スカイマーク(9204)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。2015年1月の上場廃止から7年半以上が経過し再上場となります。


主幹事は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、BofA証券の3社が共同で引受けます。


公開株数27,789,400株でオーバーアロットメント4,168,400株になり、上場規模は想定発行価格1,150円から計算すると約367.5億円になります!


スカイマーク(9204)IPOが上場承認
※スカイマーク公式サイト引用


国内募集は202.1億円なので何とかなりそうな気もしますが、JAL(日本航空)のように上手く行くとは限りません。


新型コロナウイルス感染症により赤字が3期続いたため、もう上場しなければ体力がないのでは?とも考えられます。今期は黒字転換になると予想されますがIPOで人気があるのかは別です。


同社は国内線収益の安定確保に注力するそうですが、機材更新停滞により経年機が増加していると観測されています。


今後はボーイング737MAXシリーズの「ボーイング737-8型機」と「ボーイング737-10型機」を導入する予定となっています。上場による手取金の使途では新機材導入関連投資が予定されています。


2022年11月に現在運航中のボーイング737-800型機の後継機として、ボーイング737-8型機を6機リース契約しています。VCが介入しているため以前のように先走りはないと信じたいですね。


スカイマーク(9204)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日12月14日
市場グロース市場
業種空運業
事業内容定期航空運送事業等
ブックビルディング11月28日~12月02日
想定価格1,150円
仮条件1,150円~1,170円
公開価格12月05日
初値結果
企業情報https://www.skymark.co.jp/ja/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途
  • 新機材導入関連投資
  • 借入金返済


項目株数データ
公募株数13,043,400株
国内募集7,173,900株→ 6,521,700株
海外募集5,869,500株→ 6,521,700株
売出株数14,746,000株
国内売出6,234,500株→ 5,288,800株
海外売出8,511,500株→ 9,457,200株
公開株数(合計)27,789,400株
オーバーアロットメント4,168,400株
上場時発行済み株数60,329,400株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約693.8億円
幹事団大和証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
BofA証券(共同主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券
SBI証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
岡三証券
東海東京証券
丸三証券
水戸証券
あかつき証券
委託見込岡三オンライン
CONNECT


スカイマーク(9204)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,150円を基に吸収金額を算出すると約319.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約367.5億円規模の上場となります。


日本国内における上場規模はOAを含め約202.1億円になります。


スカイマークは1996年11月に設立され、定期航空運送事業に係る路線免許取得の活動を経て1998年9月19日、航空機1機により羽田~福岡線に就航したことが始まりのようです。


航空運送事業で規制緩和政策を受け、当時の大手航空会社等に対し半額運賃を武器にしたことは業界に激震をもたらしたと考えられます。


現在は、北は北海道から南は沖縄県・宮古まで12空港・23路線・1日当たり150便の運航をボーイング737-800型機で行っています。


スカイマークの業績
※有価証券届出書引用


同社は首都圏からアクセスがよい東京国際空港(羽田空港)を主要拠点としています。また、世界的にも利用旅客数の多い空港の一つと言われています。


羽田空港を拠点とする路線は、旅客単価が高く収益性に優れているとされています。


同社はこれらの路線に戦略的に集中して運航することとし、新型コロナウイルス感染拡大前である2018年度の旅客収入、旅客数及び運航便数における羽田空港国内路線の占める割合は、それぞれ約64%、約57%、約54%となっています。


スカイマークIPOの高品質なサービス実績
※有価証券届出書引用


スカイマークは保有・運用コストが比較的低廉な小型機である「ボーイング737-800型機」のみの単一機材で運航しています。


これにより、整備士や部品が統一され整備コストが抑制されるそうです。


また、パイロットに必要なライセンスも1種類となり、乗務員養成もシンプルとなるため、整備コスト以外のコストの抑制にも繋がっているそうです。


このようなことができていたのなら上場廃止には追い込まれなかったのかもしれませんね。スカイマークを助けたインテグラルも新型コロナウイルス感染症の影響でかなり耐えたのではないでしょうか。


スカイマークIPOの営業実績と輸送実績
※有価証券届出書引用


リーズナブルな価格などにより、大手航空会社やLCCなどの格安航空会社との運賃競争において価格優位性を確保していくそうです。


現在の利用者の口コミなどを確認すると好感度が高いと思います。ただ上場後に現在のサービスを維持できるのかはわかりません。


新型コロナウイルス感染症も終焉を迎えるとされ、航空業界には追い風だと思います。同社は国内線のみの運航を行っているため安定した需要が見込まれています。


業績回復も早いとされていますが、巷ではコロナ第8波との報道が増えています。上場するタイミングで悪材料が出ないことを願うばかりですね。


スカイマーク(9204)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は1996年11月12日、東京都大田区羽田空港三丁目5番10号に本社を構えます。代表取締役社長執行役員は洞駿氏(1947年11月01日生まれ)、株式保有率は0%です。


洞駿氏は官僚を経て全日本空輸(ANA)の顧問などをされていた方です。現在はパラカ株式会社の社外監査役もされています。


従業員数2,365人で臨時雇用者0人、平均年齢37.14歳、平均勤続年数8.83年、平均年間給与5,447,000円です。出向社員や訓練生は除かれています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
インテグラル2号投資事業有限責任組合20,300,700株42.93%
UDSエアライン投資事業有限責任組合15,793,524株33.40%
ANAホールディングス株式会社7,802,190株16.50%
Integral FundⅡ(A)L.P.2,244,300株4.75%
インテグラル2号SS投資事業有限責任組合1,145,286株2.42%×
※全株主5名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2023年6月11日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


スカイマーク(9204)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が1,150円~1,170円に決定し吸収金額は最大で約373.9億円、時価総額約705.9億円になります。


また、国内販売株式数が減らされ海外販売株式数が増やされています。日本国内だけの上場だと約186.95億円です。上場承認時よりも意外にBBが積み上がりそうな雰囲気となっています。


ただ重要事象付きのIPOとなっているためもどかしさもあります。理由としては2期連続の赤字を計上し借入金もある中で経営不振に陥る可能性があるとの判断だと思います。


コロナ禍が落ち着く前提での上場のため来期は解消されるとの見込みです。


同社は現時点で海外路線を持たない経営となっており、日本国内の経済状況が業績に付与すると考えられます。


コロナ第8波の懸念はありますが、インテグラルの出口案件のため今回も「やってのけるのでは?」との観測もあるようです。値付けは来期を織り込んだ株価設定となっているそうです。


指標を取りまとめJALやANAと比較した場合は割安になるそうですが、この2社と比較対象にはならないと思います。企業規模が違い過ぎますからね。


大手初値予想1,100円~1,400円
修正値1,150円~1,250円

※注目度A


業績を確認すると2023年3月期の単独予想を確認することができました、事業収益848.08億円となり前期比79.88%増、経常利益44.46億円となり前期-150.79億円からの黒字転換となります。


四半期利益は90.13億円となり前期-67.29億円からの完全黒字予想となっています。


公開価格が1,170円決定の場合の指標はEPS176.11からPER6.64倍、BPS523.12からPBR2.24倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


既に類似企業の株価は来期を見据えたバリュエーションになっているとの観測があり、同社もその中に含まれるようです。まだ回復半ばのため地合いが改善すれば上値を試すと考えられますが、上場時点では不透明感が残ります。


まとめとして、海外販売が増加し仮条件上限が20円引き上げられたため機関投資家の評価はそれなりに高いようです。ただ現時点で空運業の不透明感が払しょくされたわけではありません。


某紙も買い優勢となる予想を出していますが、結局は公開価格割れも視野に入れておくことを否定できないようです。


個人的にもそう思いますが、なんだかんだ言いながら公開価格をほんの少し超える初値が付くのでは?と考えています。IPO抽選に参加するスタンスは中立になりますが、100株当選を目指して少し申込を行いたいと思います。


既に店頭組の情報では営業が行われているそうです。販売に苦戦しているようではなさそうですが、経営破綻時に同社株を保有していた投資家も多くイメージは悪いようです。


IPO投資としてはリスクが高い銘柄となるためスルーしても良いのではないでしょうか。私はスリルを味わいたいだけです。複数単元の配分だとキャンセルも考えると思います!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(共同)5,911,600株44.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同)5,911,600株44.00%
BofA証券(共同)354,400株3,00%
SMBC日興証券180,700株1.53%
みずほ証券180,700株1.53%
野村證券180,700株1.53%
SBI証券95,600株0.81%
松井証券95,600株0.81%
マネックス証券95,600株0.81%
楽天証券95,600株0.81%
岡三証券31,900株0.27%
東海東京証券31,900株0.27%
丸三証券31,900株0.27%
水戸証券31,900株0.27%
あかつき証券10,600株0.09%
※2022年11月29日に割当株数を修正しています


ついに上場承認されました。株価設定が割安なのかは今後調べたいと思います。


上手く羽ばたいていただきたいと思いますがIPOで利益を出すには少し厳しい印象を受けます。VCなどのイグジット案件になりますからね。


ただ準備だけは行っておきましょう。直近で賑わったソシオネクストやSBIリーシングサービスのように人気が見込めるかもしれませんからね。


意外に松井証券あたりが当選しやすいかもしれません。IPO当選もしくは補欠当選後にキャンセルするとペナルティーがあります。


kimukimu

妻はこれで半年間IPOに参加しませんでした。



今回はIPOに当選しやすい状況なので主幹事以外でも当選確率がいつもよりも高そうです。


IPO以外の投資だと円安で利益が割り増しになるETF投資は如何でしょうか。THEO+docomoだと1万円からETF(上場投資信託)に投資ができます。


私も5年くらいコツコツ続けています。ドコモユーザーだとdポイントが貰えるためメリットが高そうです。私はauユーザーですが利用しています。興味があれば下記記事でまとめているので参考になればと思います!




今月末までマイメイトのタイアップで2万ポイントをプレゼントしています。条件は口座開設を行うだけなのでよかったらご利用ください。


ポイントを利用して優秀なエージェントをコピーすることで収益を得られる可能性があります。初心者に特にお勧めのサービスとなっています。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
日本航空(9201)PER26.47倍PBR1.53倍
ANAホールディングス(9202)PER34.54倍PBR1.64倍
スターフライヤー(9206)PER7.5倍PBR-倍
※2022年11月29日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
該当事項なし-株-円


ストックオプション(新株予約権)は該当事項なしとなっています。


再上場案件になるためストックオプションの発行は行われていないようです。VCのインテグラルの言うことを聞かなければなりませんからね。


スカイマーク(9204)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

スカイマークのIPOは大栄環境(9336)と同日上場となり残念です。


大栄環境はプライム市場に直接上場し約468.8億円の吸収となっています。しかも連日上場になるため個人投資家の資金は向かいにくそうです。


スカイマーク(9204)IPOのまとめ
※スカイマーク公式サイト引用


航空機は座席数の問題や燃料などのコスト問題などもあります。同社では機材導入や見直しなどでさらなるコスト軽減も行うとされています。


運航品質面で2021年度においても5年連続となる「定時運航率NO1」を確保し、2022年度には「顧客満足度」第1位を獲得しているそうです。


今期は税務上の繰越欠損金が存在するため法人税等の軽減が行われるはずです。そのため利益面の期待ができそうです。


また、旅客航空運送業界は春季及び夏季、年末年始に需要が増加する傾向にあるそうです。


有利子負債を調べると2022年3月期末で総資産の38.34%となっていました。上場により資金を調達することで、しばらくは財務面の心配も低くなりそうです。


新型コロナウイルス第8波で収益が悪化すると株価にも響くと思います!


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