テンポイノベーションIPO初値予想とIPO分析記事になります。親会社がクロップスになり親子上場です。親子上場は懸念材料になりますが、最近ではあまり意識されない傾向にあります。初値は高くなると予想します!主幹事は東海東京証券なので初値期待も高そうです。
業種:不動産業
市場:東証マザーズ
公開予定:10月25日
BB期間:10月10日~10月16日
100株単位
公募株数 50,000株
売出株数 324,400株
合計株数 374,400株(3744枚) ←株数からも初値は良いと思います
※オーバーアロットメントによる売出し56,100株
想定価格 3,000円 ⇒ 30万円必要
仮条件 3,000円~3,100円に決定しました!
公開価格 10月17日に決定予定です
【幹事団】
東海東京証券(主幹事) ←東海東京証券のIPO取扱いは多い
大和証券
SBI証券
岩井コスモ証券 ←後期型IPOで取り扱いが多い
エース証券
エイチ・エス証券
水戸証券
マネックス証券 ←マネーフォワード当選しました
松井証券
丸三証券 ←口座が無い人多いです
岡三証券 岡三オンライン
テンポイノベーションIPOの評判と分析
仮条件上限は想定価格より100円引き上げられ3,100円になりました。
市場からの吸収額は11,6億円、オーバーアロットメントを含めて約13.3億円です。
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不動産オーナーから賃借した店舗物件を店舗出店者に転貸する店舗賃貸事業を行う企業です。
不動産オーナーは負担となることの多い賃料回収業務が不要となり、賃貸料収入の安定につながります。また、店舗出店者の管理についは飲食事業者との各種交渉に対応する煩わしさから解放されます。不動産業者の場合は、同社を店舗物件の専門家である借り手として不動産オーナーに紹介するメリットが生まれるそうです。
同社が紹介する店舗物件は、転貸借契約を前提としており、専門の部署による調査を経た賃借需要が見込まれる物件に限られています。また、出店費用を抑えることができる居抜き物件を多く扱っている点に特徴があります。
よって、小規模・中規模の事業者において選ぶメリット費用の削減にもつながります。
店舗撤退者においては、同社がサポートするWEBサイトを通じ出店希望登録者のマッチングすることで、原状回復工事費等のコストを削減し、造作代金を受領する等により閉店コストを削減できるメリットが生まれます。
公式サイト実績では保有賃貸物件数1,116店舗、登録出店希望者数45,691社、年間成約実績数307店舗のデータ開示があります。
テンポイノベーションIPO初値予想と幹事引受株数
テンポイノベーション(3484)初値予想4,500円
【幹事配分株数】
東海東京証券(主幹事) 333,600株 ←東海東京証券のIPO取扱いは多い
大和証券 7,500株
SBI証券 3,700株
岩井コスモ証券 3,700株 ←後期型IPOで取り扱いが多い
エース証券 3,700株
エイチ・エス証券 3,700株
水戸証券 3,700株
マネックス証券 3,700株 ←マネーフォワード当選しました
松井証券 3,700株
丸三証券 3,700株
岡三証券 3,700株
テンポイノベーションIPOの上場類似企業
【業績等の概要】 平成28年4月01日~平成29年3月31日
売上高5,386,062千円(前年同期比27.4%増)
営業利益311,636千円(同11.1%増)
経常利益327,836千円(同12.2%増)
当期純利益199,917千円(同9.9%増)
第12期第1四半期累計期間(平成29年4月01日~平成29年6月30日)
売上高1,574,422千円
営業利益120,934千円
経常利益125,715千円、四半期純利益81,895千円
【類似企業】
日本商業開発(3252) PER21.58倍 PBR1.73倍
G-FACTORY(3474) PER21.06倍 PBR3.89倍
クロップス(9428) PER15.06倍 PBR2.46倍
テンポイノベーションIPOのロックアップとストックオプション
ロックアップ期間は90日間となり、ロックアップ解除倍率の記載はありません。
ベンチャーキャピタル保有株は「Net Capital Partners」1社で98,000株になります。
ストックオプション総数は104,100株存在し、94,300株が行使期限を既に迎えています。
(発行価格は305円)
株主優待の設定はありませんが、配当予想が24.6円となっています(配当利回り約0.8%)
⇒ テンポイノベーション(3484)IPOが新規上場承認記事へ
EPS130.11を基にPERを算出すると約23.83倍、BPS678.18を基にPBRを算出すると約4.57倍です。
上場時発行済み株式総数2,050,000株を基に時価総額を算出すると約63.6億円になります。
2018年03月期の業績予想は売上23%増、経常利益23.2%増の見込みになります!
売上や利益は拡大傾向にあり今後の成長期待もできそうです。
ベンチャーキャピタル出資はあるものの株数は少なく、その他に売り急ぐ株主も見当たりません。
初値が高騰するような事があれば他の類似企業水準まで下げるでしょう~
公開株式数は少ないためIPOを手にした方の初値売りも限定的か?
幹事配分からも主幹事の東海東京証券以外での配分はよほど運がよくない限り難しいでしょう。
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