レントラックス（6045）初値予想とIPO分析記事になります。IPOブロガーも驚く仮条件上限が想定よりも引き下げられた案件となります。SBI証券主幹事で公開株数は37万株程度なので人気となるはずなんですけどね。機関投資家のリサーチで評判が良くなかったのでしょうか。
業種：サービス業
市場：東証マザーズ
公開予定：04/24
ＢＢ期間：04/08～04/14
100株単位
公募株数 369,000株
売出株数 0株
合計株数 369,000株（3690枚）
※オーバーアロットメントによる売出し55,000株
想定価格 1980円 ⇒ 19.8万円必要！
仮条件 1630円～1750円に決定しました
【幹事団】
ＳＢＩ証券（主幹事） ←SBI証券のIPOポイントについて
SMBC日興証券
藍澤證券
岩井コスモ証券
エース証券
極東証券
東海東京証券
東洋証券
マネックス証券
想定発行価格1980円から仮条件上限1750円に引き下げられました。
これに伴う吸収金額は約6.5億円となり、オーバーアロットメントを含めると
約7.4億円とマザーズ上場にしては規模がやや小さいです。
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成果報酬型広告サービス（アフィリエイト）を行っている企業で、パソコンやスマートフォン
向けに運営を行っています。類似企業も多く新鮮味はありませんが、IPO的には鉄板でしょう。
検索連動型広告代行も行っており、ヤフー社の提供する「Yahoo!プロモーション広告」及び
グーグル社の提供する「Google AdWords」を中心に広告の取次代理を行っています。
主力の成果報酬型広告サービスとは、サービス利用者獲得や見積り・会員獲得等に関する
広告掲載を希望する企業のウェブサイト上で、広告を通じた集客によりサービス利用者を獲得
した場合や、サービスの見積り・会員登録が行われた場合等、広告主が期待する成果が発生し
たことを、広告主により承認された場合に成果報酬を受領する仕組みの広告形態です。
皆さんもご存知ですね ＾＾
成長性が高いため、新鮮味が無くとも人気でしょうか。
ただコストや技術の進化などの競争環境も激化すると思われるだけに、市場における優位性を
高めていく体制が必要と思われます。
【トレーダーズ・ウェブ参考】
2014年3月期の売上高構成比は成果報酬型広告サービス事業89.0％、
検索連動型広告代行事業5.8％、その他事業5.2％
レントラックス初値予想3300円
【幹事配分】
ＳＢＩ証券 324,600株
SMBC日興証券18,500株
藍澤證券 3,700株
岩井コスモ証券3,700株
エース証券 3,700株
極東証券 3,700株
東海東京証券3,700株
東洋証券 3,700株
マネックス証券3,700株
【業績等の概要】
売上高は2,127,491千円（前期比230.0％）
営業利益159,262千円（前期比468.2％）
経常利益156,273千円（前期比596.3％）
当期純利益は113,820千円（前期比382.5％）
セグメント別の売上高は、成果報酬型広告サービス事業が1,893,194千円（前期比223.6％）、検索連動型広告代行事業が123,187千円（前期比4,070.5％）、その他の事業が111,110千円（前期比147.4％）となっております。また、セグメント利益は、成果報酬型広告サービス事業が343,841千円（前期比207.5％）、検索連動型広告代行事業が22,710千円（前期比6,090.9％）、その他の事業が63,565千円（前期比111.7％）となっております。
【類似企業】
フルスピード（2159）PER15.08倍
アドウェイズ（2489）PER74.44倍
バリューコマース（2491）PER20.6倍
ロックアップは90日間の設定となっており、ロックアップ解除倍率は記載無し。
ベンチャーキャピタル保有が多くロックアップも掛けられていない点はかなりのデメリットです。
ストックオプション行使可能分があり、仮条件上限の引き下げに関係していたのかも
しれません。
EPS85.66を基にPERを仮条件上限の1750円で算出すると約20.4倍となります。
配当はありません。
⇒ レントラックス（6045）IPOが新規上場承認記事へ
VCが初めから売ってこなければそこそこの初値を付ける可能性が高いと思います。
4月第4週は立て続けに5社の上場となりタイトな日程なのでそこまで期待が出来ないかも
しれませんが狙うならレントラックスIPOは良いと思います。
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