スカイマーク(9204)と大栄環境(9336)のIPOについて上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


地合い良好のため公開価格を超えてくると考えていますが、今晩のNY市場も気になります。両銘柄とも利益が期待できそうです!


スカイマーク(9204)IPOの上場直前の初値予想
※スカイマーク公式ページ引用


先にスカイマークから確認を行いたいと思います。東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段1,170円(公募・売出価格)
上限値段2,691円(更新値幅59円、更新時間10分)
下限値段878円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲293円以上、4,680円以下


スカイマークが上場承認された時よりも現在のほうが期待されていると感じます。油断ならない銘柄だと思いますが、海外勢の株式取得が旺盛だったことから楽観視している投資家が多いようです。


日本国内では不人気傾向にあると事前に伝わっていました。しかし地合いの回復と共に個人投資家も「割れないのでは?」と感じているように思います。


そもそもVC売出し案件のためIPOでは好まれません。某紙によれば来期業績予想ベースでバリエーションが高くANAやJALを上回る観測のようです。


全国旅行支援の延長は追い風となっているようですが、ファンド出口案件だと国内勢は慎重に取引を行う傾向があるようです。


公開株式数の変更が何度も行われ上場規模は約373.9億円、時価総額は約705.9億円となっています。グロース市場への上場としては大きなサイズになります。


また、日本市場だけだと約149.6億円規模になります。海外配分が6割のため海外勢は日本投資家と感覚が異なるようです。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

スカイマークの上場データと初値予想を考察


スカイマーク(9204)の上場直前の初値予想はこうなる!

スカイマークの上場直前の初値予想を調べてみました。気になる方は多いはずです!


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は1,230円となっています。


新型コロナウイルス感染症により上場を延期し、ようやく再上場することになっています。できる事なら関わりたくない方もいるようですが、海外勢とスタンスが大きく異なるようです。


株主のANAホールディングスが今後どのように動いてくるのか?とそこも楽しみにしています。筆頭株主になることはないと思いますが、同社を上手く利用してきそうな気がします。


スカイマークは上場後に株主優待設定の期待もあります。ただ安定した利益を確保できなければ負担になるだけなのでしばらくは様子見でしょうか。


日本のコロナ対策に疑問を持つ方も多く、2023年は空運業に追い風が吹くと良いですよね。


重要事象付きのIPOとなっていることはデメリットだと思いますが、来期は解消予定となっています。良い材料と悪い材料が入り乱れているものの一定の需要が見込めるようです!


初値後にどう動くのかはわかりませんが確認しておきたいと思います。IPOに当選しているため板を確認しながら売却する予定です。


大栄環境(9336)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

大栄環境は個人的に気になっているIPOです。


理由は最終的に1,000株以上を獲得できたからです。何故か後期型抽選で当選株数が増えてしまいました!


大栄環境(9336)IPOの上場直前の初値予想
※大栄環境公式サイト引用


東京証券取引所から発表された大栄環境の気配運用は下記のようになります。


項 目気配運用の内容
板中心値段1,350円(公募・売出価格)
上限値段3,105円(更新値幅68円、更新時間10分)
下限値段1,013円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲338円以上、5,400円以下


大手の上場直前の初値予想は1,480円となっています。


同社は産業廃棄物処理の大手になり中長期的な成長が見込まれています。


ただIPO時には人気となる「熱」が必要だと思います。最終処分場の確保は業界でも大変なようですし、処理施設も最大規模となっていることから一定の人気があると思います。


上場承認時は人気があまり見込めないと思いましが、IPOに資金が入っているため期待しています。上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

大栄環境の上場データと初値予想を考察


業績は2023年3月期で増収減益となりますが、どこかのタイミングで株価が上昇すると思います。産廃系の銘柄は気が付くと上昇しているパターンを多く見かけます。


ただ短期的には横ばいで推移する可能性が高いと思います。同社のPERは1,350円算出で14.8倍となり妥当なところにあるように思います。許容されてもPER20倍まででしょうか。


上場後は業績拡大、もしくはコスト削減などで収益性を高めないと株価上昇にはつながりにくいかもしれません。M&Aなどは行う意向があるようです。


kimukimu

上場規模は約498.4億円、時価総額は約1283.6億円と大型になります。プライム市場を考えるとそうでもありませんけどね。



こちらもスカイマークと同じで海外販売が行われているため、日本市場だけの吸収を計算すると約249.2億円になります。上場後は指数買いも期待されます。


一見不人気だと言われているIPOが機関投資家には人気というパターンなのかもしれません。意外とその傾向がありますからね。


老舗企業なので今更上場しても?という意見も多いようです。


また、業績予想は保守的に考えられているため経済が活性化すれば、減益見込みから増収となる可能性もあるかもしれません。


スカイマークと大栄環境のIPOは両銘柄と微妙だと思いますが、上手く発進してくれると続くIPOに良い影響がありそうです。本日上場のproperty technologies(5527)は良い初値が付いています!


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