を引かれていません!
さらにイーディーピーが主幹事で当選し合計300株配分の奇跡が起きました。IPOを長く続けていると面白いことも起きるようです。
公開価格5,000円に対して初値は8,200円でした。セカンダリーまで売るのを引っ張り300株で税引100万円程度の利益を得ることができました。
個人的な銘柄分析では中長期的に上値が狙えると分析していましたが、ネガサ株という理由で確実に利益を得たいため上場1日目にすべて売却しています。
そもそも損することが怖いと考えているためホールドする勇気がありません。
売らずに保有し続ければ100株で100万円は抜けたと思います。目論見でも円安による業績の上方修正期待が確認できていましたからね。
結局はチキンなだけです。知り合いは初値で売らず大きな利益を得ているようです。ただ富裕層なので一般人と投資スタンスが異なるはずです。まるでタラレバ状態です!!
2022年のIPO利益は総額いくらだったのか?まとめ
2022年のIPO利益は税引き前で214.4万円になります。ただ個別に確認するとNISA口座なども利用している銘柄があるため170万円~180万円近くは利益確定だと考えています。セカンダリー投資もトータルで利益が出ているため結果的に満足しています。しかし、SBI証券のIPOチャレンジポイント枠当選を使っていなければ前年度割れの利益となるため考えものです。
もしかするとIPO投資がヤバイ方向に向かっているのかもしれません!
IPOは利益が出やすい投資だと思います。さらにリスクが限定されると考えており優位性があります。
しかし周りを確認すると前年度割れの利益となった方も多いと感じています。
- ウェルプレイド・ライゼスト(9565)騰落率429.91%
- サークレイス(5029)騰落率222.22%
- ANYCOLOR(5032)騰落率214.38%
- スマサポ(9342)騰落率181.25%
- トリプルアイズ(5026)騰落率150.00%
騰落率順位を確認すると上記のようになります。私は全て落選しています。
一番落ち込んだのはANYCOLOR(エニーカラー)でした。公開価格1,530円で初値4,810円になり、セカンダリーでも株価が短期的に上昇した銘柄です。公開株数も多かったため当選する気満々でした。
ただ全体的にみれば初値需要が減り10億円程度の上場でも心配する銘柄が多くありました。
特にダウンラウンド案件で赤字のまま上場するIPOが多く悩ましい銘柄が登場しています。業績も赤字拡大予想が普通に見られ、これまでのIPOとは異なり難しい1年となりました。
2023年はどうなるのでしょうか?
東京証券取引所の市場再編も行われIPOに資金が向かっているようにも感じません。ただ相場全体でそのように感じるため微妙な1年だったように思います。
また、初値が軟調だったぶんセカンダリーに資金が入りやすく、利益を得られた投資家も多かったように思います。
私は結果的に利益を得られましたが皆さんはどんな1年となったでしょうか。正直なところ疲れる1年だったと身に染みています。
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